独身の人の老後は悲惨?老後にかかるお金や加入しておきたい保険を知ろう!

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未婚率が上昇し、結婚しない「おひとりさま」が珍しくない昨今、あなたの周りにも独身の人はたくさんいるのではないでしょうか。

住宅の購入や出産・育児といったライフイベントがないので、「シングルライフの方が気楽だ」という人も増えています。しかし、平均寿命が伸びている今、定年退職後の「人生の長さ」が気になります。

せっかく長生きできる時代なのに、お金がないために人生を楽しめないというのは残念なことです。定年退職後から、老後にかけての不安に、どのように備えるべきなのでしょうか。

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「シングル」なら誰しも抱える!老後の悩みと不安

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企業で働く「現役時代」には、働けば働いた分だけのお金(給与)が受け取れます。

若い頃は働いて給与を得て、使って楽しむことが当たり前のような感覚があります。

お金

お金は、貯めていかなければならないものです。年をとればとるほど、生活資金の必要額は多くなる一方です。年齢に応じたマネープランをしっかりと立て、貯蓄を続ける必要があります。定年退職後に再就職をする人が増えていますが、それは健康な体があってこそ成り立つものです。

場合によっては、その時「働けない」状態になっている可能性も考慮しましょう。年金のみに頼って生活する「年金暮らし」には、必ず悠々自適な生活が出来るという保証はないのです。

病気

単身の生活で、お金を同じくらい不安なものは「自分の病気」です。身動きがとれないほどの体調不良であっても、自分の生活は自分でどうにかしなければなりません。仕事を長期に渡って休まなければならない場合は、収入が減り生活費に直結することになります。

先の「お金」の項でもふれましたが、シングルライフを満喫するには健康な体があってこそ成り立ちます。年齢を重ねるごとに高まっていく病気のリスクもライフプランに入れておきましょう。

家族の介護

実家の両親が高齢者になり、そこで発生する「介護問題」はその子である自分か兄弟にふりかかってきます。兄弟がいない場合は、自分が仕事をこなしながら両親の介護に対応しなければなりません。

介護保険が導入されホームヘルプサービスが受けられるとはいえ、すべてをサービスで賄うことは不可能です。仕事を持ちながら、年老いた両親の介護をいつまで、どれだけ1人で行えるでしょうか。

孤独

定年退職後、会社員時代に関わってきた人間関係が終わってしまい、孤独に陥ってしまう人も少なくありません。既婚者であれば、配偶者や子どもや孫の存在があります。シングルの場合は、両親の他界などで孤独になってしまうというリスクがあります。

最近、「孤独死」という悲しいニュースをよく目にします。結婚しない人が増えている今、このような「孤独死」をどのように防ぐことができるか、それは自分の生き方にもかかっています。

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一番知っておきたい老後の「お金」のこと

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「金は天下の回り物」「金の切れ目は縁の切れ目」などお金にまつわることわざは、この他にもたくさんあります。

老後のシングルライフを助けてくれるのは何より「お金」です。

老後にかかる必要資金

どれくらいの貯蓄額があれば「老後は安心」と言えるのでしょうか。平均寿命が延びていることからこのような記事で挙げられる「老後に必要な試算額」は年々変わっていきます。単身女性が、60歳で定年退職した後90歳まで生きると仮定します。つまり30年間は「年金生活」を送らなければならない計算になります。

毎月15万円の生活費が必要とした場合、15万円×12ヶ月で1年間で180万円必要ですので、180万円×30年では5400万円も必要になります。これだけの自己資金を十分に備えておく必要があるのです。

現役時代からお金を貯める仕組みづくりを!

年金受給額は、人によって違います。すでに知られていることですが受給額は年々減っています。私たち現役世代が年金受給年齢に達するころ、もらえる額は決して「豊か」なものではなさそうです。

貯めるお金と使っていいお金、いわゆる「収支のバランス」をしっかりと決め着実にお金が溜まる仕組みづくりを構築しましょう。自分の性格上、どうしてもお金を貯められないというのであれば給与から強制的に天引きされる「財形貯蓄」などを始めておくのもおすすめです。

“年金”だけではぜったいに生活費は足りない!

