圧迫面接の対応は、実は簡単?対処法と心構えを学ぼう!

面接(絵)

「圧迫面接」という言葉を聞いたことはありますか?
就職活動で起業にエントリーし、書類選考などを通過して、いよいよ一番緊張する面接が開始!ところが、その面接では採用基準とは関係がないような質問をされたり、面接官がえらく威圧的だったり揚げ足を取るようなことを言ってきたりして、萎縮してしまうことがあります。

なぜ、このようなことがあるのでしょうか。ここでは、こういった圧迫面接と呼ばれる形式の面接の意味と、その対策法について紹介していきます。

スポンサーリンク

圧迫面接とは?

恐い男性②

圧迫面接とは、採用のための面接において、面接官がわざと批判的や否定的な質問や発言をしたり回答にいちいち揚げ足を取ったり高圧的な態度で話し、これに対する応答や対応をもって応募者の性格や資質を評価する面接手法です。

圧迫面接を行う意味

面接対策本など様々なマニュアルが出ているため、応募者はそれに則り教科書的な模範解答をしがちです。そうなると、人事担当者としても本人の実力が図りづらいという状況が発生することになります。こういった場合などに応募者の本質や本音を見るために圧迫面接を意図的に行うというのが本来のコンセプトとなっています。

特に営業職などは、顧客や取引先への対応力が求められる業種のため、クレーム対応や要望への受け答えなどの対処がしっかりできるかどうかの資質が問われます。このような時に圧迫面接が行われることが多いようです。

この時にポイントとなるのは回答そのものではなく、感情的にならないか、萎縮して黙りこんだりしないか、あからさまに不快感を出したりしないかといったところであり、採用・不採用を左右する評価が行われます。つまり、圧迫をかけられた応募者がどのような反応を見せるのかを確認し、その精神力や機転などを計ろうとしているのです。

圧迫面接を行うことによる企業側のメリット

社会人になって仕事を始めると、学生の時とは違うストレスがたくさんあります。業務の中で失敗して落ち込むことがあったり、嫌な同僚がいたり、上司に怒られたり、顧客からクレームを受けたり、重い責務を負うことがあったりなど、本当に様々なストレスとプレッシャーの連続です。
当然ながら企業としては、このような状況にも対処できる精神力のある強い人材を求めています。しかし、このような精神力やストレス耐性は、外見や本人申告だけで判断することはできません。どんなに自己アピールがあったとしても、そもそもまだ社会人としての経験を積んでいない人間の申告など当てになりません。そのため、圧迫面接をして意図的に応募者にストレスを与え、それに対する対応力を確認しようとしているのです。
きちんと感情を抑えて適切なコントロールができるかどうか、機転を利かせながら臨機応変な対応ができるかどうか、そういったスキルやポテンシャルが見られるわけです。

圧迫面接を行うのはブラック企業?

企業はたくさんありますから、もちろん、中にはブラック企業と呼ばれる悪質なところも存在するでしょう。しかし、圧迫面接をするからブラック企業ということではありません。前述したように圧迫面接を行うのには意味がありますので、それだけ優秀な人材を求めているために必死になっているということもあります。

最近は、新入社員がすぐに退職するということが一つの大きな問題として取り上げられています。どんなに頭の良い人材であったとしても、ストレス耐性がなくすぐに辞めてしまったり、心の病になってしまうようでは企業としても困ってしまいます。そこで企業はあえて応募者、特に学生たちに面接でストレスを与え、その適応力や対応力を試そうとすることがあるのです。

スポンサーリンク

圧迫面接の特徴

恐い男性

圧迫面接には、いくつかの特徴があり、場合によっては早い段階で「もしや、これから行われるのは圧迫面接では?」と察することが可能にもなります。一般的な面接と何か雰囲気が違うというのは、実は始まる「前」から感じ取れることもありますので、これらの特徴について紹介していきましょう。

