女に嫌われる女の特徴や原因を知ろう!どういう風に接したらいいの?

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わが国日本が誇る、日本最古のエッセイ「枕草子」を書いたのは、平安時代才女、清少納言。

この清少納言が書いた「枕草子」に、ちょっと笑っちゃう、こんな一分があります。

 「憎たらしいひと」(現代語訳)

他人をうらやましがり、自分の身の上を嘆き、他人のことをあれこれ言い、ちょっとしたことも知りたがり聞きたがったりして、言ってくれないと恨んで、悪口を言い、また、ちょっと聞きかじったことを、自分が前から知っていたかのように他人に調子よく話すのもとても憎らしい。

1000年以上前に書かれたとは思えないほど、「いるいる、こんな女!」なんて、共感出来ますよね?!(いいね!のボタンがあったらいいのに!)

清少納言は現代で言えば「有名ブロガー」です。ブログには「共感」されるものでないと人気が出ないですが、この「枕草子」が語り継がれた理由、この一文でよく分かります!

清少納言が言っている「憎たらしい人」。この人はきっと「女」だと、私は思うのですが・・・みなさんはいかがでしょうか?

「知識をひけらかす女は嫌い!」という、清少納言のライバル、紫式部の有名な一言(しかも清少納言のことをディスってる)もあるように、昔から「女に嫌われる女」は怒りのタネだったようです。

今回はそんな、「女に嫌われる女」のお話をしていきます。

女が嫌いな女の特徴とは?

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「こういう性格の女ってちょっと無理」と思うのは男性だけではありません。社会人として、同じ女としてどうなの?と思う女とは、やっぱり仲良くできませ~ん!

 努力はすべて「オトコのため女」

職場に多いのが、このタイプ。持ち物・行動・服装などのビジュアルがすべて「男受け」「モテ」を意識している。職場は「彼氏探し」をする場所と思っている女。

場の空気が読めないのは自称「天然な性格」のせい。相手を問わず社内恋愛対象にしていて、それがミエミエ。周りを嫌な空気に変える。

ニセモノ「人気者女」

誰にでも愛想がよく、どんなグループにも顔を出す、いわゆる八方美人タイプ。人間関係では協調性があるため、ある意味では重宝される。

反面、噂話をたくさん知っていて、自称「情報通」。愚痴を聞いてあげているようで、情報収集中!口癖は「ここだけの話なんだけど」「あなただから話すから言わない約束ね」。「大らかな人気者キャラ」の皮を被っているので正体を現しにくいが、いまいち信用できない「食わせ者」として距離を置かれる。

 自分が大好き「自分アピール女」

会話であろうと、SNSであろうと会話は自分中心。努力した、頑張った、感動した、感謝された、涙が出た・・・などの「ちょっとどうでもいい」報告を怠らない。

募金した、お年寄りに席を譲った、鳴いている赤ちゃんをあやした・・など「私は良い人」の演出も忘れません。忙しい時に一番イラッとされるのがこのタイプ。

なんちゃって「サバサバ女」

なんでもズケズケいうのがサバサバ系だと思っている。暗黙の了解でみんなが言わないことを「だって本当のことじゃない」と言って暴露してしまいトラブルに。

それでも「私って嘘がつけない人だから」と誇らしげ。言葉遣いもなんだか上から目線。

気配り上手・・・?「計算高い女」

「お疲れ様」なんて言いながら、お菓子を持って回って気配りをしてくれるのはいい。でも、なんでわざわざそんなことしてくれるんだろう・・・?と思ったら翌日「シフト変わって」ですって!

そこに「自分が動きやすくなるから」「気に入られたいから」「こうした方がいい人って思われるから」という魂胆がみえみえな「ニセ気配り美人」。

どうしてこんな女が嫌われるの?

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人には悪いところもあるけれど、良いところもある。でも、どうしても嫌いになってしまう、その理由や特徴はなんなのでしょう?

発せられている“違和感”が、嫌い!