現役世代から、老後の備えを蓄えておく必要があります。「蓄える」のは、現金だけに限らず、さまざまな「保険」をかけておくことも必要です。ケガや病気の時にお見舞金などが給付される「医療保険」も大きな安心をもたらしてくれます。

特に働けない期間の生活をサポートしてくれる「収入保証型」の保険は、単身の人こそ検討すべき保険です。病気やケガのサポートだけではなく、国民年金や厚生年金以外でも年金の積み立てをしておくことが出来ます。

家族を持たない人は、家族からお金を一時用立ててもらったりすることが出来ません。夫婦で年金暮らしをする場合は、配偶者の年金を生活費や住居費にあてることが出来ますが、単身の場合は自分一人の年金のみで生活をしなければならないのです。単身で老後を迎えるために、「どれだけ老後にお金がもらえるか」を目標にしましょう。

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加入しておきたい!シングルの老後生活を支えるもの

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老後とは、「現役を退いた後の生活」を指します。土地や家賃収入などの定期的な収入がある人を除いては、ほとんどの人が「年金生活」をすることになります。

この年金だけで暮らしていくことは難しい時代にわれわれは生きています。

「医療保険」

高齢化すればするほど、医療サービスを受ける機会は増えます。若いときのような回復力もないので、医療機関に入院する可能性も高まります。国民健康保険や社会保険では、現在70歳以上からは1割~2割の負担額で医療サービスを受けることが出来ます。

しかしこの負担額もいつ上昇するか分かりません。ある一定の病気で通院や入院費用がかかった場合に、保険金(お見舞金)が給付される医療保険は強い味方になります。働けない期間の生活を保障してくれる「収入保証型保険」も医療保険商品を展開する会社が販売しています。

死亡保険は残された遺族への保険ですので、単身者の場合は死亡保険よりも「生きるための医療保険」を充実させておいたほうが安心です。

「確定拠出年金」

個人型確定拠出年金は、毎月掛け金を積み立てて原則60歳以降給付金が受け取れる、準公的年金制度です。2017年1月から、60歳未満の全ての人が加入対象者となりました。

この確定拠出年金の掛け金が全額所得控除(社会保険料控除)の対象となるメリットがありますので、節税することもできます。年金生活になり、国からもらえる年金だけの生活はほぼ不可能と言われる時代です。このような節税効果も備えた個人型年金の備えの方法も知っておきましょう。

「養老保険」

「養老保険」は貯蓄性のある保険として知られています。万が一、保険期間中に死亡した場合には死亡保険金が給付されますが、満期を迎えたときに生存していれば保険金が一括で給付される保険です。医療保険を検討する際に、この「養老保険」も合わせて申し込んでおきましょう。

「医療保険」として引き落とされ、保険料を滞納すれば給付が受けられなくなりますので「自分の性格上、貯金がなかなか出来ない!」と悩む人にもおすすめの貯蓄方法です。給付されたお金は老後の資金として活用しましょう。

 「個人年金」

公的年金とは別に、個人民間の保険会社に積み立てをし、一定の年齢を迎えた時点で年金の給付が受けられる「個人年金」です。

個人年金は、運用期間が長ければ長いほど「返戻率」が高くなりますので、早めに始めることをおすすめします。さまざまな保険会社が個人年金を受け取れるサービスを売り出していますので、返戻率などを比較して加入しましょう。

「国民年金」

国民の義務とされている公的年金の「国民年金」です。日本では20歳以上の人はこの「国民年金」に加入しなければなりません。

会社員や公務員として勤務している人は「厚生年金(共済年金)」にも加入していますが、自営業やフリーランスの人は「国民年金」のみ加入している状態です。つまり、どのような雇用形態になっているかで将来もらえる年金額が大きく変わります。

 「年金保険」

「年金保険」は、所定の年齢から年金を受け取ることができる貯蓄型の保険です。年金の受け取り方に種類があり、5年~15年など確実に受け取れる「確定年金」と、一生涯受け取れる終身年金に、一定の年数分は確実に受け取れる保証期間が付いた「保証期間付き終身年金」があります。

受取の途中で死亡した場合、確定年金の残り(受け取っていない)分や、保証期間付き終身保険の場合では保証期間の残りの分は遺族に対して支払われます。積み立て方法に「円建て」「外貨建て」があります。金融情勢によってはどちらが得かはそのときどきで変化します。

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保険も大事!でも、節約もやっぱり大事!

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保険料を支払って、さらに有事のときの備えのための貯金をしていたら手元に何も残らなくなるのは「働く甲斐」がありません。

生活水準を下げれば、確かに保険も貯金することも可能ですが、長い間働いて生きていく上では「楽しむ」ことも必要です。

ムダな支払いをしていませんか?

長い間支払っているものの中で、「金額の見直し」が出来るものはないでしょうか。身近なものでは、スマホ代を節約できる「格安スマホ」への乗り換えなどがありますよね。スマホ代が1ヶ月4,000円も安くすることが出来れば、1年間で48,000円も必要経費が節約出来ます。

このように、普段何気なく支払い、そしてこれからも永続的に支払っていかねばならないコストの見直しをしてみませんか?

