専業主婦願望が高い女子が増えているそうです!男女雇用均等法が施行されてから30年、幼いころから男女平等と言われて育ってきた世代ですが、どういうことなのでしょう?
そして専業主婦のメリット・デメリットについて考えてみましょう!
目次
専業主婦になりたい女子が急増中!
あるデータによりますと、20代の働く女性にアンケートをした結果「専業主婦になりたい」と答えているのが40%を超える数字がでたそうです。20代後半からだと、結婚したら…、子供が産まれたら…と条件付きですが、専業主婦になりたいと答える人はもっと増えそうですね。
折角、就職氷河期・困難期を乗り越え、就職し責任ある立場に任されるという時期に仕事を辞めてしまいたい…と考えるのはどうしてでしょう?それは今の時代ならではのご時世があるようです。仕事を辞めたい!って考える女子の理由を簡単にご紹介しましょう。
責任ある仕事はしたくない
自分はそんなにバリバリと仕事をして稼ぐってことはしたくない!というか無理!という人は結構いるようです。女性同士って仲良く見えて足の引っ張り合いもあるし、一人だけ頑張ったら、仲間はずれにされて辛い思いをした…。という人もいます。
仕事というものは自分一人では出来ないし、同僚や上司、そして取引先などたくさんの人との関わりが発生します。自分はそんなに人と接しても器用に立ち回れないし、そんな事したくないと考える人も多く、そんなにしんどいのなら辞めちゃおうと思ってしまうようです。
また若い頃は皆がチヤホヤしてくれて、ミスをしてもかばってくれたけれど、もうそんな時期も過ぎてくると辛い事ばかり…と思っている女性が多いようです。
残業が多く、出張もあってとてもじゃないが、結婚後はムリ!
仕事は嫌いじゃないし、逆に好き!でも一生この状態を続けることが出来るのか?というと考えてしまう…。あまりに残業や出張が多いと結婚してもパートナーと喧嘩ばかりしてしまいそうだし…。とりあえず一度辞めて考えてみたい。等々、疲れきってしまっている女性がいますね。
出産後はいろいろと大変だし、周りの理解が得られない
結婚しても働いているけれど、出産したら別という考え方の女性も多いです。育児休暇制度なども充実してきているけれど、大企業ならその制度を利用できても中小企業では大変そうです。職場の理解が得られたらなんとか休んだり、早く帰れたりもするけれど、それでも周りの先輩たちを見ても毎日バタバタしていて大変そう…。職場では理解してもらえても、家族の理解が得られない…等々いろいろと悩みは尽きないようです。
パートナーが家事や育児に非協力的でクタクタ…
同じ様に働いているけれど、家事は女性がすることが多い。役割分担をしても、疲れているから…、帰宅時間が遅くなったから…と後回しばかりでやってくれないし、文句を言うと逆切れされてしまう。疲れているのは同じなんだけれどと悶々としてしまう。その上育児の大変さを考えると、仕事は二の次、三の次になってしまって…、辞めたほうがいいのかもという考えになるのも理解できますね。
専業主婦になるにはどうしたらいい?
専業主婦になる方法を紹介します。
「専業主婦」でいてほしいという男性を見つけること
実はこれが一番難しいのです。何故かというと、今、女性は「専業主婦」になりたい願望が高まっているように、男性では「妻には働いていてほしい」と思う人が増えているのです。
男女平等で育った男性からすると、学校でも会社でもずっと一緒にきたのに、なぜ結婚をすると自分が養わなくてはいけないのか?という疑問が発生してくるのです。両親が働いている状況の人が増えてきたという背景もあるでしょう。
正規の社員ではなくても母親が働いていたという男性も結構いるので、自分の妻が働かないということが、逆に不思議に思えるようです。
年収の高い男性を見つけること
男性が働いていて欲しいと思っていても、実際に働かないでいられる状況つまり、収入があるのならば上手く理由をつけて、仕事をしないですみますね。年収の高い男性ならば忙しい毎日でしょうし、日々のフォローをするということが妻の役割になるかもしれません。
外見も大切です!
年収の高い男性ならばキレイな女性が周りにたくさん寄ってくるのは事実です。整形までして…という意味ではありませんが、上品な装いや清潔感は大切にしたいところですね。男性は「自分は仕事を一生懸命頑張って女性は家庭を守る」ということを任せることができる女性を求めているのです。そういう意味ではこれ見よがしに髪型やネイルにこだわるより、真面目で誠実な印象がもたれるような外見も必要ですね。
安定性のある職業に就いている男性を見つけること
そんなに高収入ではないが、公務員であったり大手企業など、職を失う可能性が低い企業に勤めている男性なら、贅沢しなければ男性だけの収入でも生活できますね。
そうなると男性側からは家事をキチンとしてくれたほうがいいという意見もあります。
早めに婚活をはじめるようにすること
男性はどちらかというと恋愛や結婚には年下の女性を求める方が多いですね。となると男性が結婚を意識し始める際、アラサー女性では同い年~年上になりかねません。専業主婦にと考えるならば早めに婚活を始めましょう。
家事は出来る様になりましょう!
