あなたの周りには『我が強い人』はいますか?
そして、あなたはその『我が強い人』をどう思いますか?『我が強い人』も人によって強さが違えば相手の感じ方も違うので一概には言えませんが、あまり周りの人に好まれていないのは確かです。
その前に『我が強い人』はどんな人の事をいうのでしょうか。その特徴や、『我が強い人』はなぜ嫌われてしまうのか、性格の改善方法などお話していきたいと思います。
もしかしたら、自分では気づいていないだけで『我が強い人』と周りの人に思われていませんか?チェック項目もありますので最後までぜひ読んでみてください。
似た言葉
まず『我が強い』の前に似た言葉を合わせてご紹介していこうと思います。雰囲気的に似ているとみなさん思いがちですが、『気が強い』に関しては意味がまったく違う事をわかっていただけたらと思います。
わがまま
『わがままな人』は、周りの人の考えなどは無視し、無理な事でも自分のしたいようにする自分勝手な人の事を言います。自分が中心に世界が回っていると思っていて、自分の思い通りにいかない事があると許せない《自己中心的な人》です。
気が強い
『気が強い人』は、口に出した事は必ずやり遂げ、自分の理想を形にする為なら努力も時間も惜しまない人です。
正義感が誰よりも強く、自分をしっかり持っていて芯がとおってる人の事を指します。
天性の《リーダー格》で誰からも慕われるタイプで『女気』『男気』あふれる人が多いです。
『我が強い人』10の特徴
『我が強い』と言いますがどのような人の事を言うのでしょうか?
何となく雰囲気やイメージはありますが、どんな人の事を指すのか説明してと言われるとなかなか説明できない人の方が多いと思います。ここでは『我が強い人』の特徴をご紹介していきたいと思います。
「だって」「でも」という言葉をよく使う
『我が強い人』は「だって」「でも」をよく使います。もちろん本人は無意識なので、この言葉を良く使っているという自覚はありません。
誰かに意見を言われても『言い訳』を常にします。なので自然に「でも」「だって」を使うことが増えてしまうのです。
何かトラブルが起きて、周りに正論を言われたとしても謝ることはせずに開口一言目はこの言葉で始まります。自分の非を認めることはせず、むしろ自分が正しいと主張する人です。
仕切り屋
何事も仕切りたがります。飲み会や旅行、会話の流れすらも仕切りたがるのです。
自分の思ったように物事が進まないことにストレスを感じる為、いつでも自分のペースに相手を巻き込みます。
例えば、複数で遊びに出かけたとします。
自分は「○○したい」「○○が食べたい」と必ず意見を主張してきます。周りのみんなは「○○へ行きたいね」と『我が強い人以外』は意見が合ったとします。
普通に考えたら多数決で賛同する人が多い意見を取り入れますが、『我が強い人』がその中にいると、「私は○○○に行きたいから今からそこへ行こう」と話を進め、自分の意見を押し通します。
結果みんなが行きたくない場所でも、その人が言った意見に従うことになるのです。
人は楽しむ為、羽を伸ばす為、日々のストレス発散する目的で旅行などへ行きます。ですが、『我が強い人』と旅行などへ行ってしまうと、周りの人はストレスを溜めて帰ってくることになってしまうでしょう。
自分の話をしたがる
上記にも共通しますが、自分の話をしたがります。
周りの人が違う話をしていて盛り上がっていても、自分の話をする為に今までしていた話を「そういえばね」などと遮り話を始めてしまいます。
『我が強い人』は自分の話以外で盛り上がることに腹をたてたり嫉妬する時もあるのです。
早口
基本的に《早口》の人が多いです。
誰と何を話すにしても、とにかく早口になってしまいます。
話の展開が早い
『我が強い人』は話の展開が早いです。
なぜなら、話の展開を早くすることで自分が《会話の主導権》を握ることが出来るからです。それに合わせて《早口》ですので、話を聞いている周りの人は会話の内容もあまり頭に入ることがなく、内容に厚みを感じません。
話をしている時は、相手が何か意見を言おうとする前に、話を切り替えて別の話をし始めるので相手に意見を言わせる隙を与える事はがあまりありません。
『我が強い人』が「○○についてどう思う?」と質問してきたとしても、相手の話を聞く前に「でも○○だよね」と自己完結し話を終わらせるのです。
絶対に謝らない
意地っ張りな人なので、自分が悪いと思っても謝らない人が多いです。
最初は自分は悪くないと思っていたけど、後々冷静に考えたら「自分が悪かったかも…」と思った経験はありませんか?
