女は顔なの?顔が良いと得なことを知ろう!顔より見た目が大事?

心理

初対面の人と会った瞬間、相手のどこを見ますか?

たいていの人は「顔」と答えます。顔はその造形からだいたいの人柄がイメージ出来るコミュニケーションツールの一つです。

「目は口ほどにものを言う」ということわざがあるように、目を見て話せばその人の考えもおのずと見えてきます。嘘をついていたり何かを隠す・誤魔化すときは「目が泳いでいる」と言いますし、「目を見て話さない」人には何か心にやましさがあるのだろうかと勘ぐることもあります。顔の中で目は特にコミュニケーションに重要なポイントのようです。

では、あなたはその人に全てを「目」だけで判断しますか?

時間にすればとても短時間ですが、顔全体的を観察しますよね。そして第一印象が形成されます。もし顔全体を見た時点で、相手の顔全体の印象が「悪い」とき、あなたは何を思いますか?

女は顔であるってこういうこと!

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「ハローエフェクト」という言葉があります。ある対象を評価するとき、一番目立つ印象につられて他の特徴がそれにつられて歪められてしまうという現象をいいます。

直接的に言い換えれば、見た目が今後を左右するということです。

インターネットで美容院を選ぶ時「オシャレな雰囲気」や「イケメン美容師がいる」店の画像を選ぶ、そんなことはありませんか?こんなオシャレなお店を作るくらいのイケメンなんだからきっと髪型もおしゃれにしてくれるはず、というイメージを持ちませんか?それとは真逆のイメージを持つ美容院・美容師が、「カットに自信がある」と謳っていた場合はどうでしょうか。

ハローエフェクトは、会った瞬間の情報が対象になる

「第一印象」の効果が一番で、「第二印象以降」はそれに引っ張られて歪められます。つまり第一印象がよければ、欠点は補って修正されるということです。逆に第一印象が悪ければ、他にどんなに魅力があっても打ち消されてしまうということです。

会った相手が女性の場合で、印象が(嫌な言い方ではありますが)「ブス」だったらどうでしょうか。体型もスタイルがいいとは言えず容姿に対してネガティブなポイントが目立ちます。

では、逆のパターンです。相手が女性として、「美人」だった場合はいかがでしょうか。お化粧も上手で、スタイルも良くて、男性からモテそうなタイプです。

二人に同じ質問をして、同じ回答が返ってきました。「趣味はなんですか?」に対して「料理です」という答えです。その答えに対して感じ方は同じではないはずです。

前者の女性には「女子力アピール」とか「結婚願望が強そう」などあたかも恋愛のために料理を頑張っていて、料理以外に魅力がないかのように解釈しませんか。

後者の女性には、「自炊してるから、こんなに綺麗なんだな」「きっとヘルシーな料理を作るんだろうな」など話してもいないことまで勝手に想像しませんか。

これがハローエフェクトの心理効果です。顔が判断基準の全てになっています。そしてなにより、想像の中身が現実的です。

見た目重視は、勝手な判断なのか?

世の中の人はみんなこんなものだ、という記事ではないので人間不信にならないで下さい。会社の面接のでは、採用条件に挙げられてはいないものの、男女ともに見た目が良い(整っている)人の方が採用されやすいというデータがあります。お客さんに出しても恥ずかしくないようにするためではありません。「自己管理が出来ている印象」を持つから採用するのです。アメリカで肥満体型の人が大きな仕事を任せてもらえないという話は有名です。

食欲を抑えることが出来ない、自制心のないルーズな人だと判断されてしまうのです。肥満というだけで金銭感覚までルーズだとレッテルを貼られるのです。

ファッションモデルに関しては言うまでもなく見た目と個性で判断されますが、ブランドにイメージが合わなければ使わないというブランド側からの勝手な判断が下されます。

イメージチェンジという言葉があるのですから、努力をすれば印象は変えられそうです。

本当にその人はブスor美人と断定できるのか

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女性ばかりを例にして申し訳ないのですが、ブスには種類があります。一つは「ブスが染み付いているブス」です。

心理カウンセラーの方が「思春期は他人と自分を比較する。その結果生まれるのが優越感と劣等感」で、「その劣等感を感じる自分が嫌になり自己嫌悪に陥り」、最終には「自己嫌悪が自己否定になる」になるといわれています。

自己否定は、自分を否定する自分が作り上げた「心の声」です。「容姿が悪いせいで自分は完璧ではないのだ」と自己否定を続けます。先ほどの「イメージチェンジをする」努力をする以前の問題で、これでは確かにブスは、ブスのままです。

でも、もしこの女性が「ブスだ」とからかわれたときに「私はブスじゃないよ、オリジナリティに溢れた希少価値の高い、1000年に一人の顔って言われてるよ!」と笑って答えたとします。そう答えるその女性の顔は本当にブスでしょうか?ブス、ではなく「ユーモアがある・話しやすい雰囲気の女性」もしくは「ファニーフェイス」というものに認識が変わりますよね?愛嬌と知性が、顔の造形を凌駕することは珍しいことではありません。ブサカワ、という言葉がそれを証明してくれています。

このタイプは遠距離恋愛向きです。なぜならどれだけ綺麗な女性が彼氏の前に現れても、このタイプの「一緒にいて楽しい」魅力は唯一無二だからです。

美人は本当に美人なの?

