「やればできるもん!」なんて言葉、よく耳にしませんか?中島美嘉さんのWebラジオのタイトルでもあるのですが、よくやらないままの状態で放置して結果が出ていない人や、頭の中で考えてばかりの人に当てはまったりしていないでしょうか?
行動に移せばできるって、本当でしょうか?また、どんな人がそれに該当するのでしょうか?またどんなことをすればできるようになるのでしょうか?具体例も出しながら見ていきましょう!
目次
あなたはやればできる?できる子度チェック!
まずはこちらでやればできる子なのかチェックしてみましょう!どんな特徴があるでしょう?
明日やろう!という言葉が口癖
今すぐやりなさい!とよく怒られていませんか?そのたび「あとでやるから」「明日から頑張るから」なんてセリフが出ているあなた。
やらないのではなく、やる気はあるんですよね。気持ちはあるんです。でも、ちょっと今は休憩タイムなんですよね。明日まで一休み一休み。
やりなさい!と言われるとやる気をなくす
先ほどでもあったように、やる!という気持ちはあるものの、それを急かされるかのように周りから「やりなさい!」と言われるとやる気が無くなってしまうあなた。
やるタイミングは自分で決めるから!放っておいてよ!そんな気分でしょうか。指示されてしまうと萎えてしまう、そんな瞬間がないでしょうか?
好きなことには集中力がすごい
しかしながら好きなアーティストの曲を覚えるのは早かったり、ブログを書くことはすぐに出来ちゃったり。好きなものに対しては気持ちはまっすぐ、すぐにでも行動しちゃいますよね。
不思議なことに、好きなものだとすぐに体は動いてしまう、そんなあなただったらきっと他のこともスイッチが入ってしまえば出来る子でしょう!
思い込み注意!過大評価が落とし穴?
しかし自分はできる子だと思い込みすぎてしまうとちょっと危険です。そんな注意が必要な具体例をみていきましょう。
とあるお父さんが息子へ寄せた大きな期待が…
こちらはとある小説の一部です。「やればできる」という座右の銘のもと、H大学にも合格し大学時代、社会人と順風満帆に生きてきたお父さんが、子どもである健太くんに寄せた期待を大きくさせすぎた結果、とんでもない結末が待っていたというお話です。
自分自身へ言い聞かせることは良いことかもしれませんが、人へそれを押し付けるような教え方をしてしまうと間違った方向へ行ってしまうこともあるのかもしれませんね。
自意識過剰になりすぎないで
自分には特別な才能があるはずだからやればできる!と、自己肯定感が強すぎる人は少し注意が必要です。自信というのは大事ですが、それは何かを行ってついてくるものです。何もしないまま「自分なら大丈夫!」と思い込むのは危険です。
多くの成功者も、たくさん失敗という経験を積んで自信を得ることが出来ています。また、その過程があるからこそ「やればできる」につながるものもあるのです。どうか何もしないまま「出来る!」と思い込んでやらないというのはやめましょうね。焦らずとも実行した後に評価や数値はついてきますよ。
どんな人たちがいた?やればできた偉人たち
では実際にどんな人たちがやってきて成功したでしょうか?様々な分野にいらっしゃると思いますが、今回はこの2人をピックアップします!
努力のノーベル賞
あなたは小柴昌俊さんをご存じでしょうか?過去にノーベル物理学賞を受賞されたあの方です!
小柴教授は、「やれば、できる」という本を出版されていますが、その中身は自身のお話がほとんどだとか。その中でもノーベル賞を受賞されるまでのご本人について、東大を成績ビリで卒業された落ちこぼれだったことや、子供の頃の小児マヒなどの逆境もあったもののユーモアで乗り越えたという人生術を書かれています。
こちらの文章だけでも、元々の才能や潜在能力よりも努力で成功された方というのが伝わりますね。努力の星として、是非人生のお手本にしたいものです。
教科書にしたい!投資マンガの作者とは?
ドラゴン桜などを書かれている漫画家の三田紀房さん。この方が書かれている「インベスターZ」というマンガをご存じですか?漫画には様々な偉人をモチーフにした登場人物が出てきますが、その登場人物が発する名言がぐっとくる内容が多いのです。
「成功するのにはやればいいだけのこと」「必要なのは型にはまること」など、意味を掘り下げていくととても深いものばかりです。やはり最後は本人の向上心であったり、やる気ということですね。こちらの漫画は読者である個人的にもとてもおすすめです。ぜひ一度読んでみてはいかがでしょうか?
やればできる!を研究した一冊
中にはこんなおすすめ商品も出ているようです。研究目線で見た「やればできる」とは?
