大学生や社会人にとって、何かと付き合いの多い飲み会。学校や職場などでは思うように話すことができず、昼休みも限られた時間であったりとなかなか接点のない場合がほとんどですよね。そんな中での接点として設けられているといっても過言ではない「飲み会」。お酒を飲みながら腹の内を割りながら楽しめるいい機会ですよね。
そんなステキともいえる飲み会ですが、中には飲み会がどうしても苦手であったり、嫌いと感じてしまう人もいるんだとか。どうして飲み会に乗る気ではないのでしょうか?また克服するにはどのように対処すればいいのでしょうか?これからのせっかくの機会を逃してしまわないようにも「飲み会」の参加の仕方をみていきましょう!
どうして飲み会が嫌いなの?
前述でもお話ししたように、飲み会は「飲みニケーション」といった言葉がある程、コミュニケーションとして外せない機会のハズですよね。普段はお仕事や授業などでうつつを抜かしてはいられない、私語なんてもってのほか!なんて雰囲気もありますよね。
そんな仕事や学生生活の中でもやはりコミュニケーションは大切なモノ。そんな大切な場なのにも関わらず、、どうして自分もしくはアノ人は飲み会が苦手で避けているのでしょうか?まずは飲み会に対する意識や理由についてみていきましょう!
お酒が飲めないor美味しく感じないから
日本人は世界的に見てもお酒に対する免疫が低い人種であるとも言われています。もちろん、その分お酒が飲めない体質の人はやはり多いんです。また、飲めるのは飲めるけれど、美味しく感じないといった人が一定数いるのも事実です。お酒は種類も多く、どのジャンルであれば飲める、といった人が多いと思いますが、お酒というジャンルそのものが苦手、ということなんです。
そんな環境の中でも飲み会は開催されるのも、コレまた現実ですよね。みんなが美味しそうに、楽しそうに酔いながら会話やコミュニケーションを楽しんでいるところに居てもやはりなんだか楽しくないというのが感想なんだそう。まだそっとしておいてもらえるなら不幸中の幸いらしいのですが、中には飲酒を強要してくる人もいますよね。断ることで場の雰囲気を逆なでしてしまったり、無理をして気分が悪くなってしまったりと、自分自身を危険な場に置きたく相というのも本音なんだそうです。
先輩or上司の相手をしなければならない
次に多かった意見は、先輩や上司の酌の相手をしなければならず、職場などの上下関係を終業後にも強いられてしまうのが原因なんだそう。いくら就業後の集まりといってもやはり目上の人に敬意を払わなければならないのは、どうしてもストレスの原因になってしまいがちですよね。普段ならばさっさと家に帰り、くつろいでいるハズの時間が、終電近くの時間まで拘束されてしまっている、と感じてしまうんだとか。
いくらアットホームな職場であったとしても、目上の方がいらっしゃる場では、やはり気が休めないのが本音ですよね。少しでも失態を犯してしまえば今後の業務や関係に支障をきたしてしまうのではないか、もしくは今ここで頑張っておけば良い関係に結びつきそう、などの攻防戦が始まってしまうことも。こんな状況じゃ気疲れもしますし、やはり単純に楽しめないので苦手になってしまうんだそう。
酔っ払いの相手をするのがしんどい
上司や同僚、後輩など関係を問わず、やはり飲み会につきものなのは「酔っ払い」の存在。そんな酔っ払いの相手をするのは、気持ちだけでなく体力も必要になりますよね。中にはセクハラや暴力ざたなんて悪態をさらしてしまう方も…。そんな最悪の人にも「アノ時は酔っていたから」なんて言い訳されてしまっては、なんだか損した気分ですし、許せないモノですよね。
そんな酔っ払いの相手をしなければならない状況になってしまうのが嫌だから、飲み会も嫌なんだそう。酔っ払っている人は自分自身のコントロールもできていない場合も多いため話も通じないこともシバシバ。中には酒の力を借りてワザと酔ったフリをしてくる人がいたりと、これまでの飲み会のイメージも最悪だった場合があるんですね。
話題についていけない
飲み会の場って様々な環境にいる人はもちろん、幅広い世代の方々が出席されますよね。自分だけの空間ではないので何かと気を遣ってしまうんだとか。確かに友達や親友、家族との飲みの場であれば気を遣うこともなく、自分自身のことをとても理解してくれているので意思の疎通もしやすく、盛り上がるポイントや会話に共通点があるので、楽しい空間になりやすいモノですよね。
会社や大学などの飲み会は違うジャンルの人同士のコミュニケーションを図る場であるだけでなく、お互いの意見の尊重をしなければならない場として捉えている人が多いようです。そんな場だからこそ生じる空気や話題についていけない、と感じてしまうことから飲み会への苦手意識を抱いてしまうのかもしれませんね。
飲み会を乗り切るには?
