魅力的だなと感じるのは、相手に何かしら感じるものがあるからです。恋愛中は束縛しても相手の心を縛ることはできませんが、魅力では相手の心を惹きつけることが出来ます。色っぽい人は魅力的ですよね。でも色気ってどんなことをいうのでしょうか?
色気とは?
色気とは、ただ単に性的に惹きつけられるということだけではありません。いやらしい意味ではなく、その姿や立ち振る舞いなどの行動や発言、考え方にも「色気」と表現されます。色気というのは、明らかに目にできる形あるものというよりも、どこか漂うものであるという印象が強いですよね。
具体的に「色気のある人」というと、どういった有名人を想像するのでしょうか?
色気のある有名人は?
とても有名な色っぽい人の代表格といえば、アニメの「ルパン三世」に登場してくる峰不二子です。色っぽいがゆえに、いろんな行動をとっても周囲の男たちが許したくなってしまうのでしょう。
他にも旬な芸能人でいえば、壇蜜さんや橋本マナミさん、椎名林檎さんや杉本彩さんも色気のある女性として人気があります。華やかで美人であることも共通していますが、それぞれに彼女たちしか持っていない魅力が集結したものを色気と呼ぶのかもしれません。
でも美人だからといって、どんな綺麗な人も色っぽいかというとそういうわけではありません。では女の色気とは何なのでしょうか?
女の色気とは?
女が認識する女の色気
女性は「女性の色気」というものをどんな風に認識しているのでしょうか。女性の情報誌やファッション誌に登場する男ウケメイクやファッションは、多くが化粧がバッチリで体のラインを強調したものであったり、肌をどこか露出した服装です。それが女にとっての女の色気なのだと思われているからです。
女性が自分らしく思ったことをするよりも、男性が好むような媚を売るような態度や、いやらしい視線を相手に向けるようにしたり、性欲をかき立てるようなボディタッチなどのストレートにエロスを前面に出せば、色っぽくなれると思っているかもしれませんが、女性の思惑に反して、男性は女性と全く異なるところを見て色気を感じています。
それでは男性は女性の色気をどう感じているのでしょうか?
男が認識する女の色気
男性がドキッとしてしまうとよく言われるのは、ふとした瞬間に見せた切ない表情や、仕事をがんばって取り組んでいるところであったり、しっかりしている人なのにどこか隙があったり、知的なのに天然なところの部分が垣間見えたりといった女性が認識している色気とは、全く違うところにあります。
色気のベースは知的であること
ベースにはしっかりした知的な女性という印象を持っているところが色気のポイントにあります。知的というのは、勉強ができるということではなく、賢いのにそれを表に出さずに秘めている女性ということです。何か想像力をかき立てるような隠し持ったものを感じさせることを色気と言います。
男性が色っぽいと感じる時は、必ずしも露出した服装や露骨やセックスアピールをしている時ではありません。それよりも目に見えない想像力をかき立てるものに「もっと知りたい何か」を感じさせる女性に色気を感じるようになります。
男の目を意識している
また色気のある女性は他人の目をとても意識しています。少しの外出でも自分が魅力的に見えるような見え方を研究していたり、五感に訴えかけるような女性らしい服装や身のこなしを学習していることも共通しています。それはいやらしいものではなく、自分をよりよく見せようという努力です。本人が意識していない色気を磨くのは難しそうですよね。
でも五感に訴えかけるような色気の表現の方法ならあります。
色っぽい女性の共通点とは?
嗅覚に!いい香りの女性
それまで意識していなかったのに、すれ違った時や近づいた時に良い香りがした時にそのことが印象に残ったり、心を奪われてしまったり色気を感じて魅力的に思ったりします。男性の記憶に残りやすい1つの要素として香りがあげられます。
香水や体臭などの嗅覚に刺激がいきます。そのまま脳に刺激され、健康状態をも改善させるという「プルースト現象」は恋愛関係の発展に大いに役立っています。
好みのブランドの香水やアロマで気になる人を惹きつけるという方法もありますが、香りはかなり好みが分かれるものなので、つけすぎて臭いと思われないようにしたいところです。
清潔感は前提にある
色気のある人の前提には、清潔感があります。体や身なりを綺麗にして、なおかつ清潔にしている人には触れたいと感じますが、不潔な人の場合は色気がうんぬんよりも近づきたくないという心理が強く働きます。
色気を身に付けたい人は、まず清潔感を徹底するというのも案外近道かもしれません。
視覚に!姿勢と服装
相手の内面や性格を知らなくても、第一印象で色っぽいなと思う人はいますよね。それは姿勢や立ち振る舞い、服装から感じ取れるものだからです。
立ち姿や座っている時に猫背ではなく、背筋がぴんと伸びていて凛とした印象であったり、歩く姿勢も颯爽としていたり、テキパキしている姿は色気を感じるポイントです。
また行動の中にもしなやかさを感じると、女性らしい色気を感じるといいます。例えば物を渡す時にも事務的にパッと渡すのではなく、少しゆっくり渡されるとその行動に注意が行って、色っぽく思ったりするのです。
男性が色気を感じる服装は必ずしも共通ではなく、流行や男の好みのものというよりも、その女性が似合っているものを身につけていることが重要になります。その人らしさが輝くような似合った服装であれば、色気が出てきます。色気も怪しい色気もあれば、太陽の下で輝くような健康的な色気もあるのです。
それでは逆に色気が遠のいてしまうような行動はどんなものなのでしょうか?
