遠距離結婚のメリット、デメリットは?うまくいく方法は?

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結婚しても様々な理由から同じ家に住まずに、別々の家、それも遠く離れた場所に住んで結婚生活を続けるというスタイルが遠距離婚、もしくは別居婚です。

こういった結婚のスタイルをしている夫婦、家族はどういった経緯で遠距離婚を選択したのでしょうか。また、遠距離婚とは実際どうなのでしょう。メリット・デメリットなども一緒に見ていきましょう。

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遠距離婚に至った理由

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今でこそそこまで珍しくない遠距離婚・別居婚ですが、少し昔気質の方には、「遠距離婚なんて考えられない!」という方も多いと思います。

そもそも昔は結婚をするとなったら、まず女性が仕事を辞めて家庭に入り、夫のために家事をするという風潮でしたから、そういった世代の方たちにとってみれば「そんなの夫婦ではない」と思ってしまいます。

こういった見方もまだ残っている社会ですから、まだまだ少数派の遠距離婚。選んだ夫婦はどういった背景で遠距離婚を選択したのでしょうか。

キャリアのため

おそらくこれが遠距離婚を選ぶ夫婦の中で一番多い理由ではないでしょうか。つまり、夫だけではなく、妻も結婚によって仕事を諦めたくない、今までと同じ会社で同じように働きたいという理由から、夫が違う土地に転勤になっても自分はついていかないということです。もしくは妻が仕事で転勤の辞令が出て、夫を残して行ってしまうなんていうパターンもあるようです。

女性にとって、自分のキャリアをどう築いていくかはかなり悩ましいところですよね。今まで頑張ってきた仕事を夫や家族のために手放せるかどうか。

こういった場合、夫が1~3年くらいでまた帰ってくる転勤といったものから、いつ帰ってくるのか決まっていないというものまでさまざまなようです。

親の介護のため

夫婦片方の転勤が決まったけれど、病気の親の介護をしなければいけないといったケースもあります。親はだいたい地元を死んでも離れたくないようだし、老人ホームに預けるのもお金がかかったり、なんとなく忍びなくて結局自分が介護をするために残るといった具合です。

子どものため

子どものためという場合もあります。夫の転勤が決まったけれど、せっかく子どもを私立の学校に入れたし転校させたくないといった具合です。

最近になって野球の松坂投手が日本に帰ってきましたよね。しかし奥様とお子さんはまだアメリカにいるそうです。なぜかというと、奥様が子どもの教育のために、日本よりもアメリカで学ばせたいと言ったからだそうです。たしかにアメリカで育てば、子どもはバイリンガルになりますし、視野が広がって、教育には良いですね。ですが、そのために野球選手の夫だけ日本に帰らせるとはなかなか…。松坂投手の健康管理などは二の次というかんじでしょうか。

このように、子どものことを考えて、夫婦が遠距離婚をするという選択をする場合もあるようです。

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遠距離婚のメリット

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遠距離婚を支持する人達はどういったところに魅力を感じているのでしょうか。遠距離婚のメリットを考えてみましょう。

同居することによって生まれるストレスがない

例えば、長い間ひとり暮らしをしていた人には、生活する上でのその人なりのリズムがあります。結婚して他人と同居するとなった場合、それらをなにかしらのかたちで妥協をしなくてはいけなくなります。

よく、「自分には結婚は無理だと思う」という独身男性が、ひとりになれているから誰かと一緒に暮らすことを考えられないといいますが、まさにそれです。そう思う人には、このように別々に暮らしながら結婚生活を送る選択をおすすめしたいですね。

自分の時間がある

ひとつ前と似ていますが、結婚して同居するとなると、たとえ別々の部屋にいたとしても、ひとりの頃のように自分勝手に気ままに過ごすことってなかなか難しいと思います。ですから結婚すると、自分の時間が確実に減ります。

しかし結婚しても、別々に住んでいればそんな我慢をする必要はありません。独身時代のように自分の好きなように時間を使って、結婚というステイタスも手に入る。結婚はしたいけど、自分のペースを乱したくないという人にはいいとこどりですね。

たまに会う時がとても嬉しく感じられる

一緒に暮らしていると、それが当たり前になってどうしても恋人時代のときめきなどを忘れがちです。しかし別々に暮らしていると、たまにしか会えないので会えたときにとても楽しく過ごすことができるのです。

また、ずっと一緒にいると、ついつい思いやりの心を忘れてしまい、してもらうことが当たり前に感じられることもありますが、離れて暮らしているとそういった思いやりの心を忘れずにいることができます。

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遠距離婚のデメリット

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遠距離婚によって得られるメリットは結構魅力的ですね。では、遠距離婚を選択した場合、どのようなデメリットが考えられるのでしょうか。