事前に告知がない

通常、面接の種類については事前に人事担当者から告知されます。集団面接、グループディスカッション、個人面接など様々な形式の面接があるため、一次面接や二次面接ごとにきちんと事前に告知されるのです。
ところが圧迫面接の場合は、その性質上、事前告知がありません。応募者に圧迫するという意図があるため、当然ながら事前の告知は行われないのです。つまり、この時点から「圧迫」は始まっているわけです。
そのため、単なる普通の面接のように思わせているので、油断していた応募者が慌ててしまうということが起こります。もちろん、単に告知がなかっただけで通常の個人面接が行われる場合もあります。よって、事前に種類の告知のない面接を受ける時は「圧迫面接かもしれない」という覚悟を持って臨む必要があります。この覚悟をあらかじめ持っているかどうかで、実際に圧迫面接だった際の対応も左右されるでしょう。

面接官が最初から威圧的な雰囲気

「面接官がやたら偉そうだった」「こちらを睨みつけてきた」という話を耳にすることがあります。その企業がブラック企業だったのかそうでないのかは定かではありませんが、それこそまさに圧迫面接だったと考えることができます。

圧迫面接の場合は最初からその雰囲気で始まるので、面接官の登場時からもう威圧的なオーラを放っています。これが圧迫面接であると気づくことができれば冷静に対応することも可能ですが、そこに気づかずに圧倒されてしまったり嫌悪感を抱いて感情的になってしまっては、失敗を招く結果となってしまいます。
威圧的な面接官が登場した時は、「来た!これが圧迫面接か!」と読み取りましょう。すると、その高圧的な態度も意地悪な発言も演技であることが分かり、気持ち的にも楽になります。ドラマを演じるような気分で面接官に合わせ、華麗に対応してみせましょう。

態度の例

実際に圧迫面接かであるかどうかは、面接官の態度にも表れます。意図的にそのような態度を取っているかどうかは企業にもよると思われますが、あらかじめ知識を得て意識しておけば、変に焦るようなこともないでしょう。

以下、分かりやすい例を挙げておきます。

  • 頬杖をついたり、あくびをし、応募者への「興味のなさ」をアピールする
  • 面接の最中に携帯電話で電話をしたり、パソコンで仕事を始めたりする
  • 応募者の言葉に対して、すぐに否定的なリアクションをする
  • 応募者の苦手そうな分野ばかりを質問する
  • 応募者の回答に対して、幾度となく「なぜ?」を繰り返してしつこく聞いてくる
スポンサーリンク

圧迫面接の対処法

面接

圧迫面接時の意地悪な質問には様々な例がありますが、当然ながらその面接官によっても言い方が異なるため、実際には「面接官の数だけ存在する」と言っても過言ではありません。よって、典型的な例に対して機械的に模範解答例を用意していても、それ以外のものが来た時に対処しきれなくなってしまいます。
では、どのように対応すれば良いのでしょうか。

ポジティブな回答をする

答えは至ってシンプルです。「ポジティブな回答をする」ことです。
どんなに高圧的だろうと意地悪だろうと、こちらとしては常に冷静さを保って、ひたすらポジティブに明るく回答していく。それが最大のポイントであり、圧迫面接において高評価を得られるコツでもあります。

要は、圧迫面接はストレス耐性の確認ですので、そこの強さを見せることができれば勝ちなわけです。何を言われようとも、明るく前向きに対応することを意識しておきましょう。

イライラしない

圧迫面接はストレス耐性試験とも言えますので、当然ながら耐性の弱さを見せるようなことはすべてNGです。例えば、イライラした口調で回答したり、不機嫌な態度で聞き返してしまったりなどです。

そういう態度を取ることで、人事担当者からしたら「感情のコントロールができない人」と印象を受けてしまうでしょう。感受性や感情の起伏の激しさは個々の性格によって元々違いますが、普段から比較的感情が豊かな人は注意しておいてください。特に「顔に出やすいよね」とか「すぐ赤くなるよね」といったことを言われたことがある人は気をつけましょう。

