楽しく生きる方法は?考え方や周りを気にしないことの大切さを知ろう!

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あなたは今、楽しく生きていますか?「楽しい」という言葉から、あなたは何を想像するでしょうか。美味しいものを食べたり、ショッピングをすることでしょうか?それとも好きな人と過ごすことでしょうか?その答えは1つだけではなく、楽しく感じられることは人によってまちまちです。

では、「楽しく生きる」ということは、このような「楽しく感じる時間」を出来るだけ多く持つことでしょうか?今現在楽しく生きられていない、と感じている人は楽しい時間を多く持てば「楽しく生きている」ことになるのでしょうか。今回は「楽しく生きる」その真実に迫ります。

「それ」って本当に楽しいこと?

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「楽しい~!」って最近いつ、どのようなときに言いましたか?その「楽しい~!」の後に「幸せ!」と言えましたか?

「世界幸福度調査」日本は155カ国中・51位!

現代人は、たくさんのモノに囲まれた便利な生活をしています。知りたい情報はインターネットでカンタン手に入りますし、交通機関の発達・格安化から行きたい場所に自由に行くことができます。近年流通しはじめたVRでは、忙しくてなかなか行動できないなどのフラストレーションを満たすことが出来ます。

このように、人間の欲望をさまざまな形で満たせる時代だというのに、各国で「幸福度調査」が行われているのはなぜなのでしょう。

私たち日本人は、不景気とは言えどたくさんのモノに満たされた生活をしています。それなのに、日本国民の幸福度は高いとは言えないようです。便利なモノたちは、確かに私達を喜ばせてくれます。便利なそのモノたちを、我々は比較的簡単に入手することができます。

それなのにどうして幸福度は低いままなのでしょうか?モノでは幸せになれないのであれば、一体どうすれば本当の楽しさが手に入るのでしょうか。

タイ人から「楽しく生きること」を学んだ日本人のお話

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私たち日本人は満たされた生活をしていながらも、いつも「満たされていない」と不足ばかりを数えてばかりです。

コンピュータの故障!ひたすら“怒る”日本人

東南アジアにあるタイで、使われている自動車工場の生産ラインを1日ストップさせてしまうという大きなITトラブルが発生しました。

ここで生産管理システムに使われているコンピュータは、日本社製でした。このお話をしてくれた方は、このコンピュータメーカーの営業マンです。突然起きたトラブルに対応すべく、この方は急いで取引先である自動車工場に向かいました。

生産ラインの責任者は、同じ日本人男性でした。責任者の日本人男性男性は、「早く直せ!」と怒鳴り散らします。責任者が怒鳴り散らすのはもっともなことで、数分間製造ラインがストップすれば数百万円の損失を出してしまうのですから、まさに一刻一秒を争うほどのトラブルなのです。

結論としては、このコンピュータが復活するのに1日という時間を要しました。数分間で数百万円の損失というのですから、損失額の大きさはみなさんにも想像できますよね。

トラブル発生!”自分を責める”日本人

どうしようもない現実に、この営業マン男性の心理状況は極限状態になります。コトの大きさはよく理解していても、コンピュータの故障原因はそんなに間単に解明できるものではありません。時間ばかりが刻々と進んでいき、とうとう営業マン男性は頭を抱えてしまいました。

「タイに来たばかりなのに、このトラブルによって帰国を余儀なくされるのか。」「コンピュータを使っている顧客だけではなく、自分の会社にも大きな迷惑をかけてしまうのか。」「もしかすると、自分の居場所は無くなってしまうのかもしれない」などという思考でいっぱいになってしまいました。

極限の状態!それでも“平常心”のタイ人

日本人営業マンが頭を抱えたその時、タイ側のマネージャーがこのように話しかけました。「慌てても仕方ないですよ。今やれることをやるだけですよ。」

極限に近い、究極まで追い詰められた心理状態の営業マンは、このタイ人マネージャーの言葉に怒りを覚えます。この状態でも、焦りもせず平常心で「仕方がない」と能天気にとらえていることに対して「もう自分が1人で頑張るしかない。コトの大きさを分かっていない、タイ人になにかを求めるのはムダだ!」と、怒りが爆発してしまいました。

その後、日本人営業マンの努力の甲斐があってコンピュータは復旧しました。その後、タイに残り現地人特有の「楽天的」な性質に振り回されながらも、引き続きタイで生活やビジネスタイの人たちと働くうち、この営業マン男性はあることに気がつきます。

あの時、タイ人マネージャーが営業マンに言った「今やれることをやるだけ」という言葉の真実の意味に気がついたのです。「今やれることをやる」ということは、「今を一生懸命生きる」ということなのではないかと、営業マンは感じたのです。

日本人営業マンは、このように書き記しています。

「街で寝ころぶ子供達、スラムに住む人達、物乞いをする老人たち

どんなに貧しかろうが、辛かろうが、あまり複雑な事はまず考えない。

考えても仕方ないし、深刻にならず今を生きる。

タイ人は今を非常に大切にしている、今を生きる人たちだと強く感じる。」

そして最悪な状況でももがき苦しむのではなく、悪いときが過ぎるのを待っている感じだ。

「タイ人はどんなにつらい過去があろうが、過去にとらわれずに生きている。

私自身過去の嫌な事が忘れきれずに生きて来ていて

日本では鬱病も発症する心配性のネガティブな人間だった。」

この内容に、ハッと気づかされた人は多いと思います。過去にしばられて生きていては、未来という”宝物”に気づけないのかもしれません。

どんなに今が辛くても、今を生きていれば必ず未来にいいことが待っている!そう信じるためには「過去」から「今」へ意識を向けなければなりません。「過去」から「未来」へ一足飛びにワープすることはできないのです。

どうせ「今」を生きなければならないなら、いっそのこと快適に・笑顔で生きようと思わされる記事です。

 あなたは、今を一生懸命生きていますか?

