リア充ってご存知ですか?そして非リア充は?意外と非リア充のほうが共感しやすかったりと話題です。そんな非リア充の解説と非リア充だっていいじゃない!という心がまえをご紹介しましょう。
目次
貴方はリア充?それとも非リア充?
そもそも「リア充」「非リア充」って何?な人に簡単に説明すると、実生活が充実している人を「リアル現実が充実」→「リア充」と呼び、その逆を「非リア充」としています。
随分前からもそういう「もの」や「人」を対照する呼び名をつけて表現していたように思いますね。「ネアカ」「ネクラ」も同じような感じでの表現でしょう。何時の時代もそんな風に分けて呼び合っていたのですね。
今、非リア充が共感されている要因は?
以前の「ネアカ」「ネクラ」と違うのは「リアルな現実」と「非リアルな現実」という現実と仮想の対比になっている事でしょう。仮想の世界=ネットの中という風に理解してもらえるとわかりやすいですね。このネットの中で「非リア充」と呼ばれる人は「リア充」の人を羨ましがったり、妬んだりということをSNSやツィッターなどで表現し、同調してもらうことで存在意義を確認している…というでしょうか。
どちらかというとインドア派で人付き合いが苦手だったり、ネガティブな発想に偏りがちなイメージがあります。しかし、彼らがSNSで発信する内容が意外にも的確だったり、誰だってずっと現実が充実しているわけではないですから、そのネガティブな気持ちが理解できたりということで、盛り上がったりしているのです。
非リア充の特徴は?
非リア充の特徴を紹介します。
飲み会や人が集まるイベントは苦手
よくありがちなのが、人が集まる飲み会などに参加しない人が多いのです。人との集いはリアルな現実を充実させるためには必要ですが、非リア充の人は嫌がる人が多いのです。
コミュニケーションが苦手だったり、恥ずかしいなどの意見がありますが、その理由で参加しないとなると、益々億劫になってしまいますね。
季節ごとのイベントに関心がない!一人遊びが平気
イベントというのもありますが、カップルを意識するような事に特に関心が無くなっています。実はその裏返しでとても意識しているのでしょうが、自分にはその相手がいない為に考えないようにしている…、いえ、考えたくないのでしょう。そしてどんどん、一人で遊べるものに没頭していくのです。
ネットが大好き!ゲームやサイトにのめり込む
上記のような理由で、ネットの中にはその時にイベントに参加していない人たちがいます。それゆえ、そこに入ることで得られる安心感でのめり込んでいくのでしょう。
同じような感覚の人がいるので、楽しいということもあるのでしょう。その結果、益々リアルな充実を感じにくくなってしまいます。
他人のブログやSNSでの幸せな投稿にイラッとする
関心が無い!と言いつつ、人の幸せには敏感で、妬ましく思うようです。そういうのをあえて見つけてはイラッとしたり、バッシングをしたりしてストレス発散をしています。
またそんな幸せな投稿を非表示設定するという声も多くあるようです。
自分は孤独だと自覚することが怖い
なんとかその状況から抜け出そうとしてみるものの、上手く立ち回れなかったりしてリアルな現実ではひとりぼっちな状況に陥ることになります。
その不安な気持ちを埋める為、または孤独な事を自覚しないように、非リアの世界に戻っていくのでしょう。
街中でカップルを見るとイラッとする
幸せなSNSにイラッとする以上に、街中で見るカップルは現実に目の前に突き付けられるのです。「視界から消えろ!」「車でひきたくなる」という激しい憎悪が一瞬芽生え、その思いから自分自身が嫌になってしまうという、悪循環にはまっているのが非リア充にあるようです。
誰かが今の状態を打破してくれるのを期待している
非リア充の人に多くみられるのは「誰かからの誘いを期待している」ということです。自分から行動して断られるのが怖い、自分に自信がない…という理由もあります。
ただ皆お互いが、誘い・誘われでお付き合いをしてるので、ただ待っているだけの人には中々お声がかかりにくいですね。その少ないお誘いで自身の環境を変えてもらいたいと考えるのは難しいのではないでしょうか?
リア充になりたいなら、これをやってみよう!
貴方が心からそう思っているのなら、きっとなれるはずです。自分の生活が急に変化することなんてありませんが、気持ちを変えるだけで少しずつ変わっていくでしょう。怖がらずに一歩踏み出してみませんか?
