楽しい人生を送る方法とは?その考え方を知って実践してみよう!

人々の後ろ姿

毎日、なんとなく会社に行って仕事をして、時間が来たら家に帰って、テレビを見て寝る…。仕事が忙しいと、ついそんな生活になってしまいますが、ふと我に変えると「何やってるんだろう」と、人生がつまらなく、退屈に感じてしまうものです。

一度きりの人生ですから、仕事人間で終わってしまうのはもったいないですよね。どうせなら、人生を楽しみながら過ごしたいものですが、今までの生活習慣を考えると、いますぐにはちょっと…ということもあるでしょう。

「人生を楽しくするぞ!」と肩ひじ張ったりせずに、無理なく今日からできる、楽しい人生に変える習慣をまとめました。

意識して笑顔を作る

笑顔の女性

笑顔には、驚きのパワーが秘められています。お金をかけずに、自分も周囲の人もハッピーにすることができますし、言葉だけでは伝わらない親しみやすさが感じられます。例え、それが作り笑顔・愛想笑いだったとしても、無表情よりは印象が良いものです。意識して笑顔を作ることで、人生が変わると言っても過言ではありません。

雰囲気が柔らかくなり、人間関係がスムーズになる

人間は、一人でいる時や、知り合いがいない場所にいる時、無表情でいることが多くあります。無表情でいると、どれだけ親しい人でも「何か怒ってるのかな?」と勘違いしやすく、それだけ損しやすいとも言えます。

笑顔になることで、気軽に話しかけやすい雰囲気となり、見た目からもポジティブな印象を与えられます。

ネガティブ思考をしなくなる

笑顔の時に、ネガティブなことを考えようとしてみてください。ほとんどの場合、難しく感じるのではないでしょうか。逆に、無表情の時には、プラス思考で気楽に楽しく考えることが難しくなり、ネガティブ思考に陥りやすくなります。

これは、心や感情と顔の表情が密接に関係しているためで、笑顔でいると、脳が楽しいと誤って認識するのです。ネガティブ思考になっていることに気が付いたら、すぐに笑顔を作るようにしましょう。

免疫力があがる

笑顔でいると、免疫力が上がると言われています。これは、笑顔になるとNK細胞と呼ばれる免疫細胞を活性化させる、神経ペプチドという物質が分泌されることによります。

作り笑顔でも効果は変わらないので、意識して笑顔を保つことで、身体の免疫力がアップします。

幸せホルモンが分泌される

幸せホルモンと呼ばれている「セロトニン」は、笑顔になると分泌されやすくなります。セロトニンが不足していると、不眠や身体の不調が生じたり、うつ病のような状態になります。

意識して笑顔を作ることで、セロトニンが分泌され、ストレスに強くなって、情緒を安定させることに繋がります。

笑顔の練習の仕方

「うまく笑顔になっているかどうかが解らない」という場合は、笑顔の練習をしましょう。割りばしのような細長いものを口にくわえるだけのエクササイズです。

何も見ずに行なうと、自分自身でどんな表情かわからないので、できれば、鏡を使うことで、より一層、笑顔を作りやすくなります。

早い人は10日前後で、自然と口角が上がるようになります。

身体を動かす

運動する女性

身体を動かすと、何故か心までスッキリします。これは、別名「幸せホルモン」とも呼ばれる、セロトニンが分泌されるからです。また、頻繁に身体を動かすようになると、やる気が充実してモチベーションも上がってくるので、行動力のある人になります。スポーツマンのように長い時間激しい運動をする必要は無く、むしろ、ちょっとした空き時間に行なう方が効果的です。構えずに、気軽にやってみましょう。

ブランクがある人はストレッチから

社会人になると、身体を動かす機会が極端に減ります。これは、学生時代にスポーツをやっていた人も、やっていなかった人も、あまり変わらないようです。

急に身体を動かすと、筋肉を傷めることもあるので、まずは簡単なストレッチから始めましょう。

その場で足踏みをする

ストレッチの次は、足踏み運動をしてみましょう。その場で、交互に足を上げるだけです。簡単過ぎると思うかもしれませんが、膝をおへその高さまであげることで、かなり負荷の高い運動になります。

10回×3セット程度を目安に、日常生活の中に取り入れてみてください。

あえて階段を使う

普段、エスカレーターを使っているところを、あえて階段にしてみましょう。日常生活ではあまり使わない、太ももの前の部分が鍛えられます。

最初は10段でもキツイと感じるかもしれませんが、筋力が鍛えられるにつれて、楽に階段を上ることができるようになります。瞬発力も高まって、一石二鳥です。

最寄から1駅手前で降りて歩く

1日30分程度のウォーキングは、身体にかける負荷としてちょうど良いでしょう。普段よりも少し早めに歩くことで、有酸素運動をしている状態になります。

週3日程度から始めて、徐々に日数を増やしていくと、体力増強も期待できます。軽い運動をして帰宅することになるので、仕事モードだった気持ちをオフに切り替えるルーチンにもなります。