「目が大きく、鼻が高く、顔が小さく、口も大きすぎず小さすぎず・・・」と美人の共通点を並べてモンタージュを作成したら、だいたい似たような顔が出来上がります。

あとは化粧の巧さで美女になるか、絶世の美女になるかです。

最近よく雑誌でおすすめされているトレーニング「表情筋」ですが、この表情筋はメンタルと直結しています。やる気がなくボンヤリしていれば口元がたるみますし、笑顔のない人は頬の筋肉を使わないので頬や口角が下がってきます。一般的に美人と呼ばれる人の条件は、笑顔が多いことです。その笑顔がたるみを防ぐ原理としては、笑顔を作ると頬に筋肉がつきます。この筋肉が顔全体の肉を引っ張りあげるのでたるみが生じにくくなるのです。

ではなぜ美人は笑顔が多いのか。心に余裕がを持っているからです。心の余裕があれば、周りの人にも優しくなりますし人間関係もうまくいきます。それがまた笑顔を生み出します。こんな人は造形が完璧ではなくても、美人と位置づけて異論はないはずです。

美人だけど、美人じゃない人もいる

「顔は綺麗なんだけど、なんだかね」とテレビを観ていて思うことがあります。

身近にもそんな人がいると思います。顔立ちは綺麗なのにもったいないですよね。どんな理由がその人から美人を奪っているのでしょうか。美人が美人とされなくなる理由があります。美人で居続けたいばかりにお金を費やし過剰なアンチエイジングなどをしている場合です。身体の加齢に対し、心(中身)の成熟が遅れているのです。

若くても同じ事で、美に執着している人ほど実はしっかりとした美に対しての基準がなく、人からの評価の中だけで生きている傾向があります。その歪さ・不自然さが美人から美人を奪うのです。

デートの前に、ばっちりエステに行き、新品の服を買って戦闘態勢をとっているような、そんな気合が感じられる、断りにくいタイプです。

勝手な解釈を繰り広げられる、美人たち

興味深いのは、美人に対しての言葉に一貫性がないことです。性格の良い美人に対しては「持って生まれた容姿の良さ」へのホメ言葉から「彼女の美しさは、性格の良さから来ているよね」とあたかも性格が美しい容姿を作り上げたかのような言葉に変わります。

反対に、「美人は気が強い」「美人はプライドが高い」と美人はまるでみんな性格がきついかのような言葉も存在しています。「美人だからみんなから優しくされて育った。だから性格が曲がっていない」という人もいれば「美人だからみんなから優しくされて育った。だからわがままで性格が悪い」という言われ方をすることもあります。

例外のブス・例外の美人もいる

いわゆるクールビューティと言われる人たちですが、このような人が持っている強みは「知性」です。知性が容姿より際立っている人・容姿よりも才能が先に出てしまう人は表情が厳しくても、それだけの説得力があります。

その人が美人であろうとブスであろうと関係ありません。たまたまブス・たまたま美人だったと、容姿での比較から除外される人もいます。また年齢も無視されます。そのような人たちのハローエフェクトが最初から最後まで「知的」であるためです。

女は顔より、「見た目」が大切

森ガール

結局のところ、美人とされる人でも性格が容姿に影響を及ぼすのです。

絶世の美女でない限り、美が愛嬌や知性を凌駕するとは言えないのです。反対に、愛嬌や知性はブスをブスでなくします。つまり「見た目」は性格と顔、顔が作り出す表情など総合的なものを差すのです。

「えっ!」と驚いた時の顔をしてみてください。顔をしかめて「迷惑さ」を表す人、目を大きく開けて、「次の展開を心配する人」、心底からビックリしたように見せる「サービス精神の旺盛な人」など、表情一つとってみても、その人の性格が十分観察できますよね。

このことからその人を、顔+表情=「見た目」で判断し決定するといえるのです。

人は「見た目」で判断されるんです!

見た目という言葉には「表情・話し方」が含まれています。顔をみて、話し方や表情を見ることで、その人の情報がどんどん集まります。

冒頭で例に挙げた、美容院のホームページからイケメン美容師の方を選ぶという例は、画像から得られる情報が少ないからなのです。静止画が起こすことが出来るハローエフェクトの限界です。実際に人と会って会話をする場合は得られる情報量が何倍にもなります。

そうでなければ、就職の面接が数十分で終わるということ自体、大勢の中から人を選ぶという目的から矛盾しているということになります。画像だけでその人が分かるなら面接は必要ないですし、長時間かけないとその人がわからないというのであればは面接時間は数日間設けなければならないはずです。

それほど、人は人に「見た目」で判断され、また反対に判断することができるのです。

まとめ

鏡

いかがでしたか?

女は顔、という視線で追ってきましたが、そもそも「顔」の役割はなんなのでしょう。

ことわざで、「顔を潰す」や「顔が広い」といいますがこれらは実質的な顔面を指してはいませんよね。せっかくその人名誉を傷つけてしてしまったことを「顔を潰す」といいますし、「顔が広い」というのはその人のもつ人脈が広いことを表します。

「自分の顔に責任を持て」という言葉があります。これは「自分の思考や積み重ねたものが顔にでる(40歳以降の顔は自分がつくっている)」と言っているのです。

女は顔、というのも同じなのかもしれません。もともと持っている自分の容姿や、年齢とともに衰えつつある容姿を「責任を取る」という言葉と合わせて考えてみましょう。

鏡で自分の顔を見ながらゆっくり考えてみてもいいかもしれません。

日ごろの自分の生き方や、人生に対する姿勢を正す必要が見えてくるかもしれませんよ。

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