自分のキャラを理解していないで、無理に役作りをすれば当然「違和感」を人に与えます。これは、役者さんの演技を例えにすると分かりやすいです。

うまい役者さんの場合は「いつの間にか話に引き込まれている」けれど、下手な役者さんは「見ていてこっちが恥ずかしい」ので、チャンネルを変えてしまいますよね。

この心理に似ています。

実際にこんな違和感だらけの人がそばにいても、チャンネルのように変えることが出来ません。毎日その姿を見続けることになると「うっとうしい」から「嫌い」になってしまうのです。

女は女に厳しいから、「違和感」を覚えてしまう

ほっておけば、いいのはわかるのですが・・・。

同性だからこそ分かる「もどかしさ」があるから厳しくなるのですよね!

女であるからこそ、そんな女の本当のキャラを見抜けるのです。その真実のキャラと、違うキャラを「演じている」と分かったとき、「なんかちょっと変!」と違和感を覚えて、嫌悪感を持ってしまうのです。

「ぶりっ子」というひやかし言葉がありますが、本当にその人が心も見た目も天使のように可愛くて朗らかであれば、すんなり受け入れられますよね。しかし真実の姿がそうでないことを見抜いているため「(本当はそんな人じゃないくせに)かわいこぶって!」と不快感を覚えるのです。

友達なんだけど、「嫌いな女」

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職場は「オフィシャル」な姿なので「キャラを演じている」傾向がありますが、「演じる必要がない」そんな友人関係、プライベートの場面ではどうでしょうか。

いい人?お節介?「過干渉女」

枕草子でも書かれていたように、“他人のことをあれこれ言い、ちょっとしたことも知りたがり聞きたがったりして、言ってくれないと恨む”人って、「ちょっと勘弁して・・・」と言いたくなりませんか?

友達に対し、何もかも知っておきたい、自分が友達のためにどれだけのことをしたか・・・などを周りに熱く語ります。情は厚い?のですが、彼女に結婚の報告や恋愛相談を一番にしないと気に入りません。与えた友情を同じ分だけ返してもらわないと被害妄想に陥ります。

ほっておくと、いつか自分の親の葬式にまで難癖をつけにくるんじゃないか?と恐怖さえ感じさせる「過干渉女」です。

本当に友達?「常識ハズレ女」

冠婚葬祭など、プライベートにも気を引き締めて「お付き合い」したいイベントがあります。

そんな時に非常識な行動をとる友達って、わざとしたことではなくても、「この人と一緒と思われたくない・・・」と思ってしまいます。嫌いというよりは、「軽蔑」してしまうという感じです。友達だから許される、と思いがちなことこそ大事にしなければ人間関係はすぐに壊れてしまいますよね!

友達の結婚式に出会いを求めすぎた行動をとったり、お葬式でスマホばかり触っていたり、「友達」としてどうなの?と言いたくなるのが「常識ハズレ女」です。

私が一番幸せ!「マウンティング女」

「あなたはリア充だね!」と羨ましがってくれる人を「親友認定」している「マウンティング女」。話はいつも自慢話。

もらった誕生日プレゼントの値段やペットの芸、親の収入、彼氏の仕事・・・自分以外の、自分の周囲の人を使ってでも「格が上」になりたがります。

自分より幸せそうな人には不満の気持ちを表し、露骨に「仲良くしたくない」アピールをします。友達の幸せは自分の不幸で、友達の不幸は自分の幸せ・・そんな価値観を持っていると疑いたくなるのが「マウンティング女」です。

異性にみさかいがない「男友達が多いニセ友情女」

彼氏かな?と思ったら「違うよ男友達!」と小悪魔声で言う。とても友達同士には見えない雰囲気の二人。友人というわりには、その服どうみても男性ウケファッションだし、あなたにとっての「男友達」って一体なんなの?という女子、いますよね。

異性にだらしない人から発せられる清潔感のなさは、同じ女性は敏感に感じ取ります。(男子はなにも感じないのでしょうか。)

もちろん仕事より同性の友達より、異性とのデートが優先。人のオトコ盗りそう」という陰口を叩かれるタイプです。

「女に嫌われる女」の接し方

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職場では「違和感」、プライベートでは、「常識のなさ」が嫌われます。アナタ変よ、と本人に言ってすぐ治るものではないし・・・ではそのような人にはどう接したらいいのでしょうか?