住宅ローン

契約した時と同じ金利のままの場合は、さらに低金利のものに借り換えすることも出来ます。手数料がかかりますが、長期間支払うものですから、たとえ数千円でも下がればやがて大きな金額になります。

賃貸住宅VS購入住宅

賃貸暮らしの場合、マンションなどを購入する場合と比べると初期費用は安く済みます。しかし賃貸の場合は「いつまでたっても賃貸」のため、住み続ける限り家賃を支払い続けなくてはなりません。

購入の場合、初期費用や固定資産税など家賃とは別に高額な費用がかかりますが、支払いが終われば家賃を支払う必要がなくなるため「老後のための備え」の要素があります。現役時代に「繰り上げ返済」をして、早く住宅ローンを返済できれば「家賃なし」の生活をすることも可能になります。

今住んでいる賃貸住宅の家賃と照らし合わせ、老後も家賃を支払い続けることが出来るか検討してみてもよいでしょう。

生活費の見直しを!

貯蓄性の高い「養老保険」と、財形貯蓄という「一定の時期がこなければ受け取れない貯蓄」をしていませんか?それに加えて現金で貯蓄もしている上に、住居費として家賃も払っている。さて、手元にいくら「使える」現金が残るでしょうか?

現金が手元に残らなければ、ショッピングをする場合「クレジットカード」を使うことになります。ポイントの還元率の高さによっては、クレジットカードの方がお得にショッピングをすることが出来ますが、必ず翌月には支払いが生じます。相当計画的にクレジットカードを使わなければ、翌月もまた手元にお金が残らないことになります。

クレジットカードの怖いところは「使った感覚が乏しい」ことにあり、ついつい余分な物まで買ってしまう。これが現金支払いとの大きな違いです。手元に現金を残し、その範囲でショッピングを楽しむためにも、現在加入している保険・家賃などの「必要経費」を見なおしてみましょう。

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老後の不安を減らすために、考え方を変えてみる!

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1人で生きていかなければならない、1人で頑張らなければならない・・・それは誰が決めたのでしょうか?自分で決めたのであったとしても「方向転換」をしてもいいのです。

退職金が出る会社なら、退職まで頑張ってみる!

正社員として勤務していて、退職金が出る会社であれば定年退職まで頑張って勤務するのも「老後の積み立て」の1つです。現在正規職員として勤務していない場合は、退職金のある会社へ転職をするのも同じです。

どうしても今勤める会社にいたくない!という場合は、同じように退職金が出る会社を選んで再就職するか、生活スタイルを見直して年金の積み立てを始めるなどの方法をとりましょう。

婚活をする!

結婚してはいけない年齢は、低年齢の人たちだけです。高齢になったからといって結婚してはいけない理由はありません。強いて挙げるなら「子どもを望む場合の“結婚適齢期”」が該当します。結婚を「無理なもの」と諦めてしまわず、婚活サイトや結婚相談所に登録しておいてもソンはありません。若い人には若い人の結婚生活があり、みんなが同じ結婚生活を送らなければならない決まりもないのです。

お金の次に、大切なのは「人間関係」!

結婚している人と、シングルの人の老後の生活の違いは「人間関係」に現れます。結婚すれば、配偶者側の関係者との付き合いが生まれ「親戚」が増えることになります。親戚関係には確かに気を遣いますが、老後にはこの「親戚」との付き合いが“ありがたいもの”になる場合があります。

例えば自分たち夫婦のどちらかが先立つ場合、残された配偶者や子どもたちが孤独にならずに済むかもしれません。しかしシングルの場合、親も兄弟も他界してしまえば、自分に残されたのは「自分側の親戚だけ」になります。まして、生活保護を受けるような生活をしていれば、親戚から冷たいあしらいを受ける可能性があります。

親戚がどれだけ親身になってくれるかは各自で違いがありますが、「天涯孤独」にならない人間関係を今のうちに構築しておくことは重要な課題です。いくら友だちが多くても、友だちもやがて家庭を持ち家族の介護などの問題が発生します。こうなれば「あなたを助けるどころじゃない」状態です。

シングルで生きるということは、お金も人間関係も上手に1人で成り立てられてこそ送ることが出来る「自由な生活」なのです。

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まとめ

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筆者はかつて病院で働いていました。患者さんの家族と緊急の連絡をとらなければならないシーンが何度かありましたが、予想以上に「天涯孤独」の人がいて驚いたことがあります。

治療が終わってフラフラな状態でも、その人は迎えに来てくれる家族もなく1人で帰宅しなければなりませんでした。今後この患者さんがさらに年を取られたとき、誰かがそばにいてもらえたらいいのにと思いました。

人は誰でも、年を取ります。年を取れば必ず誰かの力が必要になります。「シングルライフの快適さ」は若いうちだけに許されているのかも知れません。

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