“不倫“と似た言葉で“浮気“がありますが、どう違うのかご存知でしょうか?
決定的な違いは一方が「結婚」をしているか、していないかにあります。既婚者と関係を持つことを“不倫”と言います。昔から不倫は、既婚男性と未婚の女性とのパターンが多いです。
あなたは不倫と聞いてどんなイメージを思い浮かべますか?賛否両論あると思いますが、世間的に言えば批判や噂のネタにされやすい関係性ですよね。不倫をする二人の背景には妻・旦那・子供がいます。自分たちが関係を持つことで、傷つける家族がいる。それをわかっていて、何故人は不倫をしてしまうのか?
今回は不倫関係になぜ陥るのか?の観点から「不倫のきっかけとなりやすい状況」と「不倫をする理由・人間心理」「不倫の注意点・不倫をさせないテクニック」について紹介していきます。
不倫のきっかけとなりやすい状況
現状、不倫にまったく興味がなく「不倫はしない」と思ってる方も多くいらっしゃると思います。しかし不倫のきっかけは、日常生活の様々なところに点在してます。それは、どんな状況なのか?
まずは「不倫のきっかけになりやすい状況」について紹介していきましょう。
会社や職場での打ち上げ・飲み会
これは会社勤めをされている方には、機会も多いですし付き合いの場でもありますよね。もちろん上司や先輩・後輩・男女混合の飲み会になることもあります。お酒も入りますので、酔った勢いで軽いスキンシップや普段職場では話さないような色気のある会話になることもあります。
そして、お酒が入ると性的欲求が高まります。飲み会の帰り際が不倫のきっかけになりやすく、お互いに酔っていた場合は、一緒に帰ることを口実に輪から離れ、そのままホテルに直行といったパターンも多くあります。男性同士の飲み会であれば、二次会・三次会のキャバクラや・風俗などで出会うこともあるでしょう。
また時間外業務・残業後の飲み会は、少人数である可能性が高いので、プライベートな相談や悩みを打ち明けたりしやすいです。そのため距離が縮まり、関係が親密になりやすい傾向にあります。
インターネットでの出会い
現代のインターネット業界は日々進化しています。ソーシャルネットワーク・ゲーム・メール・コミュニティなどインターネットには出会いが沢山あります。同じ趣味や共通の話題で盛り上がることが多いので、実際に会った時は意気投合しやすいです。
昨今は携帯からスマートフォンへ変更する人口も年々増え、年配者でも簡単に操作をしサイトやアプリで新規登録などすれば、ネットを通して出会いの場を広げることが可能です。
もっとも手軽で、後腐れがない出会い方ではないでしょうか。ただ、犯罪に巻き込まれる可能性もありますので、安易に会ったりするのは充分に用心しましょう。
女性に多い趣味の習い事
これは男性よりも女性に多いと思います。子供が大きくなって自分の時間に余裕ができると、趣味が出てきて習い事を始めたりします。またはママ友同士の付き合いで習い事を始める方もいるでしょう。教室・授業・セミナーに出向く様になりますので、出会いが圧倒的に増えますね。
例えば、手取り足取り根気強く教えてくれる講師を好きになったり、同じ教室の生徒同士やチームで楽しい時間を過ごし、好意を寄せたりします。なかでも、ワークアウト・スイミングスクール・社交ダンス・ゴルフレッスンなど身体を密着させる習い事は、不倫や恋愛関係に発展しやすいのです。
社内旅行・社内イベント
普段、会社での働く姿しか知らない異性と旅行に行くということは、旅先で環境も変わりますし、相手の知らない一面を見ることになります。また、社内旅行や社内イベント等は普段のスーツ姿から休日の私服スタイルになるので、なおさら新鮮に感じます。
そういった普段とは全く違うギャップを発見してしまうと、自分でも気づかぬうちに、相手に好意を抱いたり、異性として意識し始める可能性は高いでしょう。社内で会う時も、今までとは違う見方をしてしまいます。ここから恋愛感情が生まれ、社内恋愛になることもあります。
元恋人と再会
元恋人の連絡先を、以前携帯に登録し忘れてそのままにしている・・・といったことはないですか?今はラインやフェイスブック等で、現在相手がどんな生活をしているのか確認することが簡単に出来ますので、懐かしさから連絡を取ったりすることもあります。
大抵、過去の思い出は美化され記憶に残っていますので、再会し懐かしさのあまりに“焼け木杭に火が付く”なんてことにもなりかねません。
不倫をする理由・人間心理
人はなぜ「してはいけないこと」だと理解していても不倫をするのでしょうか?
