世の中に意外と多い年の差カップルは、世代や年齢を乗り越えて幸せそうに見えます。芸能人の中でも歳の差があっても、おしどり夫婦としてテレビに出演することも少なくありません。
でも実際のところ、年の差カップルカップルってどんな感じなのでしょうか?気になる年の差カップルを調べてみました。
目次
歳の差って何歳までOK?
本当にお互いのことを愛し合っているのなら、年齢なんて関係ないと言いたいところですが、本当のところは何歳差までOKと言えるのでしょうか。一般に10歳以上の開きがあると、歳の差と言われてしまいます。
男女で意見は変わっていきます。どのくらいなら許容範囲なのでしょうか?
男性の意見
自分の年から5歳以上離れ始めると、年が離れているなと意識するようです。基本的には10歳くらいまでの差は許容範囲という意見が多いようです。でも付き合うだけならまだしも、そこに結婚や出産という問題が重なってくると、問題は変わってきます。
女性は出産の時期が限られてきているので、結婚のプレッシャーがあるとすぐに真剣交際に一歩を踏み出しにくいようです。
女性の意見
年上の男性に魅力を感じる女性は多く、年上なら何歳でもいいと思うようです。まだ見ぬ世界を知っているという魅力を感じて、かなり年上でもOKという人は多いです。自分の年齢の2倍以上年上の男性を好む女性もいて、親のほうが年が近いということもあります。
一方、年下の場合は2〜3歳下が限界のようです。一定のところまでは許容範囲なので、年齢に関してはある程度寛容な人が多いようです。
世間は年の差カップルをどう評価する?
世代があまりに違ったり、見た目にも親子に見えなくもない年の差カップルだと周りの目は冷たいのでしょうか?芸能人カップルでも賛否が分かれるように、世間はどんな目で評価しているのでしょうか?
恋人に見えない
まず始めに出てくるのが、カップルである二人が恋人に見えないということです。親子に見えてしまって、レストランなどで接客をうけた時も店員が扱いに明らかに困っているのを見ると、そこで本人同士も「やっぱりひと目では恋人には見えないのかな」と気付かされます。
うらやましい
理想的な年の離れた恋人を見ると、心底うらやましくなるのが本音のようです。若々しい恋人とお付き合いするのは夢のようだと思う人は少なくありません。
年を重ねて枯れたような人でも、若い方とお付き合いをしてから精力的になって、モテる場合もあります。
お金目当て
高収入の年上男性と結婚した若い女性の場合は、お金目当てなのではないかと疑われがちです。
本人たちが真剣で付き合っていたとしても、自分の価値観の中で想像が及ばないことは好きなように言われてしまうかもしれません。
付き合い始めるきっかけって?
日常で出会う機会は少なそうに見えますが、意外にも出会いが広がっています。あなたの身の回りにもふとしたきっかけで仲良くなって、恋愛関係に発展するかもしれません。
職場
仕事場では年の離れた上司や、いろんな世代の人が働いています。新入社員から見れば上司は親よりも年上の人になるかもしれません。
指導をしてもらったり、悩みを打ち明けているうちに意気投合して、そのまま仲良くなる場合もあります。普段顔を合わせることが多いだけに、親近感を持ちやすく仲良くなりやすいです。
習い事
いつもと違う環境で定期的に顔を合わせるのは、習い事ではないでしょうか。ヨガや料理教室、スポーツなどでコーチと仲良くなったり、世代を越えて仲良くなって、お友達から恋愛関係に発展することもあります。
同じ目標に向かって進んでいくからこそ、そこに仲間意識も生まれてきます。
学校
生徒と先生の関係から、卒業後に恋愛関係に進展して、ゴールインする人も少なくありません。卒業してしまえば、禁断の関係も純粋な交際として認められます。
習い事でもコーチやトレーナーとして教えてもらううちに、仲良くなることもあります。教わっている立場だと、自分が越えられないような知識や能力を持っているように感じて、尊敬から恋に変わっていきます。純粋に自分の話を素直に聞いてくれる生徒は可愛らしいもの。
その関係をピュアに感じているうちに、愛らしく感じてしまうことも少なくありません。
ナンパ
意外にも多く、しかも成功率も高いのがナンパです。多くは中年の肉食男性が若い子を口説き落とすパターンです。若い世代には草食男子が増えているので、強引にリードされることを心地よく感じます。
またおじさんだと思っているので、警戒心を持たずに仲良くなることもあります。
幸せな年の差カップルの特徴
多くの歳の差カップルがいますが、どんな二人が幸せになりやすいのでしょうか。そこには、年齢に関わらず相手を尊重する気持ちが大事になっています。
年齢を気にしていない
歳の差を感じさせないほど、相手に魅力を感じているならそれは障害になりません。周りは気にするかもしれませんが、本人同士はそれを全く感じていない場合もあります。
あまりにも意気投合していたり、生活環境や人生の背景が異なるように、相手も年齢が違うだけだと感じている人もいるようです。
喧嘩の時は年上の言葉をまず受け止めている
言い合いになった時に自分の意志を主張するよりも、まず相手の意見を聞く姿勢ができている人は相手の年齢に関係なく、問題は起こりにくくなります。そこに年齢の差があると、人生経験の長さゆえに、きちんと年下に教えてあげたいと思ったり、教えてあげたいという気持ちが強くなります。
長く生きてきた故の理由から、相手より少し上に立ちたい気持ちが出てきてしまうのかもしれません。相手の話を聞いた上で話し合いをするように心がけると、スムーズにいきます。
参考記事:年の差恋愛がうまくいくカップルの特徴3つ
歳の差カップルのメリットって?