専業主婦になりたいと考えるなら一通りの家事は出来る様になっておきましょう。
結婚後に男性から「やっぱり家庭にいてくれてよかった」と言われるくらい料理ができたり、掃除が行き届いていたり、アイロンがしっかりかかっているシャツをサッと出してもらえると嬉しいようです。
料理もご主人好みの味付けができるのがベストですね!出会った時に、さりげなく家事が出来ることをアピールできるといいでしょう。
普段から倹約家でいることに慣れておきましょう
皆がすべて高収入とは限りません。自分は働いて収入を得ることをしないのであれば、節約・倹約に普段から慣れておく必要があるでしょう。
自分は独身時代のような生活を望まない!という意識でいないと結婚後辛い思いをすることになります。
専業主婦ってどんな1日を過ごしているの?
- 1)朝はご主人より早く起きて朝食準備をする。
- 2)子どもさんがいるならその分も支度して、皆が出て行くまでバタバタと過ごす。
- 3)お子さんを幼稚園等に送り、その後、掃除・洗濯・お風呂掃除等を済ます。
- 4)お買い物に行く。
- 5)幼稚園等にお迎えに行く。
- 6)軽く昼食をとる。
- 7)夕食の準備をする。
- 8)子どもさんが帰ってくる。
- 9)夕食の支度をする。
- 10)ご主人の帰宅~夕食~会話などをする。
- 11)後片付けをする。
- 12)お風呂に入る。
- 13)就寝。
上記の感じで1日を過ごしますが、合間合間に自分の時間がとれる時は自由にしているといった生活ですね。
お子さんが小さいときは全てにつきっきりになりますが、中高生くらいになると、自分のことは自分でするので、朝のバタバタが終わると自由時間が増えるようですね。
専業主婦についての世間のイメージは?
「専業主婦」というといいイメージは少ないようです。旦那さまの稼ぎでのんびりと暮らし、ヒマを持て余している。ランチをママ友らと楽しんでいる…というイメージがあるようです。
しかし、実際はランチは前日の夕食の残り物であることが多く、楽しんでいるような事はほとんど無く、家事に追われても誰も感謝もしてもらえなく、社会との関わりが少なくなっていくためになんとなく疎外感を感じるという人が多いです。
専業主婦のメリット・デメリットは?
そんな風には考えていないでしょうが、長い人生を考えるとメリット・デメリットもありますね。簡単にご紹介しましょう。
メリットはどんなことがあるの?
やはり、時間に余裕のある生活がおくれるということです。休日なら凄く混んでいる場所に行く事もできます。銀行や役所への手続きも仕事と調整したり考えなくても大丈夫でしょう。
そしてご主人と子どもさんだけなら、他の人に怒られたりすることも少ないでしょう。家事や子育てに専念できるので気持ちに余裕のある生活がおくれるとも言えますね。
デメリットはどんなもの?
「専業主婦」は成りたい人が皆、なれるものでは無くなっている為に逆に羨望の対象になりつつあり、その分、嫉妬ややっかみ対象になっています。その為にイメージも良くない風にとられがちです。
家庭で嫌な事があっても別のことで発散することが出来にくいため、不満を溜め込みやすく、長引くことが多いです。ご主人に嫌みを言われたり、無視されたりすると辛いですよね。
ご主人の収入のみで生活していく為、自分で自由になるお金が少ないということもあるかもしれません。どうしても、ご主人や子ども優先になり、自分のためにお金をつかうのは後回しになってしまう事が多いです。経済的なデメリットで考えると、1人より2人で働いていたほうが家を建てたり、旅行に行くなどの計画も余裕をもって立てることができます。貯金もしかりですね。
そして働いて社会保険に加入していると、将来の年金受給額も大きく変わってきます。少ないといわれる年金ですが、ご主人の1人分の額だけよりも女性の分もプラスされるのとでは大きく違うでしょう。ご主人が病気などで働けなくなった時でも、収入が断たれてしまう不安が小さくて済みますね。
その他では時間に自由があるということで、育児や親の介護、学校の役員等々を押し付けられやすいということもあるかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?今では憧れの「専業主婦」ですが、中々なれないのが実情のようです。上手くなれてもやっかみの対象になったりと、立ち回りに注意が必要ですね。
しかし、時間にゆとりをもって家族のためにいろいろな準備をこなしていくことも大切なことですので、一概にどちらが良い・悪いといったものではありません。家庭ごとにスタイルがあるように、ご自分に合った結婚後の生活スタイルが出来るといいですね。
最後に今、専業主婦の人にとったアンケートでは34%の人が働きたいと回答しているそうです。 理由は経済的なことが多いそうですが、その時にスムーズに就活ができるよう、仕事にまつわる準備をしておくといいでしょう。
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