次は不倫をする理由・人間心理についてまとめてみましょう。
スリルを味わいたい
幼い頃に親から「やってはだめ!!」と注意されると、無性に気になってしまいコッソリやり、親にバレて怒られる。こんな経験は誰にでもありますよね。不倫も同じです。通常の恋愛にはないスリルが感じられるので、ハマってしまうのです。
恋愛はスリルやリスクがあったほうが、燃え上がりやすい傾向にありますので、セックスも同様に考えられます。スリルや罪悪感が燃料になるんですね。特に職場での不倫はいつも相手が側にいるのでなおさら刺激的です。脳内にアドレナリンが分泌されるので歯止めが利かなくなります。
また、すぐに手に入らない恋というのは、恋心に切なさが内包されているため、自分に酔っているナルシストタイプの人は、不倫にハマる確率が高いです。
承認欲求を“家“ではなく“外“に求めている
結婚とは生活です。子供や両親同居となると、なかなか落ち着ける場所がなく逃げ出したくなります。またセックスレスにも陥りがちです。家にいるよりも、会社で仕事をしていたり不倫相手や愛人と過ごしている方が自身の承認欲求が満たされるので気持ちが楽になるのです。相手から求められることで、自分は此処に居ていいんだと感じます。
日本は世界的にみても豊かな国です。お金や物といった物質的な欲求よりも“社会的に評価されたい・認められたい・尊敬されたい“といった承認欲求が高い国民性なのかもしれません。
その為、相手には自分よりも弱い相手を求めます。パワーバランスで相手が「下」の場合は求められやすいですし、相手が自分から離れる可能性は低いと感じるので、安心するのです。
トキメキが欲しい
年齢を重ねていくつになっても、恋するトキメキが欲しいのです。トキメキは時に、向上心ややる気も出させてくれるので日常生活の活力やハリになります。若い相手と付き合うことで、自分も若々しくいられると考えます。
ただ、このトキメキは同人物に長く感じることは出来ません。それはトキメキの元と言われる脳内物質の恋愛ホルモン(ドーパミン)の期間が好きになってから約1年半~3年間と言われているからです。不倫を同じ相手と、3年以上続けている方は少ないのではないでしょうか。
不倫をする人は同じ行為を繰り返すので、また新たなトキメキに出会うため不倫相手や愛人を探し求めます。
不倫の注意点・不倫をさせないテクニック
不倫には浮気と違ったリスクがあります。最近では妻や旦那が、証拠を出すために探偵を雇ったりします。
最後に“不倫の注意点“と“パートナーに浮気をさせないテクニック“を紹介します。
夫婦仲に亀裂が入る
妻・旦那に不倫がばれた場合に、避けて通れないのが夫婦仲の悪化です。これは避けることが難しいです。相手から軽蔑のまなざしを注がれますし、信頼関係が崩れますので共同生活にも支障が出てきます。不倫の結末はキレイに清算できない場合、泥沼化し家族の崩壊へ向かっていきます。
そして、パートナーの心を深く傷つけてしまいます。状況によっては修復できない場合もあるので、離婚になることも可能性として考えられます。また社内不倫の場合は、社会的立場を追われる事も考えられるので注意が必要です。
離婚・調停
夫婦関係が修復不可能な場合は、離婚することもあり得ます。不倫をした当人たちに責任があるので、慰謝料の請求は浮気相手にも及びます。物的証拠がある場合は不倫された立場の人が圧倒的に強いのです。
またお互いの話し合いでまとまらない場合は離婚調停・結婚費用調停等の申し立てを家庭裁判所にすることになります。一回の調停で離婚できることは稀ですので、数回にわたり調停となると期間も長期にわたりますし、離婚弁護士に依頼した場合かなりの費用がかかります。調停で疲労困憊し精神的に鬱になる人もいるくらいです。不倫をするなら、ある程度の覚悟が必要です。
不倫させないテクニック・対処法
もちろん不倫はする方が悪いのですが、パートナーにも不倫をさせてしまう原因が多少なりともあるかもしれません。お互いの歩み寄りとコミュニケーションが必要です。そこで不倫をさせないテクニック・対処法を紹介します。
・毎日料理をし、美味しいご飯で胃袋を掴む
昔から、相手の胃袋を掴むと離れていかない!と言いますね。生きていく上で空腹は必ずありますよね。美味しいご飯が待っていると、相手はきちんと帰ってきます。普段から美味しいご飯が作れるといいですよね。
・相手に月のお小遣いしか持たせないようにする
この場合は自分で家計を切り盛りする必要があります。男性にお金を持たせると、すぐに交際費や無駄遣いで消えてしまいす。出張のある方もいらっしゃると思いますが、行った先で羽目を外したり、寄り道をさせないためにも、決められたお小遣いだけ渡すようにしておくのが、賢い方法です。
・いつもパートナーのために女子力を上げる
人の感情は移り気ですので、相手が自分に魅力を常に感じていれるように、内面も外見も磨いていく必要があります。女性であればなおさら、女子力を底上げしていきましょう!綺麗でいようと思う気持ちがパートナーを飽きさせないことへ繋がります。
・相手を褒めて尽くす
相手を立てて、できる限り褒める。そして尽くします。相手は心地よい気分になるので、他の異性には走らないよう不倫防止が出来ます。たとえ不倫していても、尽くしている姿を見れば反省し家庭に帰ってきます。
まとめ
不倫について様々な視点からまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
不倫はリスクがつきものです。もちろん「する・しない」はあなたの自由意志です。ただ、理性が利かずに不倫に走ってしまってからでは取り戻せない場合もありますし、バレてからでは遅いのです。少し冷静になり、今いるパートナーや彼氏・彼女を大切にしてはいかがでしょうか?
「不倫は誰も幸せにならない」と言いますよね。隣の芝生は青く見えるものです。
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