苦手な場であっても場合によっては顔を出さなければならないのが飲み会だったりしますよね。断ってばかりいると、それこそ居づらいと感じてしまうキッカケになってしまうことも…。
そうならないためにも、やはり一定の数だけでも出席しておきたいのが飲み会。そんな飲み会を苦手な人々はどうやって乗り切るのが最善なのでしょうか?苦痛を感じないようにするためにも乗り切り方を学んでいきましょう!
話し手ではなく聞き手に回る
どうも飲み会が苦手な人は、何を話したらいいのか分からない、どうしても話題でつまってしまう…そんな風に感じてはいませんか?飲み会の場はワイワイと盛り上がることが大前提の場でもあると思います。そんな雰囲気をぶち壊したくはない…
そんな時には!ズバリ「話が上手い人に任せてしまう」のがイチバンなんです。話が上手い人は自然と話のレパートリーも豊富でその人自身も話すことが大好きなので苦痛も感じないんだとか。まさにwin-winの関係ですよね。あなたはそんな話すのが上手な人の聞き手に回ればいいのです。そうすることで苦痛も和らぐこと間違いナシですよね。もちろん、ただただ聞いているだけでは盛り上がりも薄まってくるでしょう。キチンと相づち打つことが出来ればより良しですよ◎
「席とり」に重点を置く
酔っ払いの相手や上司の相手は気が重い…そういった思いから飲み会に苦手意識が芽生えてしまった人も多いハズですよね。そんな時にはいっそのこと自分から危機回避してしまうことがベターですよ!様々な回避方法はあるかもしれませんが、誰にも悟られずに面倒なことから逃れる秘訣は、飲み会スタート前の「席とり」に重点を置いてみましょう!そうすることで今まで憂鬱でしかなかった飲み会の景色も180度の変化を遂げるかもしれません。
もちろん、上座、下座などの常識は考慮し、その上で自分と馬が合う人の隣に座ったり、話し上手な人の対面に座ったりと自分に合った席の配置を見出すことこそが飲み会を楽しむためのスタート地点と言っても過言ではありません。
いかに「飲んでいる」かをアピールする
お酒が苦手な方もそうでない方でも飲み会に出席したからには飲酒しなければ…と同調性がどこかありますよね。全くお酒を飲めない体質な人は理由に断り切ることができますが、少しでも飲めることができれば「おかわり」が普通と捉えられてしまうのも悩みのタネですよね。
そんな時には最初の一杯はみんなとビールにして、その後のおかわりはノンアルコールにこっそり変更してしまいましょう!今ではお店によって違えど、たくさんの種類のノンアルコール飲料が普及していますよね。ソフトドリンクではごまかしきれなかった人もあえてノンアルコールカクテルなどでカモフラージュを試みましょう!そうすることで翌日の自分のコンディションを死守することができますよ◎
どうしても嫌…正しい断り方とは?
いつもは参加できるけれど、今日はどうしても乗る気じゃない…人間そんな日もありますよね。もちろん用事や家族との時間などの環境がある場合は正直にその理由を告げるといいでしょう。
しかし、今日は何もないけれど嫌…そんな時にはどうやって断ることが最善なのでしょうか?嘘を付くと罪悪感やその後の関係に支障が出てしまっては意味がありません。上手な断り方を学んでみましょう!
「体調が優れない」
最も思いつきやすい理由のひとつだと思います。仮病と疑われてしまうのでは…そう思った人もいらっしゃるかもしれません。しかし、普段から仮病を使っていない人からすればそんな心配はないんです。体調は他の人には計り知れない事情なのでそれ以上突っ込むことができなくなるのも現実ですよね。
もし、全員出席の求められる飲み会であったとしても、最初の1時間程は顔を出して「すみません、お伝えの通り体調が悪いので申し訳ありませんがここで…」と早めに抜け出すことも可能なんです。しかも「体調が優れないのに出席してくれた」と高評価を得られることも◎何度も使える手ではありませんが、たまには自分の為の休息も大切ですよね。
「お金がないから」
どうしても行きたいけれどお金がない…リアルな悩みですよね。おごってやるよ!という強者がいるかもしれませんが、「悪いからいいよ」「お金がないのは自分の責任だから自分で養えない分はやめておく」などといくらでも断れますよね。既婚者であればより現実的な断り方かもしれません。
常にお金がないと断っていると、会社の飲み会であれば給料もだいたいは把握されてしまっているモノだと思うので、たまに使う断り文句にしておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?飲み会が嫌いな理由は意外にも精神的な理由が多いことが分かりました。精神的な理由であれば自分自身で解決できるハズなので、今一度何故自分が飲み会を嫌っているのかを理解することこそが飲み会を楽しむことへの第一歩となるでしょう!