困難も多そうな年の差カップルですが、どんなところがメリットなのでしょうか?付き合ってみないとわからないいいところもたくさんあります。
癒やしてもらえる
歳の差があると、同世代と一緒にいる時と比べて余裕が生まれやすくなります。喧嘩になりようがない関係なので、平和な時間が訪れます。「年上だから」や「年下だから」という理由で、喧嘩も起きにくくなります。
包容力があったり、甘えたりしてもいいような雰囲気になりやすいのも大きな魅力です。
経済的な安定
年が10歳離れていると、仕事のキャリアも全く違います。年上のほうが仕事をしている年数も長いので、収入が高い場合も多いです。
金銭的な問題が解消されている場合は、喧嘩になりにくいことが多いです。恋人ならデート費用で喧嘩になることもありません。結婚後ならお金をあまり気にしないで生活できるのいいところです。
お互いを高め合える
年上には決して越せない時間の壁があります。それが尊敬する心にも繋がります。知らないことを教えてくれるパートナーなら、すごいなと自然に思えて、そんなふうになりたいと思うようになります。
夢や希望に満ち溢れている一所懸命なところをみて、年下の相手の年齢だった頃のことを思い出すようになります。お互いの違いを見て、もっと相手のようになりたいと、お互いを高め合えます。
歳の差カップルのデメリットって?
明らかに違う歳の差をいいと思うこともあれば、それがマイナスになることもあります。どんな時にそう感じるのでしょうか。
体力に差がある
相手が年上の場合、体力的についてこれないことがあります。片方が元気いっぱいでノリも良く、体力にも自信がありますが、もう一方はもうバテて、ゆっくりしたいと思うこともあるでしょう。
明らかな体力の差に年齢を感じてしまうかもしれません。
浮気を心配してしまう
自分の年令では相手に物足りないのかもと感じたり、他の異性のところに行ってしまわないかと心配してしまうこともあります。
相手をきちんと満足させているのか不安に感じて、そこから浮気を心配してしまうようです。
結婚後は老後が心配
元気な時は良くても、確実に老後は年上の方が先にやってきます。介護の問題や生活はどうしようなど、歳の差カップルならではの心配もあります。
子供ができにくいかも
相手と7歳以上離れていると、1人目はまだ大丈夫でも、2人目の時に不妊になってしまう場合もあるようです。いくら若く見えても、子供を授かるのが難しい場合もあります。早めに妊活をしようと励む人も多いようです。
幸せに付き合う方法って?
歳の差を乗り越えて、円満に付き合い続けるにはどうしたらいいのでしょうか?相手が年上か年下かによっても方法は異なります。どうしたら幸せに付き合い続けられるのでしょうか。
相手が年上の場合
パートナーが年上の場合には、こんなことに気をつけてみてください。同世代と比べずに、相手に合わせて接することが大切です。
・連絡は控えめにする
仕事が忙しかったり、あまりケータイをみる習慣が無かったりするので、連絡をマメにしすぎないように心がけましょう。あなたにとって少し少なめと感じるくらいがちょうどいいです。
・マナーや礼儀を大切にする
相手が年上だと、マナーや礼儀を重んじる古き良き時代の習慣が残っている場合が多いです。どうしても年下の振る舞いには、指導目線で見てしまいがち。時間は守る、挨拶は必ずするなどの社会人としてきちんとしておきたいことを大切にしましょう。
・話をしっかり聞く
喧嘩の時にもそうですが、日常でも話はキチンと聞いておきましょう。あなたのことを想って言っている発言もありますし、話を聞くことによって、相手への尊敬や愛情表現にもなります。
相手が年下の場合
では逆にあなたよりも若いパートナーにはどうしたらいいのでしょうか?年上と反対の行動をすることが好ましいかもしれません。
・連絡をこまめにする
近況報告や今していることをとにかくマメに報告したがるのが、若い世代の「普通」です。今何をしているのかなど、こまめにすることが愛情表現になります。気にかけていることを連絡の頻度や文章の長さで示してあげましょう。
・頼りにしてあげる
年下だからといって、甘やかすと「年下だからってバカにしないで」と感じてしまうこともあります。頼りにできるところは、便りにしてあげましょう。簡単なものは任せたり、温かく見守って上げることも大切です。
・同世代の男と比べない
ありがちなのが「なんでこんなこともできないの?」と発言や行動で表してしまうことです。
破局にありがちな原因とは?
初めはうまくいっていたと感じていた二人でも、あるきっかけで交際すること自体が嫌になってしまう場合もあります。ありがちな破局原因とは何でしょうか?
ギャップが埋まらない
初めは面白く聞いていた話でも、ギャップが埋まらないことが苦痛に感じてきます。違いが楽しかったはずなのに、面倒に感じてきたりすると、それに嫌気がさしてしまいます。埋まらない溝がどんどん広がっていって、亀裂になっていきます。
加齢臭
年齢を重ねると、自覚なしに体からニオイが発することもあります。気をつけていても、何かの時に出てしまうものだから予防のしようがないですよね。相手のニオイが好きな場合は、何も問題がありませんが、そうでない場合は加齢臭でなくても嫌になるきっかけになります。
家族の反対
親のほうが年が近いと、大切な子供を渡したくないという気持ちから猛反対を受ける場合もあります。親の反対が二人を燃え上がらせる場合もありますが、それも一瞬で結局親からも祝福されたい想いから、破局を迎えるカップルも少なくありません。
まとめ
歳の差は大きな魅力になる!
歳の差が魅力と感じるかどうかは、長い目で見ないとわからないところもあります。恋人同士では良かったのに、結婚生活を送ってみてなにか違うと感じることも。
人の魅力も本質も、一面だけではないのですから、長所も短所も見てから付き合うか考えても良いかもしれません。どちらも含めてその人なのですから。
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