色気が遠のく行動とは?
その人らしい魅力が色気に変わる時もありますが、いくら自分らしいと言っても、相手がびっくりしてしまうような行動は色気とは結びつきません。色っぽく感じられない行動を見ていきましょう。
大声で口を大きく開けて笑う
人を一番魅力的に見せるのは、笑顔の時です。楽しいことや幸せそうな時に最高の笑顔になると素敵ですが、それも行き過ぎると色気とは遠ざかってしまいます。あまりにも大きな声で笑っていたり、口が大きく開いたまま笑うと、楽しいことやその表情よりも豪快であるという印象が勝ります。色っぽい笑顔とは程遠い印象になるので、注意したいところです。
露出が多すぎたり、カッチリした服装
先にも述べたように、女性は色気をストレートなエロスと混同してしまいがちです。見えそうで見えない服装だと、見えていない服の下はどんな風になっているのかを想像してドキドキしたり、色気を感じます。でも露出が多いとそうした想像力をかき立てる必要がなくなります。色気を感じさせない代わりに、男性に与える印象は「すぐにでもエッチさせてくれそう」といった軽そうな遊びの女の印象です。注目を浴びるかもしれませんが、それが色気には直結していないということを知っておきたいですね。
逆にどこにも隙がないようなかっちりした服装も色気を感じさせません。あまりにもガードがかたすぎて、親しくなるチャンスがないように感じられるからです。露出をしすぎたり、逆に全く寄せ付けないような極端な服装ではなく、ほどよくあなたらしい服装を心がけたいもの。
不潔に感じる!食べ方が汚い
男性がデートや食事を一緒にしたいなと感じている時には、少なくとも魅力を感じていたり、好意的である時です。食事中の会話に夢中になって、自分の食べ方を気にしていない人も多いでしょう。でも一緒に食事をしている人は、あなたの食べ方をかなりチェックしています。口に物を頬張っているのに、会話をしていると口の中の食べ物が見えて汚らしいと感じます。
他にも箸の持ち方が違っていたり、テーブルマナーが間違っていたり、食べる時に音を立てていないかというところもチェックポイントになります。
下ネタが度を越している
恋愛の話が発展して、下ネタになってしまうとその話に正直なところ男性は引いてしまうようです。お酒の場などで楽しくなって、つい話が弾んでしまっても適度にしておかないと、あなたの色気に惹かれて来たはずなのに、ドン引きされてしまう可能性もあります。
拒否せずともうまく交わしたり、相手をドキドキさせる程度にしておく方が良さそうです。
早口で高い声で話す
声が低音でゆったり話す人に色気を感じる人は多いようです。早口でまくしたてるように話す人は、色気とは程遠い印象になってしまいます。色っぽいというよりも、良くてもアイドルのように可愛らしい印象で終わってしまうでしょう。
またあまりに言葉数が多いと、うるさいといった印象も与えてしまいます。色っぽい印象を与えたいのであれば、ゆったり話すことを意識していきましょう。
スカートなのに足を開いている
女らしい服装を意識しても足が開いていると、せっかくのファッションも台無しになってしまいます。下着が見えてしまいそうで男性はそこに視線を送るかもしれませんが、それは色気ではなくただの下心に応えているだけになってしまいます。
常に足元を意識することによって恥じらいを持っていることが大切です。だらしのない人だと思われないようにしたいですよね。
まとめ
色気と一口に言っても、人によって色気の感じ方も、色気の漂い方も異なるので一概には言えません。でもテレビ越しで見た芸能人の色気を感じるなど、具体的に形ではなくても確実に人の感覚に訴えかけるものがあります。強烈に印象を残したり、一目で恋に落ちてしまうほどの刺激が集約された色気は、1日では作り上げることはできません。
何かに夢中になっている姿がいつの間にかあなたらしい色気になっています。他人と比べずに、あなただけの色気を身につけていきたいですね。