チャラ男の特徴とは?モテる男との違いを知っておこう!

チャラ男

あなたの周りに「チャラ男」と言われている男性はいませんか?
時代の移り変わりと共にその形態は多少変化していってはいるものの、昔から存在し続けている「軽い言動の男」、それがチャラ男です。

見た目だけチャラい男もいれば、逆に見た目はわりとさわやかなのに内面がチャラい男、そして外見も内面もチャラい生粋のチャラ男などがいますが、あなたはこういう男たちにどういうイメージを持っていますでしょうか。おそらく、あまりプラスのイメージは持っていないことと思います。それはきっと、メディアで取り上げられる特徴が主に「悪い部分」(短所)だからでしょう。

しかし、本当に悪い男たちなら、生き残り続けたりしないのではないでしょうか。「チャラ男」という言葉が生まれてからもう20年以上経ちますが、彼らが存在し続けるのは確かな「人気」もあるからなのです。
ここでは、そのチャラ男たちの生態と魅力も含めて、彼らの実態に迫ってみます!

チャラ男とは

チャラ男③

「チャラチャラした」と形容される、行動や言動が軽く年齢的にも比較的若い男たちのことで、「ダメ男」や「勘違い男」のように一つのキャラクターとして確立された若者言葉です。読み方は「ちゃらお」です。

概要

昔から少なからず類似した雰囲気の男は存在していたと考えられますが、平和な時代が継続され、徐々に厳格さや堅実さを求められるような場面が減少していき、海外の文化が積極的に取り入れられるなどの時代の移り変わりと共に、その言葉は1990年代に生まれ使用され始めました。

同時期には、古着やサーフ系のスタイルを取り入れたファッションを愛用する「ギャル男」(ぎゃるお)と呼ばれる男たちも登場し、チャラ男の複合型のタイプも存在するなど、その「軽い雰囲気」が人気を博した時期もあります。

その後、一旦はそういった言葉も終息していったように見えましたが、2011年にお笑い芸人が「チャラ男」のキャラクターを取り入れてブレイクしたことで、再燃することになりました。

イメージ

代表的なものとしては、髪は茶髪や金髪で長髪だったり緩めのパーマをかけている、肌は日焼けしている、ピアスやネックレス(昔はチョーカーなども流行)や指輪などのアクセサリーを派手に付けている、女遊びをしているといったものでしょう。

そもそも「チャラい」の語源は、こういったファッションで歩いていて、アクセサリーなどがチャラチャラと音を立てていることからといった説もあります。

チャラ男の特徴

クラブ

ファッションなどの見た目だけでなく、「こんにちは」を軽くした「こんちわっす」をさらに省略した「チーッス」など独特な言葉遣いなども使うことが多いチャラ男たち。そしてもちろん、内面も軽薄という印象がありますよね。

「これぞチャラ男!」というタイプの人から「もしかしたら、この人はチャラいのでは…?」と疑われるような隠れチャラ男までいますが、実際のところ具体的にはどういった特徴があるのでしょうか。代表的なものをまとめてみましたので、紹介していきましょう。

「今」を楽しむ享楽性

まさに「今を生きる!」かのように、その時、その瞬間を楽しむことさえできればいいというスタンスで毎日を過ごしていることが多いのが、最初に挙げる特徴です。
あまり先のことを見据えることなく、いかに「今、充実した時間を過ごせるか」ということを重視し、遊びでも飲み会でも恋愛でも、心を抑制することなく全開で生きています。

また、とてもポジティブで、常に明るい姿勢と雰囲気を放っています。よっぽどのことがない限り、どよんとした暗い状態を少なくとも人前で見せるようなことはありません。
このような楽観的かつ享楽的な思考は魅力の一つでもあり、女性を惹きつける要素の一つにもなっています。

極めて広い交友関係

チャラ男の交友範囲は極めて広く、一昔前のガラケー(スマートフォンではない一般の携帯電話)の時には電話帳の最大登録件数では不足するなどもザラにあるレベルでした。

現代ではSNSという便利なものが登場したためさらに拍車がかかり、登録友達数が数百人から千人近くいるなど、一般ユーザーを圧倒しています。友達の投稿をどこまでちゃんと見ているのか甚だ疑問ではありますが、実際に見る見ないではなく、その友達数自体がチャラ男にとってはステータスの一つであり誇るべきデータなのです。

著名人でもないのにこれだけの友達登録数を伸ばせるのには理由があり、それは「選別することなく積極的に申請や承認を行う」からです。通常、例え顔見知りの人であったとしても「わざわざSNSで交流を持たなくてもいいか」という心情や場面がありますよね。しかしチャラ男にそんな制限はありません。「存在を知っていれば申請!」というレベルのアクティブさがあるのです。

また、もちろんインターネット上の交流だけではなく、そういったSNSなどをフル活用して積極的に飲み会を開催するなど、現実世界でもとても活動的です。
実はチャラ男は「寂しがり屋」という側面があるため、独りでいることを好まない傾向にあるわけです。

女性の扱いが上手い

「女性」というものをよく知っており、話を盛り上げたり楽しませたりなどのテクニックに長けています。やはり「チャラ男」なる者、場を盛り上げるのに女性という華は必須であり、男性も女性も一緒に楽しむためには自分たち男だけではなく女性たちの気分を良くさせることがとても大切になってきます。だからこそ、しっかりと女性の習性や趣味を把握しており、居心地良く過ごしてもらえるよう考えている努力者でもあるのです。

