略奪婚は幸せになれる?その後に後悔しないような覚悟が必要!

あなたは今、略奪婚を狙ってはいませんか?もしそうならば、ここで解説する話にぜひ一度は目を通しておいてください。

略奪婚とは元々、戦争やその他を媒介として捕えた女性を妻とする婚姻形態のことを指します。転じて現在ではもっぱら、夫または妻のいる人に求婚して成立した結婚のことが略奪婚と俗に呼ばれています。

語源から始まり現在の解釈としても良い響きとは言えませんが、実際のところ、略奪愛から始まって最終的に幸せをつかむカップルは存在します。しかし、この略奪婚には相当のリスクと壁があることもまた事実です。

ここでは、略奪愛に必要な心構えや伴うリスクを中心に、成功させる方法まで紹介していきましょう。

略奪愛は「不倫」から

不倫

冒頭で述べたように略奪婚とは主に、配偶者のいる人に求婚して成立した結婚のことを指します。つまり、その始まりの多くは「不倫」ということになります。この時点ですでに法的なことも含めて様々なリスクを背負うということになるのです。

では、そもそも不倫とはどういったものなのか、どこを境に不倫となるのか説明していきます。

不倫の定義

「不倫」とは一般的に、既婚者の浮気に対して用いられる言葉です。

既婚者が配偶者以外の相手と肉体的な関係を持った場合、または未婚者が既婚者と関係を持った場合に「不倫」という単語が用いられます。

どこからが「不倫」か

「浮気」かそうでないかの境界線は非常に曖昧です。言ってしまえば、浮気された側の立場の人が「それは浮気だ」と感じたならば、それで成立すると言っても良いでしょう。よく「手を繋いだら」「キスをしたら」「デートをしたら」など、そのボーダーラインが世間や様々なメディアで議論されますが、最も的を射てるのはやはり「気持ちが動いたら」ではないでしょうか。このように、「浮気」というもの自体は定義が曖昧なのです。

浮気については、浮気ってどこから?定義や許される行動、NGな行動を紹介!を参考にしてください。

しかし、浮気と違って「不倫」は、既婚者の不貞行為として法律で明確に決められています。
離婚の裁判にて“不貞行為”とされるのは、『配偶者以外の異性と肉体関係を持つこと』となっています。

よって、単に手を繋いだ、キスをした、一緒に旅行に行ったということだけでは、法律上においては「不倫関係」とはされないのです。ただし、実際問題「肉体関係の有無」を証明することはかなり困難でしょう。

不倫する既婚者の特徴

■八方美人でマメな性格である

どんな人とでもコミュニケーションが取れ、良い顔をできるような人は、人脈が豊富で顔が広い傾向にあります。そういったタイプの人は得てしてマメであり、優しい言葉はもちろんのこと、嘘であっても平気で言えてしまいます。このような面から、女性の心を掴むことにも長けていることが多いのです。

■面倒見が良い

上記にも通ずることですが、同僚や部下、異性の友人などが困っている時にいつも相談に乗ってくれるような優しく面倒見の良い人も、そうでない人より不倫しやすくなります。

■お酒が好きである

当然ながら、素面よりもお酒で酔っている状態の方が理性が働かなくなります。男女ともに言えることですが、こういう状態の時は衝動的な感情に左右されるリスクが高まります。

■見栄っ張りである

年齢を重ねていようと結婚をしていようと、異性には常にモテていたい。既婚者であっても異性から人気があるということを半ば自己満足的に証明して浸りたいという気持ちにより、こういった見栄っ張りなタイプは不倫にも走りやすい傾向があるようです。

■お金がある

当然、お金がなければ不倫もできません。夫婦で財布を一つにしていない場合はもちろん、どちらかが握っている状態であっても、自由にお金を使える立場にある人は不倫もしやすいということになります。遊ぶ余裕があるほどの収入がないのならともかく、お金持ちであれば男性ならモテるでしょうし、女性ならそれを不倫に使ってしまう可能性があると言えます。