浮気の心配

物理的に離れて住んでいるので、浮気をしたときに気付きにくいです。お互い会いたいときに会えないことから、もしかするとそんなときに側にいてくれる人と…。という可能性も普通に同居している夫婦よりは高くなってくるでしょう。

生活費が倍かかる

別々に住むことになるので、家賃や光熱費など、同居であれば折半することができる出費がお互いかかってしまいます。共働きで、お金に余裕があればあまり気にならないかもしれませんが、もしも共働きでなければ結構な負担となってしまいます。

また、遠距離に住んでいるということで、お互いに会う時にかかる交通費もばかになりません。遠距離婚とはどうやら出費がかなりかかるということも、知っておかなくてはなりませんね。

子どもがいる場合の負担

例えば幼い子どもがいる場合は、子育てを片方がほぼ全て担当しなければならなくなります。手伝ってくれる親などが近くにいれば良いのですが、そうでもなければなかなか大変ですよね。ましてや共働きであれば、片方の負担はかなりのものです。

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遠距離婚を成立させるためには

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遠距離婚のメリット・デメリットを見て、どう感じましたか?自ら選択するのではなく、どうしても遠距離婚が不可避という場合や、デメリットの方が大きいと感じた場合に、遠距離婚を続けていくにはどういったことに気を付ければ良いのでしょうか。

思いやりの言葉や態度を忘れない

離れている分、会えた時の喜びは大きいですしお互いを思いやる気持ちもあると思います。それをきちんと言葉なり態度なりで相手に伝えることが大切です。思っているだけでは距離が遠い分、一緒に暮らしているより相手に伝わりにくいからです。

言葉にするのは苦手という男性は多いと思いますが、そうしたら会う時になにかちょっとしたプレゼントを相手に用意するなど、感謝の気持ちを表す方法を考えてみると良いでしょう。

コミュニケーションをなるべく多くとる

物理的に離れていると、やはり気持ちも離れていくというのが避けがたい問題です。そこはつながっているように思えるように、まめな連絡でコミュニケーションをとって乗り越えましょう。

今はLINEやスカイプなどで、チャットなどはもちろん、電話やテレビ電話も無料でできる時代です。これを活用しない手はありません。LINEやメールなどはとぎれとぎれでも良いのでなるべく毎日やリとりして、週に一回は電話やテレビ電話で会話をしたいですね。そうすれば、離れていても、そこまで遠く感じないでしょう。

たまには長く一緒にいる時間を作る

例えば長い休みには一緒に旅行するですとか、片方が休みがとれたらもう片方のところへ行って過ごすといったように、できるだけ長くいる時間も作りましょう。そうすることで、非日常を感じ、お互い楽しめます。

もし、遠距離婚をお互いの時間を大切にしたいなどの理由から選択している夫婦であれば、長く一緒にいるときっとおなかいっぱいになってしまうでしょう。しかしそう思うことで、やはり同居して夫婦生活を送るよりも遠距離婚の方が自分たちには合っていると再確認できるでしょう。

隠し事はしないようにする

同居している夫婦でも隠し事はない方が良いに決まってますが、遠距離婚ではお互いに毎日顔を合わせなくてすむため、隠し事をしやすい環境になります。ですから、気付いたら言ってないことがたくさん…。ということも考えられます。

特にお金に関することは、なるべくすぐに話しておいた方が良いでしょう。たとえば2人で使う用のお金から何かを買った場合などは、報告しないで後から相手が知ったりするとけんかの原因になります。

ちょっとしたことでもなるべく報告することを怠らないようにしたいですね。

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まとめ

遠距離婚、あなたは魅力的に見えましたか?それともこんなの結婚する意味がないじゃないかと思いましたか?結婚してから転勤などで遠距離婚を余儀なくされるなどではなく、結婚するにあたってこういった結婚スタイルを選択する夫婦に対して、恋人同士でいるのと変わらないではないかと思う人は多くいるようです。

私の友人でこのスタイルをとって結婚した夫婦は、夫の中国転勤が決まったけれど、妻の方が今の仕事を続けたいという思いがあり、夫の方も一生中国にいるわけではなく、明確に何年先かはわからないが戻ってくる前提だったので遠距離婚というかたちで結婚生活を送ることを決めました。結婚したときが25歳くらいだったので、恋人同士を続けて夫の方が帰って来た時に結婚しても良いのでは?と傍から見て思ってのですが、彼女いわく、「自分がいない転勤先で彼が浮気をしない可能性なんてない。結婚していても浮気しないとは言い切れないけど、結婚しているのといないとでは全然違う」ということでした。なるほど、そういった意味で、たとえ一緒に暮らしていなくても社会的に結婚しているということは大きなステータスであり、そういった意味で安心感やつながりを感じられるものでもあることを私は感じました。

なにはともあれ、各々の夫婦に合った結婚のスタイルを選択するのが一番ですね。