また、たくさんの男女友達と交流を深めていくのに「マメさ」は欠かせません。アクティブでマメでなければ、前述のSNS上の交流も追いつきません。幅広い交友関係を持ち、それを維持していけるのは、彼らが持つマメな性格の証でもあるでしょう。

フレンドリーで人懐っこい

チャラ男の代表的な特徴の一つは、やはりそのフレンドリーさでしょう。同性だけでなく女性に対してであっても、出会って間もない相手に「まるで以前から知り合いかのような雰囲気と態度」で接することができます。
そして、普通ならためらうようなスキンシップを容易く行うこともでき、ボディータッチなどにも躊躇がありません。そして、そういった行動はある意味で子供のように屈託なく、変ないやらしさがないため、セクハラ的な印象を与えずに「人懐っこい」という言葉で許されてしまう特権も持ち合わせているのです。

調子が良く、軽薄

これはもう、見た目にも雰囲気にも出ているものですが、とにかく「チャラい」という言葉がはまる「調子の良さ」と「軽薄さ」があります。

先述の外見的なイメージだけでなく、喋り方一つ取っても、重みを感じられないような口調や滑舌、飛び交う若者言葉、スマートさのない歩き方など、いかにもチャラチャラしているという空気感が出ているのも、分かりやすいチャラ男の大きな特徴でしょう。

型にはまらない「アウトロー」

チャラ男はとにかく「自由」。どこかの誰かが考えた人生のレールになど乗りません。そんなお堅い道を歩くなんて、彼らからしたら生きる意味がないのでしょう。

その姿からは、マイペース、ゴーイングマイウェイ、わがまま、幼稚といった印象やイメージを持つ人も多いと思いますが、実はこの自由性はその人の可能性を広げる、自分らしさを発揮する、常識を覆す創造性など、「素晴らしい感性と考え方」という見方もできます。

「常識」というものは、社会性という意味でなくてはならないモラルやマナーである一方、時にはその人の可能性を狭めてしまう「枷」となることもあります。そういう意味で、チャラ男が持つ自由性は、特徴であり「魅力」でもあるのかもしれません。

モテるチャラ男の違い

チャラ男②

一言で「チャラ男」と言っても、その自由性から個々に様々な性格も持っているため、空気が読めないようなあまりモテないタイプと、女性を惹きつけるモテるチャラ男がいます。

同じようにチャラついていても、なぜ、このように差があるのでしょうか。その違いについて探っていき、彼らの魅力を確認してみましょう。

ギャップがある

チャラ男は、場を盛り上げたり楽しませることが得意ですので、例えばカラオケでもタンバリンなどで合いの手を打って全開でその場をアゲアゲにしてくれます。

そんな中、チャラ男自身が歌う場面になった時、どのように「魅せる」のでしょうか。よくあるイメージとしては、ノリノリのポップスやロックを激しく歌い上げて、さらに場を盛り上げるといったものでしょう。

しかし「モテるチャラ男」は素晴らしい歌唱力でバラードをしっかりと歌い上げることができるのです。このギャップには、女性もさらに魅力を感じてしまうことでしょう。

相手に合わせられる

自由を愛するチャラ男は、当然のようにファッションも明るく個性的です。目立ちたがり屋ということも相まって、服装も目立ちます。あくまでもそのような自分のスタイルを愛しているので、必ずしも、一緒にいる人と雰囲気が合うとは限りません。

しかし、モテるチャラ男の場合は、きちんと相手や周りに合わせることができます。自分の個性は捨てることなくバリエーションも幅広く兼ね備えているため、柔軟性が高いのです。

高い会話力と話題

話し上手なチャラ男たちですが、常にジョークや笑い話ばかりでは、その場を盛り上げることができても、やはり「深み」があるとは言えません。

モテるチャラ男の場合は、単に面白い話だけでなく、知識を必要とする雑学的な話題も提供することができ、しかも女性が興味を持つような内容をきちんと押さえているのです。

さりげないナンパ

チャラ男と言えば、まさにそのチャラさが売りなわけですが、いざ好みの女性をナンパする場面となった時、場所や時を選べるかどうかで差が出てきます。

空気が読めないチャラ男は、ベストなタイミングなど探りません。「その瞬間」を大切にしているので、ナンパしたいと思った瞬間が、行動を起こす時なのです。

しかしモテるチャラ男の場合は、誰もいない時や気づかれにくい時を見計らって、そっと声をかけてきたりメモを渡してきたりなどの「さりげないナンパ」をすることができます。男の真意はさておき、女性としてはそのスマートさに魅力を感じ、特別感を味わえることから、思わず誘いに乗ってしまうことも多いようです

モテる方法は、モテる方法ってあるの?まずは自分を見つめなおそう!を参考にしてください!

まとめ

チャラ男にはいくつかの共通する特徴がありつつも、人によって特有の魅力を出せる人と、出しきれずに空回りをしてしまうようなタイプがいます。
あなたの周りにチャラ男がいるならば、どういうタイプでしょうか。隠れチャラ男という見た目だけでは判断できないタイプも存在しますが、やはり例外なく今回紹介した特徴のどれか、または複数に当てはまるはずです。

いずれにしても、チャラ男は必ずしも毛嫌いするような存在ではなく、場合によっては必要とされることもあるかもしれません。彼らには彼らならではの「特長」もしっかりとありますので、あまり先入観ばかり持たずに、その良さも探りながら接していくことが大切ですよ!

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