履歴書の特技欄に書くのは何が良い?注意点やNGなことは?

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就職活動や転職活動、学生さんならバイト探しをしているとき、まず必要となってくるのが履歴書ですよね。履歴書を書き進めていくと住所や学歴、職歴、資格などはただ自分の情報を記入していけば良いのですらすら書けますが、ふとペンを止めてしまう人が多いのが特技欄ではないでしょうか。

理由としては、「特技と呼べるものなんて自分にあるのだろうか…」と思ってしまう人が多いようです。では、この特技欄にどのように対処していけば良いのでしょうか。

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特技欄の意味を考えてみる

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ではまず、特技欄の意味を考えてみましょう。なぜ、履歴書に特技欄があるのでしょうか。それは面接官に自分の人となりを知ってもらうためです。

学歴や資格などからはあなたがどのなことを学んできて、どのようなスキルを持っているかを面接官に伝えることができますが、あなたの人となりはそれだけでは伝えきれません。そこで、特技欄、もしくは趣味・特技欄があるのです。

無記入は一番だめ

ということで、特技欄に何も書かなかったり、特になしと書いたりするのは一番だめです。面接官にアピールする機会を自ら放棄しているのですから。そんなに志望度が高くないんだなと思われても仕方ありません。

この特技欄だけで、採用か不採用かをが決まるということはめったにないでしょう。しかし、あなたと同じような学歴で同じようなスキルのある人とあなたのどちらを採用しようか迷ったとき、特技欄にキラリと光る何かを持っている人と、何も書いていないあなたでは、あなたの方が不利になってしまう可能性が高まるということです。

特技や趣味を通してあなたの本質を知りたい

例えば、「特技は水泳で幼稚園からずっと続けており、今でもマスターズに参加するために毎週末泳いでいます」という人と、「特技は電車の写真を魅力的に撮ることで、撮影に出かける時は誰よりも早く良いポジションが取れるように始発で目的地に向かいます」という人は、面接官に与える印象が大きく異なると思います。

前者の場合は、幼い頃からひとつのことを継続することができ、競争心や努力家、スポーツを続けていることから体力もありそうな印象を受けます。後者は、前者のような要素はまったくありませんが、好きなことにとことん夢中になれて、好きなことのためならどんなことも苦にならないというような印象を抱くことができるのではないでしょうか。

面接官はそうやって応募した仕事に役立つような特技、もしくは特技を得るために培われたあなたの性質やらを頭の中で照らし合わせていることでしょう。

会話のネタとして

面接が通過するかしないかは面接官と自分との相性次第だとよく聞きますが、本当にそうなのです。あなたがどんなに良いものを持っていたとしても、面接官が「この人とは一緒に働きたくないな」と思ったら次に通過することは難しくなります。ですから、面接官にどのようにして好印象を持ってもらうかが重要になってきます。

そこで、ひとつの手段としてこの趣味・特技欄を活用することができます。例えば趣味・特技にゴルフと書いたら、面接官もゴルフが好きでそこから話が盛り上がった。ということも大いにありえます。それが直接合否に直結するかは別として、良い印象を残すことができます。

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履歴書の特技欄は何を書こう?

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特技欄の重要性を理解したら、余計ここに何を書けば良いのかわからなくなってきた…。

なぜなら自分は特技と言えるようなものを持っていないことに気付いてしまったから!という方、特技といっても、スポーツでどこかの大会で優勝したとか、スペイン語がペラペラとかそんな大きなことでなくても良いのです。

自分の過去を振り返ってみると、いくつか候補を見つけられるはずです。一緒に考えてみましょう。

今まで継続してきたこと

過去を振り返ってみて、自分がある程度の年月を積み重ねて継続していることはありませんか。例えば小学校からサッカーをやっていたり、大学4年間家庭教師をしているというのも立派な継続ですし、共働きの両親のために週3日は夕飯を作るというのもありです。

そして、その継続してきたことから得られたこと、スキルを書き出してみましょう。サッカーだったらチームワークを学んだり、諦めない姿勢であるかもしれません。家庭教師の仕事で人にわかりやすく説明する能力を得たかもしれないし、どのような言葉をかけたら人がやる気になるか学んだかもしれません。

夕飯を作るという作業から、料理が得意になったでしょうし、学業などもある中で家族のために料理を作るという時間を作るのに、どうしたら効率的に動けるかを瞬時に考えられる能力を身に付けたかもしれません。これらを特技として書いてみればいいのです。

普段何気なくやっていること

普段何気なくやっていることでも、他の人から見たらすごいと思われることがあります。例えば、学校が遠いので朝4時半に起きて通学している。掃除が好きで、自分の部屋はもちろん、リビングなども自分が整理整頓しているなどです。