マインドセットの力
学ぶことが好きになり、失敗にくじけない子に育てるには?というコンセプトのもと、考え方ひとつで変わってくるということを研究してきた一冊です。
マインドセットとは、考え方の枠組みのことを指します。経験や生まれ持った性質などから形成される考え方やものの見方などのことで、これを「自分の能力に限界を作るな」や「自分の敵は、常に自分」などという考え方を持ち、それによって段々と見方変えていけば自身の思考が変わってくるという内容のようです。上記にもありますが、思い込みというのが一番怖いのです。方向性を変えてみてみるというのは、新たな発見にも繋がりますので躓いたときなどにとても有効的ではないかと思います。
スポーツや勉強など特におすすめ
いろんなことに挑戦をしている最中に、壁にぶつかるという経験はよくあることだと思います。その中でも、なかなか今まで以上の記録が出ないスポーツ選手であったり、成績がこれ以上伸びてこない方など、今までを超えたいけれど超えられないという悩みにぶつかってしまったときなど、どうすれば乗り越えられるでしょうか?
さまざまなケースがありますので一概には言えませんが、考え方を変えてみるというのも選択の一つと言えるでしょう。まずは目標を明確に定め、どうすれば達成できるのか、どのようにすれば達成できると思うか、自ら考えリストにし、ステップアップできる準備をしながらとにかくやってみることが大事だと言えるでしょう。ぜひ下記の商品を参考にしてみてくださいね。
「やればできる!」の研究 Amazon 発売日:2008/10/27 出版社:草思社 作者:キャロル S.ドゥエック (著), 今西康子
やればできる子と人から言われてしまうのって?
自分では自覚がないけれど、他人からそういわれる人っていませんか?それってどういう意味なのでしょうか?
やっていないことへの注意で言っている場合
遠まわしに「嫌味」として言っている場合があります。やっていないことに対して、やる気を出してもらおうと本人に伝えたいがゆえに結果、嫌味になってしまうということもあると思います。また出来ないがゆえに慰めで言われてしまう場合もあるでしょう。
どちらにしても周囲から良く思われていない状態なのかもしれません。そうは言ってもできる・できないはありますのでまずはやってみることから始めてみましょう!実行する姿勢の有無で周りの目もきっと変わってくるでしょう。
やってほしくて伝える場合
例えば仕事で成績を上げてほしい時や、勉強を頑張ってほしい時なんかについ言ってしまうことありませんか?その人のレベルも考慮してというのもありますが、本人のレベル以上のことをついお願いしたい時につかってみると、意外とできちゃう人もいるものですよね。そして言われた側も、案外嫌な気にならない場面が多いと思います。
上記のようにデメリットにもなってしまう言葉ですが、このように言われてうれしい言葉にもなる方法もあります。なんだか、受け取り手側によっては意味が変わってくる、魔法のような言葉ですね!
実は怖い言葉でもある
メディアなどでぼやきをよく特集されていたりと、名言が多いことで有名な野村克也さんの著書でもありますが、
「やればできる。この言葉ほど危険なものはない。野球に限らず、当事者だけでなく、指導者も、親も、時に「やればできる」に甘えて成功を遠ざけてしまう」
と書かれたものもあります。これはその言葉だけでうぬ惚れてしまい、結局やる努力を怠ってしまうことの現れだと思います。何度も上記で記載してきましたが、やはり結局はやるか・やらないかなんだということでしょう。どんな成功体験も、努力なくして得られないのですね。
まとめ
いかがでしたか?記事としてはやる・やらないの違いの記載ばかりが目立ってしまっていますが、やはり自分の気持ち次第というのが大きいでしょう。
どんな世界でどんな活動をしていくにも、劣等感や不安は人生につきものです。また人間誰しも家だったり生活の中でだらけてしまいたい瞬間もあります。いつまでもやらない状態では何も得ることは出来ませんが、大人になるほどそれが許されないことも目立ってきます。まずは可能性も信じて自分のやる気スイッチを見つけることが肝心です。そしてそのON・OFFの入れ方をマスターし、自分自身で入れたり切ったりしながら上手く生きていくと、人生が楽しく出来るかもしれませんね。
まずはやってみること。そしてオプションでやらないという選択肢も持ってみること。まずは自分自身のやる気スイッチを見つけてみましょう!
関連記事として、
・どん底から這い上がるためには何が必要?考え方や対処方法を知って、前を向こう!
・何もかもうまくいかない時の対策方法を知ろう!打開するにはどうする?
・人生をやり直したいと思う時の対処方法は? どういう風に考える?
これらの記事を読んでおきましょう。