怒らない

言わずもがな、怒ってしまうのは最悪です。癇癪を起してしまうのはもちろんのこと、例え冷静な態度であったとしても面接官に対して「そういう言い方は失礼ではないでしょうか」とか「もっと真摯に対応していただけませんか」といった具合に注意や指摘をするようなことはNGです。

黙り込まない

萎縮して黙り込むのもいけません。色々と厳しいことを言われたり、意地悪な質問を繰り返されて参ってしまい、言葉が出て来なくなってしまいそうな場面もあるかもしれません。それでも、黙ってしまっては会話が成り立たなくなってしまいます。面接時間は限られているわけで、この苦しい時間がいつまでも続くわけでないので、割り切って前向きに対応していくことを心がけましょう。

揚げ足を取らない

あれこれと圧迫的な発言を繰り返している面接官が、その話の中で矛盾を生むこともあります。結局は威圧感を演じているだけなので、話を進めていく中でおかしな点が出てくることもあるのです。そういった場面で、ここぞとばかりにこちらから揚げ足を取ったりしないよう気をつけてください。

色々なことを言われてこちらもストレスが溜まっていますが、だからと言って相手に対抗するように反論したりしてはいけません。「戦う」のではなく「受け流す」、それが適切な対処法なのです。

泣かない

女性のみならず、あまりに威圧的な態度を繰り返されていれば、男性でも辛くなって泣きたい気持ちになってしまうこともあるでしょう。しかし、涙を流してしまっては「ストレス耐性なし」と判断されてしまいます。ある程度の動揺は許容範囲だと思いますが、泣いてしまうことのないように心構えを常にしておいてください。

スポンサーリンク

心構えと考え方

男性

圧迫面接に対応する際、あらかじめ理解して押さえておくことにより、楽な気分で臨むことが可能となるポイントがあります。
最後に、そのポイントについて紹介しておきましょう。

「演技をしている」ということを忘れない

なんだかんだ言っても結局、面接官も「仕事の一環で演じている」だけなのです。それを常に忘れないでおいてください。威圧的な態度も意地悪な発言も揚げ足を取るような質問も、すべて演技です。そう考えると、逆に何だか笑えてきませんか?
圧迫面接中は一つの「舞台」であると捉えて、相手はあくまでも演技しているということを頭に置いておき、こちらも毅然とした態度で冷静に明るく話していきましょう。

厳しさは「期待」の裏返し

そもそも圧迫面接は、応募者に期待しているからこそ行われるのです。どんなに意地悪で厳しいことを言っていても本当は、「あなたに期待しているんだから、乗り越えてほしい」「これから先、もっと苦しいこともあるだろう。でもきっと、あなたなら突破できるはずだ」という信頼と期待をもって、わざと威圧的な態度を取っているのです。その気持ちを理解しておけば、面接官の厳しい姿勢にも優しさやありがたさを感じることができるはずです。

スポンサーリンク

まとめ

圧迫面接には、単純に「厳しい」「苦しい」「辛い」といったネガティブなイメージばかりが浮かんでくるかもしれません。しかし、それは表面的なことでしか判断していないからです。
応募者の精神力や対応力をきちんと確かめるという意図から行われるということは、つまり、それほどしっかりと面接をしているということの証でもあるのです。

そして、通常の面接と違って圧迫面接は、あくまでもストレス耐性を確認しているだけですので、特別な知識などは必要としません。とにかくポジティブで落ち着いた受け答えさえできればOKなのです。そこさえクリアできれば高評価を得られるので、ある意味、とても簡単な面接であるとも言えるわけです。

表面上、色々と厳しいことは言われるかもしれませんが、その厳しさを喜びに変えるくらいの気持ちで臨み、皆さんが見事合格できるよう応援しています!

スポンサーリンク

フォローする