毎朝4時半に起きて通学するってなかなか大変なことです。掃除や整理整頓が苦にならずに出来るというのも会社に1人はいて欲しいと思う人も多いはず。

自分にとっては大したことじゃないと思っていても、日々の習慣などを洗い出してみると意外とそういったことがアピールポイントになることもあるようです。

ちょっと変わった趣味や特技もアピールポイントに

あまりにもふざけたものだと面接官に嫌われますが、ユニークな趣味や特技ももちろんOKです。かえって面接官にあなたという人を印象付けることができるからです。

某アナウンサーは特技欄にカラスの鳴きまねと書き、実際にテレビ局の面接時にそれを披露したそうです。そうして受かっているのですから、まぁ受かる要素が他にあったのはもちろんですが、強烈な印象を残せたのは確かでしょう。考えてみると、面接時にカラスの鳴きまねをするのも度胸がないとできないですし、アナウンサーに必要な要素でもありますものね。

ものまねは堅い企業にはもしかしたら向かないかもしれませんが、例えば占い好きが高じて自分でも占えるようになったので特技は手相鑑定。母の入院中に毎日見舞いに行ったことがきっかけで、リンゴの皮を誰よりも早く美しく向くことができるようになった。などもそれぞれ知的好奇心、手先の器用さなどを特技からアピールできていますよね。

皆が書いていそうな特技でもOK

読書や映画鑑賞、音楽鑑賞に旅行などは、多くの人が趣味・特技欄に書いていることが予想されます。ですからなかなか面接官の興味をひくのは難しいというのが実際のところです。しかし、そこにあなた独自の視点を加えれば、見ている人を「おっ!」と思わせることもできるのです。

例えば本当に読書が好きなのであれば、読書と書いた後に、「月に10冊程度読み、年に100冊以上は読んでいます」と書いてみると、面接官も質問してみたくなります。もしそんなに読んでないよ…ということでしたら面接を受ける前の一か月間だけでも良いので実行してみてください。

皆が書いていそうなものでも自分なりに肉付けすれば魅力的なものに変えることができるのです。

サークルやアルバイトから得たものでももちろんOK

就活中の大学生で、楽な授業とって、サークルを適当に楽しんで休みの日はとりあえずバイトという普通としか言いようのない日々を過ごしてきた人も、その中からなにかしら見つけることができるはずです。

例えば、自分にとって(都合の)良いクラスを選ぶために活用すべきネットワーク構築能力とか、喫茶店のバイトで身に付けたおじ様たちと楽しく話をする能力だとか。探せば色々と出てくるはずです。あまり固く考えずに経験を洗い出してみるのがポイントです。

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履歴書の特技欄に書かない方が良い事

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逆に、これは書かない方がいいということもやはりあります。皆さんきっとそんなのわかっているでしょうが念のため。

お酒・たばこ関連

やはりお酒やたばこなどを連想させる趣味や特技は印象がよくありません。

「お酒好きが高じてカクテルが作れる」などは良いですが、「たばこが大好きなので吸っただけでどんな銘柄か当てられます」などはやめた方が良いでしょう。

ギャンブル

パチンコや麻雀などのギャンブルをにおわせるものも、例えばプロであるとかなら話は違いますが、そうでないならば避けましょう。

FXや株

FXや株なども、例えばこれらでかなり成功していて、理論などを語れるくらいでないなら書かない方が良いでしょう。

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特技欄を書くとき注意すること

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では、書くことも決まったところで注意点だけ。

一言で終わらせない

たとえば箇条書きのように「スペイン語」の一言だけで終わらるということはしないでください。その後で、「スペインレストランで働いているので、スペイン人のお客様と実際に接客をしています。今年の夏にスペインに短期留学か旅行を計画中」など、必ず説明できることを付け足してください。

そうすれば面接官も質問しやすいですし、あなたも答えやすくなります。

聞かれることを想像して書く

特技欄に書くのですから、面接官に質問されることを想定して書いてください。ですから聞かれても詰まることなく答えられることを書くこと。自信がなければ、実際に聞かれるような質問を想像しながら特技欄を埋めてみてください。

どうしても書くことがない

ここまで考えてみても、どうしても書くことがない!という結論に達したのなら、観念して趣味・特技欄がない履歴書を手に入れましょう。

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まとめ

いかがでしたか?特技というと身構えてしまう人も多いと思うのですが、意外と今現在の自分でも特技と言えるものを持っているということに気付いていただけたのではないでしょうか。大それたことを書く必要はないし、面接官もそういったことを望んでいるわけではありません。

要はあなたの人となりや、それを語る話し方や表情、コミュニケーション能力などをこの趣味・特技欄から知りたいと思っているのです。それがわかればあまり難しく考えずにここで自分をアピールしてしまいましょう!