生理的に無理なのよねあの人、と話題に上がることってよくあります。その生理的に無理というのは一体どういうことなのでしょうか。女性のいう生理的に無理というのと、男性が女性に対して持つ生理的に無理だという違いはあるのでしょうか。
一度その人に対して無理だなぁと思ってしまうとそこでシャットアウトしてしまう不思議な嫌悪感。これって女性の本能に近いものなのでしょうか?ここから紐解いてみましょう。
【生理的に無理】は第一印象からも
女性が持つ勘に近い生理的な部分からくる、男性に対する嫌悪感は第一印象からすでに始まっています。とても大事な第一印象、女性の生理的な部分はとても繊細で鋭いものです。外してはいけないところですが、どんなメカニズムで生理的に無理だと思ってしまうのでしょうか。
イメージは初対面
まず、男性女性ともに初対面だと相手を見た目と直感で判断します。その第一印象はとても大切。そこで女性は生理的に無理な男性かどうかを判断します。最初にどこを見るのか、というのはある意味人それぞれで、フェチズムに近い異性に対する嗜好の部分と大きく関係してくるとは思いますが、実は生理的に無理と言われる部分も似ているけれども違っていたりします。
初対面のイメージは仕事をしている人には、絶対相手に対しての印象を悪くしてはいけないところです。
生理的に無理な人の特徴イコール印象を悪くしてしまう恐れがあるということですので、読んでみて直せるところは直していきましょう。
ダメと思うと受け付けられない
生理的に無理、というのは異性を見るときにだけ現れます。
それは後ほど述べることにしますが、第一印象で、ああこの人生理的に無理、受け付けられないわと思うと、そのあとどれだけいい人だということがわかったとしても一歩引いてしまいます。それほどに生理的に無理、という直感はその後の人間関係に大きく左右されます。
勘のいい人ほど、その直感がよく働いてしまうということもあります。意中の人と初めて会う場合は、もっとも細心の注意を払いましょう。
最初の第一印象から、受け付けられないと思われてしまうと、そこからの挽回は不可能に近いといっても過言ではありません。
女性には大小関わらず嫌悪感を持つポイントがありますので、以下に書かれてある一般的に嫌悪感を持たれてしまう男性の特徴を見ていきましょう。
生理的に無理な男性の特徴
この人どうも受け付けられない…そんな人に遭遇することは恐らく一度や二度ではないと思います。意外にも公共の場所で嫌な思いをしている女性は多くいるはずです。
そんなよく言われている生理的に無理な男性の特徴を挙げてみました。案外女性でも当てはまる人はいるかもしれません。
食事のマナーが悪い
これは楽しい時間を台無しにする行為ですね。厄介なのは当の本人が気が付いていないことのほうが多いということ。
くちゃくちゃ音を立てて食べるのはもちろんのこと、お箸の使い方にも人となりが表れているともいえます。こればかりは小さいころからの習慣でしかないのでいかにきちんとしつけられてきたのか、ということにも左右されます。
ただ、自分が食べているときに周りの人に怪訝な顔をされたことのある人は、女性であっても要注意です。おいしそうに食べるのと下品に食べるのとでは全く別物ですから。
楽しい時間を嫌な記憶と共に、生理的に受け付けられないと言われてしまうのはもったいない話です。今一度食事のマナーを見直してみることもおススメです。
清潔感がない
清潔感というのは、やたら服装できめるということではなく汚らしくない服装、髪型のことを言います。カッコつけていても毎日の習慣というものはすぐ見抜かれてしまうもので、ぐうたらでお風呂が苦手だったり、髪も汚れていたりするとそこがNGという女性も少なくありません。
シャツもしわしわで、ズボンもヨレヨレ。いつ洗ったかわからない服を着て近づいたらなんだか臭いがしそう…なんてことになると、もうそんな人無理無理と言われかねません。
清潔感とは身だしなみであり、人様に会う時の最低限のマナーです。せめてそれは日頃から気を遣うようにしましょう。
体臭がキツイ
体臭がキツイというのは、女性にとっては耐え難いものでもあります。今様々な制汗剤や防臭に効くスプレーなども多数売られてはいますが、本来の臭いに対しては外からの臭い予防もしかり、食べるものなども大切です。
油ものなど酸化しやすいものを日々よく食べる人は体臭がきつくなるのはよく聞く話ですし、内臓が弱まっていたりすると口臭もひどくなったりします。
また、体のSOSを表すもので病気になると体臭がひどくなることもありますので、なんだか体調もイマイチだというときは、一度病院に行ってみるのもいいかもしれません。
何にせよ、健康のバロメーターともいえる臭いですので、生理的なものも含めなんらかの対処は必要になってくるかと思います。
話し口調がだらしない
