マザコンの特徴を知ろう!その心理や意外とモテる理由を紹介!

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マザコンと聞いて、みなさんはどのようなイメージを持ちますか?

「マザコン」という言葉は男性だけに用いられる言葉ではありません。女性の場合は「友達親子」・「一卵性親子」のように、”母親思いの娘”として好意的に捉えてもらえます。TVで女性芸能人が「私、母親と仲良しでよくマザコンって言われるんです!」と言って好感度を上げていますよね。

しかし、男性に「マザコン」という言葉を使うと、ネガティブな意味に変わってしまうのはなぜなのでしょうか?今回はこの「マザコン」についてお話していきます。

そもそも「マザコン」って何?

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あなたは、「マザコン」という言葉の意味を具体的に説明できますか?マザーコンプレックスとは、母親に対して子供が強い愛着・執着を持つ状態を指す。またはその子どもを指す。

マザーコンプレックス、は和製英語です。日本では引用のような意味を持つ言葉ですが、欧米では母親が子どもに対して暴力を奮ったりすることを「マザーコンプレックス」といいます。

外国にもマザコンは存在し、アメリカでは「mama’s boy」、中国では「恋母情結」(※母親に似た人を恋愛の対象にするという意味でもあります)と呼ばれています。

英語や中国語で書かれた方が意味が通じやすいですね。

具体的にはどんな人が「マザコン男」?

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「ずっとあなたが好きだった」というドラマに出てきた冬彦さんはマザコン男のイメージキャラクターですが、彼のような異常行動があったらマザコン男認定なのでしょうか?

会話の中に「母親」が頻繁に登場する

男性は、家族の話をする頻度は女性と比較すると少ないです。既婚者であれば、子どものことは話しますが妻のことはあまり話しません。

妻の話をするとすれば、「怖い」「うっとうしい」など妻を下げた言い方をしますが、これは「対面的」なものであることがほとんどです。これは「自分は自立した男性である」ことを間接的にアピールしているのです。

このようなことから、男性が「母親」を頻繁に口に出すことをマザコン傾向がある、と判断するのは、あながち間違いではありません。

恋人と母親を比較する

恋人と母親は、まったく別の存在です。現在から未来へと向かう人生では、同時進行する人間ではありません。母親の手から離れたら、パートナーとなる女性と人生を歩んでいくのです。

料理の味付けの比較をされてイヤな思いをした女性の話はよく耳にします。結婚生活では子育ての方針にまで母親を登場させ「お母さんはそんな方法で子育てはしなかった」と比較する話もすくなくありません。

常に母親の手を離さない、それは親孝行ではありません。

無条件に母親を優先する

恋人と母親を比較するのと同じく、母親の手を離れた以上優先すべきはパートナーです。

特に、人生に関わるような決断に母親の意見を取り入れ、優先させている場合は、間違いなく親離れできていないマザコン男と判断して間違いありません。

意外と恋人ができやすい「マザコン=モテ男?」

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モテる男の中には、けっこうマザコンが多いです。それは女性の扱いがうまいからでしょうか?それとも・・・ママの教育が良かったからなのでしょうか?

ベビーフェイス効果

赤ちゃんのように無垢な笑顔でキュンとさせることができます。大人の男性のりりしい表情とは対照的です。女子はかわいいものには弱い動物です。

そんなかわいい顔は、持って生まれた要素と、「過度に愛されて育った」という後天的な要素で成り立っています。悪く言えば、年相応の深みがないのです。

ゲインロス効果

「ゲインロス効果」とは、「ゲイン=利益」と「ロス=損失」の両方を使い分けることで生み出されたギャップ、いわゆる「ギャップ萌え」の心理現象です。

マザコン男は、母親に自分の成長を見せたい傾向があるので、仕事ができることが多いです。そんな男性のふとしたしぐさや笑顔が子どものようだったら、そのギャップに女性は心惹かれてしまうのです。

このような男性は、仕事以外の部分は子どものままで成長が止まっているのです。

年上女子から人気がある

「この子、私がいないとダメなの」という年上女性の庇護欲をくすぐります。

デートのイニチアチブをとれなくても、デート本番でうまく立ち回れなくても、それが彼の可愛いところとして受け止めてもらえるのです。

自分のそんな頼りない性格を好意的に受け止めてくれる、そんな女性のことを、マザコン女性は「母親と似ているから好き」と感じている場合が多いです。

「マザコン男」と「孝行息子」は違うの?

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お母さんと仲が良くて、お母さんを大事にするのは「孝行息子」ではないの?「マザコン男」は何がちがうのでしょうか。あなたの旦那・彼氏に思い当たる点はありませんか?チェックしてみましょう!