■結婚生活が上手くいっていない

そもそも配偶者と上手くいっていない状況の人は、自ずと不満やストレスを抱えている傾向にあります。そうなると、他に目を向けてしまいがちなのが心理です。やはり不倫をする可能性が高いということになります。

■淋しがり屋である

主に不倫をする女性に多い特徴ですが、夫が家を空けがちでかまってもらえない、家に帰ってきても夫がすぐに寝てしまって夫婦の時間を持てないといったことから淋しさに苛まれ、不倫に走る人も多いようです。

既婚者と不倫する人の特徴

■甘えん坊である

未婚者にはなく既婚者にある魅力と言えば、「心の余裕」でしょう。これは特に年齢を重ねているほど顕著に表れます。未婚者、特に恋人すらいない人は焦りなどから心に余裕がなくなってくる傾向にありますが、既婚者はすでに家庭を持っているという事実と気持ちから、ゆとりがある人が多いです。

このような余裕感に甘えたいという気持ちが出てくることはもちろん、不倫をしている既婚者はその罪悪感から優しく接してくれることが多いため、甘えん坊な人はそこにさらに惹かれてしまうのです。

■プライドが高い

プライドが高い人は、得てして誰かに甘えることを苦手としています。しかし、本音としては誰かに甘えたい、素直な気持ちで相手に寄りかかりたいと思っていることが多いのです。そういう人は、落ち着きがあり包容力もある既婚者に惹かれてしまう傾向にあるようです。

■ネガティブで幸福感が低い

「私にはこういう恋愛しかできない」「この人と離れたら、もう幸せは掴めない」といった具合に悲観的なタイプの人は、不倫を求める人から見ても扱いやすく好都合なため、結果として不倫が成立しやすいと言えます。

略奪愛の前に

男女・肉体関係

略奪愛、略奪婚をする時には、衝動的な感情から突っ走ってしまいがちです。

しかし、ちょっと待ってください。当の本人同士がとりあえず上手くいっているとしても、本当の大きな障害はこの先に待ち受けているということを忘れないでください。

一度冷静な気持ちになり、今の状況と先々のことについて、改めて見つめ直してみましょう。

「覚悟」が必要

よくよく冷静に考えてみましょう。不倫をして略奪することが成功するということならば……将来、自分にも同じことが起きる可能性が高いということになるのです。まずは、この大きなリスクを押さえておきましょう。

不倫をするような人は、どのような背景や経緯があるにせよ、間違いなく言えるのは「不倫の誘惑に負けた人」であるということです。つまり、結婚生活が上手くいっていない時、より魅力的な異性が現れた時、マンネリ化などによる気移りが起きた時などに、その人はまた同じことを繰り返す可能性があるということです。

客観的に考えた時、これはすぐに理解できることでしょう。

懸念点とリスク

略奪婚は、様々な障害を必ず伴うものです。前述した「必要な覚悟」以外にもいくつもの懸念やリスクがありますので、代表的なものを挙げておきましょう。

■相手への気持ち

略奪というスリルある状況と、他の人から奪うというある種の優越感、そして衝動的な恋愛感情により興奮状態になることが多いのが略奪婚です。
今一度、冷静になって自分の気持ちを確認してみましょう。あなたは本当に「相手のことが好き」ですか?そして、その気持ちは何年後も何十年後も続くと考えられますか?
恋は盲目と言いますが、さらにハードルが高ければ高いほど気分は盛り上がりがちで、大切な部分を見失ってしまうことも少なくありません。そもそもの性格の相性などはもちろん、生活環境や考え方なども含めて客観的な視点からもう一度見つめ直してみましょう。

■相手からの気持ち

逆に、相手の気持ちはどうでしょうか。本当に相手は、「あなたのことが好き」ですか?その気持ちは何年後も何十年後も続くと考えられますか?