話す言葉はその人を表すのに一番わかりやすいツールですが、口調もその人の体(たい)を見るのに重視するものの一つです。
口調なんて気にならないという女性もいますが、いきなりため口で話し出す人や、例えばお店の店員さんに対して上から目線のナメたような口調でしゃべられるのは、大人の男性としてみっともないことです。
一緒にいていつまでも学生気分が抜けないような口調でしゃべる男性に対して、いい印象を持たない女性も多く、中には今回のテーマである【生理的に無理】な男性としてカテゴライズされることも。
口調は人となりを表すので、気を付けましょう。
下心満載で話しかける
これは年配の男性(特に会社の上司)によく見受けられますが、お酒の席で下ネタを連発する男性、いますよね。そういう場所だからまぁいいじゃないって思われるかもしれませんが、そこでほとんどの女性は生理的に無理ビームを発射します。
しかも、下ネタ満載で話しかけたあとの女性の反応を楽しむ男性もいたりして、全く嫌な印象しか得られない場合もあります。男性はそんなことで、と思われるかもしれませんが、意中の人でもない人にそんな話をされても嫌悪感しか湧いてきません。こういう癖は早く直すことが賢明です。
【生理的に無理】なのは女性の本能
生理的に無理だと思った時のザワザワ感はただ嫌いというよりも、もっと奥深いところから湧いてくるものだったりしませんか?心底受け付けられないと思うそのメカニズムは一体どこから来るのでしょうか?そこを調べていきたいと思います。
DNA(遺伝子)レベルで受け付けなくなる場合
匂い(体臭)の好き嫌いがあるのをご存知ですか?
例えば電車などで、鼻がもげてしまいそうなぐらい臭く感じてしまい不快だと思ったことはありませんか?それがすばり好き嫌いのバロメーターであり、実は遺伝子レベルで生理的に受け付けられるかどうかが決まっているのです。
匂いの遺伝子というのも実は存在しており、HLA遺伝子と名付けられています。このHLA遺伝子は匂いの成分の中に組み込まれており、女性はその遺伝子から子孫を残すのに適した人なのかどうかを判断する能力を持っているのです。
驚くべき能力ですが、男性には子供を産むことができないので女性側にその判断を下すシステムが備わっているのですね。
トラウマがある場合
こちらは持って生まれた、というわけではなく後世において培われた部分です。余り持ちたくはないですが、昔から男性の怒鳴る声が怖くて、や、すぐスキンシップなどと称して触る男性に強い拒否反応を示してしまう。
これもある意味生理的に無理な男性に対する一つの表現方法でもあります。
トラウマとして残ってしまっている以上、恐らくは一生ぬぐえない根深いものなのでそういう素質のある男性が近づいてくるときには、逃げても構いません。
自分を壊すぐらいなら、その人との人間関係を整理して自分に合う人を探すほうが賢い選択ということもあります。
生理的に無理な男性がそばにいる場合は
自分が、ああこの人はダメだなと思う人がそばにいる場合は、強い拒否反応を示す手前までで抑えておきましょう。仕事にも学業にも支障が出るようなことがあると元も子もありません。
特に先ほどのトラウマから来る生理的な嫌悪感を持つ場合は、心身の健康にも良くないと思われます。中にはパニック障害や鬱症状を発症することも考えられます。
不必要に近づかずに、必要最低限の付き合いで済ませましょう。
まとめ
生理的に無理な男性の特徴や本能についてのことを述べてきましたが、あてはまる部分はありましたか?
冗談めいた『生理的に無理~』というのと、本能で全く受け付けない場合とで拒否反応も強かったり弱かったり様々です。女性たちが話の中で話題にする『生理的に無理で受け付けられない』という男性はおおよそ、キスや体の関係になることが考えられないという対象でみられる男性が多く、逆に男性から見ても『女性なのに食事のマナーがちょっと…』だったり『口調がなっていない、女性なのに言葉が荒っぽい』と思われることも生理的にどうこうでなくても、良く思われない女性像になります。
どのように見られているとしても、やはり人としてのマナーをきちんと守り、大人の男性女性の意識で気を付けるべきことばかりです。
ただ、最近のネット社会で先に文字でのやり取りをしていて初めて会うとなったときに理想と違うなぁというのと、生理的に無理というのを一緒にしてしまうことが多々あるようです。
理想と違うのと、生理的に無理というのは明らかに違った見方です。
理想はあなたが勝手に描いたものなので、勘違いしないようにしましょう。
生理的に相手を測るのは相性の良さを測るためのもの。
自分の勘を頼りに素敵なパートナーに出会えるといいですね。
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