慣れてきたら、スクワットをする

身体を動かすことに慣れてきたら、スクワットを取り入れてみましょう。スクワットはいくつか種類がありますが、一番スタンダードな方法を覚えると良いでしょう。

足を肩幅に開いて、膝が前に出ないように足を曲げることで足腰が鍛えられ、下半身の脂肪が燃焼されるので、ダイエットにも効果的だと言われています。

基礎代謝も体力もかなり上がりますので、「自分の意思で運動をしている」という自信もつきます。ここまでくれば、身体を動かすことが楽しくなっていることでしょう。

視野を広げる、趣味の時間を持つ

学ぶ男性

仕事以外のことに目を向けることも大事です。会社員であれば、いずれ定年がやってきて、仕事から離れます。そうなった時、急に何かを始めようと思っても、自分が何に興味を持っていて、どんなことが好きなのか見当もつかない…なんてことになりかねません。そんなことにならないように、今から探しておきましょう。

スポーツ観戦する

スポーツバーも珍しくなくなってきた昨今、改めて競技場へスポーツ観戦に行ってみてはいかがでしょうか。大画面では感じなかった迫力を間近に感じることができます。

サッカー、野球が定番ですが、このところ盛り上がっている、ラグビーやバスケットボールは、スピードとド迫力がセットで楽しめるので、特にオススメです。

映画を観る

映画鑑賞は、もっとも気軽に始められる趣味と言えるでしょう。年に1~2回、映画を観るという人は多いですが、例えば毎月観に行くとすると、作品の選択肢が増えますし、今までに見たことが無いような作品にも目が向くようになります。

時には「失敗した…」と感じる作品もあるでしょうが、それすらも楽しめれば、立派な趣味だと言えます。

大学で勉強をする

勉強をすることが趣味?と思われるかもしれませんが、教養を学ぶことを目的として社会人大学に通う人は意外と多いです。

昼間、会社に勤めながらでも学べるように、通信大学や、夜間大学といった、社会人のための大学課程が増えてきています。

資格の取得や、英語の試験対策などのために通う人もいるようです。

旅行に行く

海外、国内問わず、旅行に出かけることはワクワクします。非日常を体験することで、リフレッシュすることができ、気持ちをプラスに切り替えることができます。

一人旅も良いですが、気の合う仲間や家族と行くことで、コミュニケーションをより親密に取ることができ、充実感を感じることができるでしょう。

普段出会わない人と知り合いになる

ネット上でのコミュニケーションが容易にできる時代になりました。興味のあることについても、検索すればすぐに関連する情報を見つけられたり、同じように興味を持っている仲間を見つけることができます。

知らない人と繋がる理由は無いかもしれませんが、同じ趣味や共通の話題があるだけで、一気に心理的な距離は縮まるものです。

実際に会わなくても、アプリやツールを使って繋がりを作るだけで、かなりの刺激が得られます。

近い将来の夢を持つ

達成した少年

今、目の前の課題を片付けることは大事ですが、いつも目の前のことだけを追いかけていると、だんだんと余裕が無くなります。時々、近い将来のことを考えたり、夢や目標までの道のりを見直したりすることで、次にやるべきことが見えてきます。

1年後にどうなっていたいかを考える

資格を取ったり、趣味に打ち込んだり、1年の間に環境を変えようと思うと、色んなことができます。

誰かに宣言する必要はありませんが、1年後に自分がどのようになっていたいかを考えることで、今、しなくてはいけないこと、できることが計画しやすくなります。

1か月毎の目標を決める

1年後のイメージを元に、1か月の間に何を達成すれば良いかを決めます。あまり大げさな目標を立てると上手く行かないことが多いので、少しだけ頑張らないと達成できない程度のものにしましょう。達成することで得られる達成感、充実感が大切です。

軌道修正する

1か月間、目標に向かってやってみて上手くいけば良いのですが、上手くいかなかった時は、その原因を見つめなおす必要があります。

計画に無理が無かったか、やり方に問題が無かったか、何が計画通りにできなかったのかを把握して、上手くいくためにはどうしたら良いか、計画しなおします。

こうすることで、最初は失敗ばかりでも、徐々に計画に沿って行動できるようになり、達成する可能性も高まっていきます。

同じ夢や目標を持つ仲間を作る

ストイックに一人で目標に向かうことも大事ですが、そうは言っても人間ですから、時には怠けてしまったり、忘れてしまうこともあります。過去の習慣や考え方が、まだ切り替わっていないとも言えます。

そんな時に叱咤激励してくれる仲間がいるのといないのとでは、目標へ向かう気持ちに大きな差ができます。お互いに勇気づけられるような関係性を築きましょう。

失敗しても良い

目標を達成できなかったり、三日坊主で終わってしまう場合でも、何もしないよりは良いのです。何故なら、もう一度チャレンジすれば良いからです。

今までやってなかったことをやろうとしているのですから、習慣となるまでは上手くできなくても気にする必要はありません。それよりも、うまくできた時にたくさん自分を褒めましょう。

まとめ

楽しい人生に変えていくためには、これまでの価値観を手放して、新しい経験を増やしていくことです。そのためには、受け身で過ごすのではなく、自分が積極的に習慣を身に付けようと行動することが大事です。

ご紹介した全ての習慣たちを一度にやろうとすると失敗しやすいので、どれか出来ることから始めましょう。ひとつ出来るようになったら、次の習慣…というように、徐々に増やして、習慣づけていきましょう。

新しい習慣が身に付くと、それまでとは違った視点から物事を見ることができるようになります。人生を楽しく習慣を身に付けた後、それまでの自分ならネガティブな反応をしてしまっていたことでも、ポジティブに捉えなおすことができるようになります。

それができるようになった時、人生は自分で楽しくしていくことができるんだと、実感できることでしょう。

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