ネットから離れる気持ちを持つ
ネットの中でいろんなサイトを見て、発信する…。人に迷惑をかけているわけではないし、自分自身でいることができる場所があることは大切ですが、そこにこだわって出ていかなければ何も始まりません。
その場所から少しずつ離れていく覚悟を持ちましょう。いきなりでなくてもいいんですよ。時間を短くするとか、いつものサイトには行かないなど、距離をおくようにしましょう。
人と会う機会を避けないようにする
いきなりパーティやコンパに参加しても、何をどうしていいのやら…、会話も出来ないしオドオドしてしまうだけですね。もっと身近な集まりはないですか?働いているのなら、今までは参加しなかった飲み会、歓迎会、送別会、忘年会等々。気のきいたことなんか話さなくても、皆と一緒に参加しているということが大切です。
その時に面白いなと思えることをひとつでもいいので探してみましょう。皆が笑っていた時の会話やしぐさを覚えておきましょう。
後日、誰かと話す際に「○○の話が面白かったですね」と、食事が美味しかったなら「○○が美味しかったですね」とそれだけでいいのですよ。
自分から人と関わるように意識しましょう
普段は人と関わらないようにしているなら目に入ってこなかったかもしれませんが、意外と街中で困っている人っているのです。年配の人、身体の不自由な人、道に迷っている人などがいます。今までならどうしていましたか?見て見ぬふりですか?
思い切って声をかけてみましょう。「何か、お手伝いしましょうか?」これだけでいいんです。急に身体に触れるとびっくりされるので、そっと声を掛けるだけで大丈夫でしょう。
「必要ない」と言われたら「そうですか。お気をつけて」と返答するだけでいいですし、助けてあげることがあったなら、それは貴方の財産になるでしょう。ほんの小さな事でもいいのです。世間とふれあう気持ちを持ちましょう。
そして職場でも、ちょっとしたことでいいので、困っている人がいれば(自分に余裕があれば)手伝ってあげましょう。荷物がいっぱいでエレベーターのボタンを押せない人の代わりに押してあげる。ドアを支えてあげる。コピー用紙の補充をしている人の用紙を運んであげる。自分から声を掛け、行動するという意識を持ちましょうね。
仕事に自信がなければ、納得いくまで頑張ってみよう!
仕事って生活するだけの手段だと思っていませんか?給料をもらう為に会社に拘束されている…と思っていたら、8時間がもったいなくないですか?
いままでなら1時間かかっていたことなら、45分で終える様に、資料を見ながら作業していたなら、見ないでどこまでやれるのか?から始まって、度々見なくても出来るように。といった具合に仕事を頑張ってみましょう。仕事って意外と頑張った分だけ成果が出るのです。自分を成長させるのには、ピッタリのものだとわかるでしょう。
その貴方の頑張りは意外と見られているのです。頑張っている人には誰だって声をかけたくなるものです。
自分から誘ってみましょう
自分の興味があること、その人が興味があるようなことがあれば、誘ってみましょう。興味のあることを誘われたら、誰だって嫌な思いは持ちません。異性には気がひける…というなら、同性から声をかけてみましょう。誘われないなら自分から誘う!の気持ちで声をかけてみてはいかがでしょう。
そして、声をかけたことに同調してくれたなら、きちんと感謝を表しましょう。「ありがとう」「助かった!」という言葉は自然に出る様になるといいですね。
非リア充だって悪くない!
誰だって生まれてからず~っと充実してるなんてことはありません。皆、悩んだり、落ち込んだり、泣いたりを繰り返して生きています。貴方がリア充だと思っているあの人も実は悩みに悩んでいるのかもしれません。だからこそ、ハッピーな事柄をSNSなどにアップして楽しんでいるのかもしれません。他人が見る人の印象って全てでは無いのです。
そう思えば、一時期の間、非リア充だっていいじゃないですか。人と付き合うことは、エネルギーがいるものです。その上、上手く事が運ばなかったら辛いですね。ならば、そのエネルギーを自分の時間だけに費やす時があってもいいと思います。趣味があればそれに没頭する、ネットの中に入って、どんなやり取りが盛んなのか観察したっていいじゃないですか。
ただ、人を羨ましがったり、妬んだりすることは辞めましょう。きっと人相にも表れてますよ。そんな感情を持っても、何も変わらないのですから!
まとめ
いかがでしたか?誰もがなってしまう可能性がある非リア充ですが、そんなに気にすることではありません。ネットに夢中になっていても、一歩引いて自分を見ることができるようにしておけば大丈夫です。仮想は仮想と割り切って楽しく付き合えればいいですね。
ただ、ネットの中での会話は言葉だけでやり取りする為に、意外と人を傷つけやすくなります。デリケートな環境にいるのだという自覚を持って楽しめるといいですね。そして変わりたい人は恐れずに、一歩ずつ踏み出してみましょう。