『我が強い人』はそんな時でも絶対に謝ることはしません。
自覚がない
自分が『我が強い』という自覚がまったくありません。周りに「我が強いよね」と言われても「そんなことない!」ときっぱり否定します。
もしも周りに注意されても聞き入れることはないのです。
感情の起伏が激しい
感情の起伏がいつも激しいです。誰に対しても感情の出し方を変えることはないので、仕事中などの時でも上司が相手だったとしても態度に出してしまいます。
場所や相手を考えずに、誰にでも分かるように《表情》や《話し方》が変わるので、いつでも感情がむき出しの状態なのです。感情の起伏が激しいので『子供っぽい人』とも言えます。
いつでも感情を出してしまうので敵をつくりやすいタイプの人です。
好みがハッキリしている
上記でも書かせていただきましたが、『我が強い人』は『子供っぽい』とお話しさせていただきましたが、好みがハッキリしているのも一つの特徴です。
食べ物の好き嫌いはもちろんですが、人の好き嫌いもハッキリしています。
それも本人の前で態度に出してしまうので、相手も「この人は自分の事を良く思っていない」「自分の事嫌いなんだろうな」と気づいてしまいます。
基本、嫌いな人とは話したくもないので自分から関わる事はしません。もし話さなくてはいけない様な状況になっても《目を合わせない》《声が小さくなる》《笑わない》という態度をとってしまうのです。
相談は基本しない
基本、人に相談をすることはありません。『我が強い人』は周りの人に自分の悩みを話して、弱みを見せることを嫌います。
唯一、本当に信頼している憧れの人のような存在の人には自分の弱みを見せることもありますが、そう思えるような人も周りに沢山いるものでもないので、悩みを相談することは《ほぼゼロ》と言ってもよいでしょう。
嫌われてしまう理由
先ほど『我が強い人』の特徴をお話ししましたが、その特徴を読んで『我が強い人』を好きと感じることは出来るでしょうか?
大体の人は「苦手だな…」「出来るだけ関わりたくない」と思うはずです。
中には好き嫌いがハッキリしていて良いと思う人もいるかもしれませんが、その考えの人は少数でしょう。
『我が強い人』チェックリスト
当てはまる数が多ければ多いほど『我が強い』です。チェック項目の数が多いあなたは『我が強い人』と周りから思われてる確率が高いでしょう。
- 最近、人に謝っていない。
- 人に弱みを見せたくないと思う。
- みんなをまとめて仕切ったり、人の上に立つ事が得意だ。
- 話は聞く方より話す方が好き。
- 何かトラブルや問題が起きた時、自分が正しいと思う事が多い。
- 喜怒哀楽の感情表現が激しい方だ。
- 誰かに「早口だね」と言われたことがある。
- 好き嫌いがハッキリしている方だ。
- あまり人に悩みを相談しない。
- 自分の意見が通らないと機嫌が悪くなる。
改善方法
ここまで『我が強い人』の特徴やチェックリストをご紹介しましたが、自分の性格を改めて振り返ってどうでしたか?
治せない位『我が強い人』は、きっとこの記事を読んでも自分は「当てはまらない」と思います。なぜなら本当に『我が強い人』は自覚がないからです。
もしかしたら周りの人に『我が強い』と思われているかも…そう不安に思った人は、改善の余地がある人なのです。
これからお話しする改善方法は簡単な事ばかりなので、ぜひ今日から注意しながら生活してみてください。少し自分の中で気を付けるだけで治すことが出来てしまいます。
何も考えない時間をつくる
感情の起伏が激しいので、何か物事に対してイライラした時は、必ず冷静になるように自分の気持ちを落ち着けましょう。
目を閉じて頭の中を空っぽにする時間をつくったり、没頭できる趣味をつくったり、何も考えない時間を一日の中でつくる事で《冷静になる癖》をつけることが出来ます。
自分が発言する前に必ず一呼吸置く
自分が意見を言う前に必ず一呼吸置きましょう。心の中で《深呼吸》してみてください。
それから自分の意見をユックリ頭の中で整理しながら話してください。
いつもなら感情的に意見を押し付けてしまう発言をしてしまいがちですが、《一呼吸置く》事で感情だけで発言する事を防ぐことができます。
もしも、あなたの発言が正しかったとしても感情的に言われてしまうと、相手も素直に受け入れられなくなってしまうものです。
少し気を付けるだけでトラブルも回避できるでしょう。
人の話を最後まで聞く
人の話をきちんと最後まで聞きましょう。
自分と意見が違うと否定したくなり、自分の意見を言いたく気持ちもわかりますが、そこはぐっと抑えて相手の話を最後まで聞きます。
感情を抑えて、話しを最後まで聞いてみると「そういう考えもあるんだ!」と納得できることも出てくるはずです。
相手の意見に対して「この考えは良いな」など思えたときは「それ良いね」など素直に相手に伝えるようにしましょう。
相手に自分の考えを押し付けない
自分の考えを押し付けがちなので、「そう思わない?」など相手が「うん」としか言えなくなるような同意を求める発言は控えましょう。
もしも人に意見を聞くときは「私はこう思うんだけどあなたはどう思う?」と優しく聞きましょう。『我が強い人』は言い方が強く攻撃的になりやすい傾向にあります。
「○○だよ!」など自分の意見を相手に強く言ってはいけません。気を付けましょう。
◆まとめ◆
いかがでしたか?
この記事を読んで『我が強い人』は人生とても損をしていると思いませんか?
『我が強い』という性格は治すことが出来ます。今日気づけた人は必ず治すことができるので、少しずつでも改善方法を実行していただけたらと思います。
今日から気を付けていけば、きっと周りの人のあなたへの対応が変わってくるでしょう。もちろんその変化は良い変化で、あなたも楽しく笑顔で過ごせる日が増えていくはずです。