自分が女性であるなら注意したいのは、年齢や容姿です。あなたが若くて綺麗な女性だとしても、年月が経つにつれ、必ず年は取っていき、肌も衰えてきます。もし相手が、あなたの若さや美貌に惹かれて不倫をしたのならば、リスクはとても高いと言わざるを得ません。あなたと結婚してしばらく経った時、相手がまた若くて綺麗な女性と不倫をする可能性が高いからです。

■経済状況

そもそも結婚するということであれば、必然的にお金が必要となってきます。相手の収入や貯金を知っておくことは重要です。もしかしたら、もともと借金があるかもしれませんし、離婚によって相当な慰謝料を抱える可能性が高いということもあります。

■相手の周囲

略奪婚により、相手の家族はどう思うのでしょうか。そして、職場の人たちや友人たちからはどのように評価するのでしょうか。不倫から始まった略奪婚であるということがどこまで知れ渡っているかにもよりますが、少なくともその結婚時期などから、ある程度は周りから推察される可能性も高いと言えます。

そして結婚式を挙げるのなら、どの範囲の人まで呼ぶのでしょうか。こういった諸々の環境なども考えていく必要があります。

■略奪された人の状況

あなたが略奪をしたということは、その逆、つまり「略奪された」という言わば被害者という立場の人がいることを忘れてはいけません。これは必ず付いて回ることですので、目をそらすことはできません。お金の問題はもちろん、もし子供がいるならばその子たちの状況も大きく変わってしまうわけです。そういったこともふまえて、心情的な負担も考えておきましょう。

■自分の周囲

略奪婚により、自分の家族や友人たちはどう思うのでしょうか。これもどこまで知れ渡っているかによりますが、考慮しておくべき部分でしょう。

駆け落ちのような覚悟で、誰に理解されてなくてもいい、自分たちが幸せを掴めればいいという人もいるかもしれませんが、一つ言えることは、理解者はいた方が良いということです。それが一人でも多いに越したことはありません。略奪婚を達成する際のその瞬間的な感情としては、盲目的に「二人さえ…」という気持ちに駆られがちですが、現実問題、その後のことを考えるならば確実に仲間はいた方が良いと言えます。

祝福してくれる人やサポートをしてくれる人がいることは心の支えにもなり、日常生活はもちろんのこと何かあった時の援助という面からも、心身ともに充実度が違ってくるのです。

成功させる心構えと方法

抱擁

最後に、実例を根拠にした「略奪婚を成功させる心構えと方法」を紹介しておきます。

倫理上の観点からも略奪婚自体を推奨するわけではありませんが、実際に巷でも起きている不倫の末からの結婚を達成するための姿勢を挙げておきましょう。

癒しの存在になろう

不倫をする人は、家庭に何かしらの不満やストレスを抱えている傾向があります。不倫相手である自分としてできることは、相手が抱えるそういった負の気持ちを癒すことです。

相手から「これからも、このままずっと一緒に歩いていきたい」と想われるような存在になりましょう。

美しい外見を保とう・目指そう

相手に魅力を伝える上ではもちろんのこと、将来的に相手がまた他の人との不倫に走ってしまわないよう、外見的な「自分磨き」も忘れないようにしましょう。

不倫をバラさないこと

「不倫」という行為をしているということは、相手も自分も常にリスクを背負っているということです。ここで当然大事になってくることは、お互いの信用と信頼です。二人の関係は禁断であり、秘密にしておくべきということに注意しておいてください。うっかり誰かに話してしまい、そこから広まってしまうようなことがあれば、あなたと相手の関係も崩壊してしまうでしょう。

まとめ

いかがでしたか?これらを読んだ上でもなお、略奪婚をする上での覚悟と気持ちは変わらないでしょうか。あるいは、以前にも増して気持ちが強くなったという人もいるかもしれませんね。

不倫や略奪には、大きな障害が付きものです。「誰にも迷惑をかけない」ということはあり得ません。それを理解した上で、幸せな略奪婚を目指し成功させるためにも、充分な覚悟と配慮、自己分析などをしっかり行うようにしましょう!

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