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「はい!」と答えられる人はどれだけいるでしょうか?

それどころか、自分にとっての「今」がいつなのかも分からない人もいるかもしれません。

あなたは今「何に」一生懸命生きていますか?

「SNS疲れ」という言葉があるように、フェイスブックなどのブログ記事を見て自分自身と他人の比較ばかりしていませんか?そして、過去の自分の失敗にとらわれ過ぎていませんか?

このような質問は、ありとあらゆる「メンタル」系の記事にイヤというほど書かれていますよね。それほど、世の中は狭苦しくて人を許すどころか、自分自身さえも許せないものになっているのです。

自分にとっての「今」が分からないと言う人は、「失敗を起した過去」に生きているのかもしれません。「まず過去の失敗を拭い去らなければ、次のステップに進んではいけない」という強迫観念にも似た思考パターンに陥ってしまっているのではないでしょうか?

 「失敗の過去」を持たない方法!

成功体験を繰り返せば、いわゆる「勝ち癖」が身につきます。「勝ち癖」の反対は「負け癖」になり「なにをやっても自分は失敗する」という潜在意識が出来上がってしまいます。

SNSは他人を羨むだけの効果に留まらず、過去の自分の失敗をイヤでも振り返ってしまう効果も持っています。SNSは今やライフスタイルに欠かせないものですが、出来る限りポジティブな記事を書き続け、「失敗が多い自分」というセルフイメージを記事として残さないなどの”自己ルール”をしっかりと持ちましょう。

自分の人生の価値は「自分」で決める!

芸能人は、「芸能人という商品として」視聴者から評価されなければなりません。書籍を出版している人も書評をされなければ、より良い作品は生み出されません。

しかし、芸能人も小説家も、彼らの人生までも、人から評価されるものではありません。同時に、どんな著名人であっても他人の人生を評価することは出来ないのです。私たちも、周りの人からの評価を気にせず、自分の生き方や考え方に自信を持ち、どんどん目標を掲げましょう。

掲げた目標に自分が一番納得し、それに可能性を見出せていなければ、目標に対する行動の“質”は決して良いものにはなりません。

ご機嫌とりは「自分自身」に行う行動!

明日になれば楽しいことが待っているはず・・・と考える時点で、「今は楽しくない」のです。

機嫌をとらなければならないのは、友人や家族ではありません。自分自身の感情を満たすことを忘れていませんか?毎日、周りの人の気持ちや感情を優先していては自分自身の喜び、価値観などにブレが生まれます。優先順位は、誰よりも「自分」を第一に変えて、意識を自分に向け続けることが大切です。

周りを気にしない、その気持ちを大切に!

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冒頭で触れたように私たちの身の回りには、たくさんのモノが溢れています。当然、お金をかけて入手した大切なモノたちですよね。

モノを手に入れるまでのワクワク感を思い出して!

欲しいモノがあって、手に入れるべく努力をすることは、モノ以外に「達成感」や「笑顔」をもたらしてくれますよね。私たち人間の不思議な感情ですが、モノの存在よりも「手に入れるまでが楽しかった」などと感じた経験はありませんか?

手に入れるまでの情報収集の時間や、すでに廃盤になっているモノの中古品を探し歩いたなど、どうしても手に入れたい!目的を果たしたい!というワクワクした時をイメージしてみましょう。周りの人の目を気にする自分はどこにもいないはずです。

本当に欲しいモノは何だろう?

平和な人間関係や責任あるポジションも、自分無くして得ることは出来ません。

目的地に向かうには、自分の力が必要です。成功しなければならないのは、会社という狭い社会の中ではなく、自分の人生です。

タイ人マネージャーと日本人営業マンの考え方は対照的でしたよね。どちらが自分の人生を生きていたか?と問われたら、答えは間違いなくタイ人マネージャーではないでしょうか?

まとめ

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今回、引用して使わせていただいた日本人営業マンの方の心境は、ストレス社会に生きる私たちにとっては痛いほど分かるものでした。「会社に迷惑をかける」「損害が大きくなる」など、この方はご自分の身を少しも考えていませんでしたよね。

同じ日本人として誇らしい働きをされました。それと同時に、今こそ「生きやすい環境」を増やさなければならないのでは、と考えさせられました。

タイは「微笑みの国」と言われ、他では「幸福度1位」と言われる国、ブータンもあります。この2つの国の共通点は、「自分を責めずに、自分が幸せになる方法を選ぶ」ことだそうです。自分が幸せでなければ微笑むことは出来ない、極めてシンプルでテッパンの法則なのかもしれません。

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