母親の精神的な介入を許しているのが「マザコン男」

本来パートナーとなるべき女性を“一番の存在”に考えなければ、家庭という新しい仕組みを作っていくことはできません。母親は息子より早く死にますのでいつまでも一緒にることはできません。その後の人生の大半を過ごすのは母親ではなく、パートナーです。

パートナーよりも、母親を基準として行動し、母親のすることがなによりも正しいとされてしまっては、パートナーの存在意義はありません。

男性側も、本来は母親がそれを望んだとしても、パートナーを守らなくてはなりません。その役目さえも放棄してしまった男性は間違いなく「マザコン」です。

決定権を母親に委ねるのが「マザコン男」

精神的な介入と同じことですが、なにを決めるにも母親に決断を求めます。

人生は決断を迫られることばかりです。1つの家庭という「核」の中心は、あくまでも男性とそのパートナーです。独身女性の場合は、その核の中心人物になる覚悟で他家に嫁ぐといっても、大げさではありません。既婚女性の場合、生活上の問題は夫婦二人の問題であるはずで、夫婦二人に決定権があってしかるべきです。

それなのに、「お母さんに聞いてみる」・「お母さんに決めてもらう」と言って大事な決断を母親に委ねます。

この2つには「パートナーよりも母親が優先される」という共通点があります。では、どうして誰よりも母親を尊重するのでしょうか?

どうして母親優先?「マザコン男」の深層心理

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パートナーよりも母親を優先する気持ちは、どこからやってくるのでしょう。性格的なものでしょうか。それとも母親との関係になにかあったのでしょうか。

母親から尊敬されたい、自慢の息子になりたい

「故郷に錦を飾る」という昔からの言葉があります。男性には、母親などに自分自身の立派な姿を見せようとする傾向があります。

母親に、叱られるのではなく「褒めてもらいたい」という気持ちがとても強いのです。恋人に年上女性を選びがちなのは「褒めてもらいたい」という欲求の表れです。

スポーツ選手の奥さんに年上女房が多いのは、上手に褒めることで選手である夫のモチベーションを上げることができるからです。

愛情に飢えている

母親から、欲求以上・過度に甘やかされ過ぎたことが原因です。

甘やかされたのに愛情不足?と思うかもしれませんが、このタイプの人は「自分に愛情を与えてくれるのは母親しかいない=他の人は自分を十分に愛してくれない」という思考回路を持っています。

配偶者に求める「女子力」の定義は、口には出しませんが「母親代わり」なのです。自分を深く愛してくれて、自分の食事や生活の世話を「喜んで」やってくれる母親のような女性を求めます。依存心が高いという特徴もありますが、これは男性の母親自身の子育ての失敗であることを親子揃って認識できていません。

反対には、愛情に飢えたまま成長し親から離れることに不安を感じいつまでも親離れができないタイプがいます。母親だけに限らず、父親からの愛情が不足した場合は、その代償として母親にその分の愛情も求めます。

恋人の女性が、どれだけ親身になって尽くしても満足できないのです。

どうして母親優先になるのか、それは「母親に自分を見て認めてもらおうと必死になっている」からです。そのために、母親を喜ばせるような行動=母親優先の行動になるのです。

「マザコン男」が避けられるその理由

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女性読者に行ったアンケートで「あなたはマザコン男と付き合いたいですか?」この質問に対し、回答数のうち半分以上が「いいえ」と答えました。

「マザコン男」が避けられる理由①「嫁姑問題」

マザコン男と結婚したら、行き着く先は「嫁姑問題」です。母親=女性であるため、その男性のパートナーとなる同じ女性にとっては、夫の実家の母親の存在は脅威になります。

新しく関係を築いていかなければならないのに、いつまでも姑の意見ばかりが尊重され、姑優先にしなければならないのでは、自分達の本来の結婚生活が壊されてしまうのではないか、という危機感を持つのです。

男性が父親をリスペクトする場合とは話が違います。いわば「女同士の戦い」であり、血縁関係のない恋人や妻は、大きな孤独を背負う可能性があります。

「夫が味方してくれない」「彼の母親に気に入られないから結婚できそうにない」という相談が減ることはありません。このような背景があって、マザコン男は結婚相手として避けられてしまうのです。

「マザコン男」が避けられる理由②「マザコンは一生治らないから」

クセは誰にでもあります。中にはどうしても気になってしまうクセもあります。

クセという範囲であれば「そのクセやめてよ!」と指摘して治してもらうことができます。しかしマザコンは、クセのようにやめることを促すことはとても難しく対処法がほとんどありません。

たとえ「マザコンをやめてほしい」と言えたとしても、本人が自覚していなかったり、「おまえに何が分かる」という言葉を返されて終わります。そもそも、誰よりも母親をリスペクトしているのですから、母親以外からの「やめてほしい」という願いを聞くわけがありません。

女性たちからすれば「深入りする前に別れる」・「付き合う前に分かっていたら、付き合わない」・「結婚しても離婚すると思う」このように「マザコン男」は避けられてしまうのです。

まとめ

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子どもの頃に、親が読み聞かせてくれたお話。

いじわるな魔女と美しいお姫様・いじわるなおばあさんと、優しいおばあさん。対照的な女性を描いたお話がありましたよね。

心理学者・フロイトによると、マザーコンプレックスの原因が必ずその母親にあるわけではなく、読み聞かされたお話の影響も大きいのだそうです。

「マザコン」と呼ばれる男性達は、自分の母親は物語に出てくるような、いじわるな魔女ではなくいじわるなおばあさんでもない。美しいお姫様でありながらおばあさんのように優しい、そんな理想の女性像をを母親に投影するのです。

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