職場編 “受け流す”

受け流すのも面倒くさいですが、職場の雰囲気をアナタまで破壊してしまってはいけません!おなじ土俵に立つことになります。

仕事をそっちのけになってしまうほどの、相手ではないのですから、彼女たちの言動や空気に囚われないようにしたいものです。

職場編 “嫌いでもないけど好きでもない”に徹する

嫌っていることを態度に出し知られると、このテの人たちは余計に面倒くさくなります。好かれてはいないけど、嫌われてもいないかな?くらいを相手に感じさせる温度感を持ちましょう。

”嫌われている“ことに関しては躍起になって、悪口で対抗したり、足を引っ張る可能性が大です。でも、彼女達は”好かれていない“ことに関してはちょっと臆病です。職場で”私を好きになって!“と言える人って・・・かなり”おかしな人“ですよね。

“おかしな人”と思われることを、彼女達はなにより嫌がります。なぜなら自分に自信をもっているからです。

あなたは、“嫌いじゃないけど、好きでもない”という態度でいることが一番の方法なのです。

プライベート編 “無理に友達でいなくていい”

友達の意味は、人それぞれに違います。なんでも言い合えるのが友達という人もいれば、ストレスなく付き合える人を友達という人もいます。

一人ぼっちがストレスの原因になる人は、たとえ虐げられても大勢に囲まれたほうが幸せですし、女王様体質の友達の、侍女のようになることが幸せなら、それも友情です。

友情にはいろんな種類があっていいのです。

でも、相手にはもちろん同じ分だけ、あなたの要望にも応えてもらう必要があります。それに応えてくれない人は、「友達」じゃなくたっていいのです。

「女に嫌われる女」には、絶対出来ないこと

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女に嫌われる女は、大切ななにかが欠落しているとしか思えません。そのままだと、これから先も、手にすることができない大切なことが1つあります。

結局・・・嫌われる女は、場の空気が読めない!

「嫌いな女」に対する、「嫌い」という気持ちは、耳が痛いかもしれませんが、彼女達と同じ性質の「感情によるもの」です。不必要な感情を、職場で振りかざしてしまっては「嫌いな女」たちと同じです。

感情を「公私」で自己コントロール出来ていれば、彼女たちのような「違和感」「非常識」に、まみれることはありませんので、あなたは「嫌い」という気持ちをうまくコントロールしてください。

彼女達にできないこと、職場でもプライベートでも共通点があります。それは「感情のコントロール」と「場の空気を読むこと」です。

きっと一生気づけない!「女の味方は、”女”」

女性は大変器用で、仕事も家庭も、両立するのが上手です。人の世話までできる、マルチタスクな生き物です。子育てが女性の方がうまいのはこのマルチタスクのおかげです。

職場でもプライベートでも、そんな女性を敵に回すようなことは、本当は最も「避けなければならない」ことなのです。

野生の動物、チーターのメスは、ケガをして狩りができないメスのチーターの分まで、代わりに狩りをすることがあるそうです。子育ての大変さを知っている、同じメスだから出来る「友情の狩り」です。1日に1回しか走れないほどのパワーを使う狩りを、2回もするのです。

あなたにも、そんな女友達がいませんか?自分も忙しいのに駆けつけてくれた女友達、物凄く悲しいときなんにも言わずにそばにいてくれた同僚・・・・

「あなたがいてくれて、良かった!」女に嫌われる女は、そんな女の友情を知らずに生きる可哀相な女なのです。

まとめ

女の友情はもろい、という言葉は男性と女性のどちらが言った言葉なのでしょうか。

どちらにせよ、確かに女の友情はもろいものかもしれません。

そもそも、女は男よりも「すぐ友達になる」性質があります。友達の垣根が男より低いのです。でもこれは悪いことだとではなく受け入れることに「拒否感」をあまり持っていないからです。

男より女の方が優しい印象があるのは、この「拒否感」を最初に示さないことです。最初に受け入れてだんだんと相手が見えてきたら離れていく、きっとこの姿が「女の友情はもろい」とされてしまうのでしょう。

最初に優しく受け入れることができた、受け入れてもらえたときの「あたたかな気持ち」を忘れずにいられたら「嫌われる女」にならなくて済むのかもしれませんね。

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