読んで字の如く、好き避けとは「好きなのに避けてしまう…」という行動のことです。こういった気持ち、わかる人にはわかると思うのですが、された方は自分のことを嫌いなんだと思ってしまうことも多々あるようで…。恋愛って複雑ですよね。
今回はこんな好き避けをしてしまう男女の心理や特徴、見分け方をご紹介していきます。
好き避けしてしまう心理
好きなのにそっけない態度を取ってしまう。避けるような行動をしてしまう人はなぜそんなことになってしまうのでしょうか。それは、彼もしくは彼女が、好きな人を前にして不安・緊張という心理状態に陥ってしまっているためです。
そういった心理状態から相手のことを意識し過ぎてしまいいつも通り振る舞うことができず、その結果相手のことを避けてしまうということに。嫌われていると思っていたあの人も、もしかしたらあなたのことを気になってるゆえの好き避けなのかもしれません。
好き避けをしてしまう人の特徴
では、好き避けをしてしまう人の特徴について紹介します。
プライドが高い
プライドが高いと、フラれるということは耐えがたい経験です。自分が傷つきたくないという思いから、好きだと悟られないように振る舞ってしまうことも。好きなのに興味がないふりをしたりして自分を守ってしまう人に多いです。
自信がない
自信がないと、ちょっとしたこと、例えば好きな人に話しかけるだけでも「嫌われたらどうしよう…」「変な人だと思われたらどうしよう…」といった具合に不安がよぎってなかなか好きな人と接することができません。結果、挙動不審になったり、その場をすぐ立ち去ろうとしてしまうなど好き避けをしてしまうのです。
シャイ
恥ずかしがり屋の人も好き避けをしてしまうことが多いです。シャイな人は自分から好きな人に近付いていくことができません。チャンスがあっても会話が続かなかったり、楽しいという感情を出せない結果、つまらなそうな印象を与えてしまったりします。
恋愛経験値が低い
好き避けは小学生の男子がよくする行動と似ていると言われます。しかし小学生男子も大人になり、経験を積むことでもう好きな女の子にいじわるをしたりしなくなります。
好き避けをしてしまう人は、上記のもともとの性格に加えて、恋愛経験を積む回数が少ないということも特徴でしょう。
好き避けする人がよくしてしまう行動
好き避けを行ってしまう人の行動面での特徴を紹介します。
目をそらす
なんとなく視線を感じて見てみると視線をそらされる。あなたの事が気になって仕方ないのに、いざ目が合うと恥ずかしくなってそらしてしまう。好き避けの典型的な行動のひとつと言えます。
近くにいるけど積極的に話さない
何人かで話をしていると、その中に必ずいるけど自分とは積極的に話してないという人。あなたのそばにいたいという思いから、なんとかあなたの近くまではいくけど話すところまでの勇気がないパターンです。
挙動不審になる
好きな人を前にすると、体のどこか、たとえば髪をずっと触りながら話したり、目が泳いだりと落ち着かなくなります。要は緊張してどうにか平静を保とうとしているけど行動に表れてしまっているようです。
逃げる
ふつうは、好きな人には近づきたいと思いますが、好き避けをしてしまう人はその前に「嫌われたくない!」という、行動にストップをかけてしまう壁があります。ですので、好きな人が近くに来ると、どうしていいかわからず、変なことを話したりして嫌われてしまうのではないかという思考になります。
嫌われるなら、印象に残らない方がマシ!と思ってそこから逃げてしまうのです。
ライバルに協力してしまう
自分がその人の事を好きだということを周りに知られたくない、そして傷つきたくないと思うあまり、ライバルの恋を応援してしまうことも。そう、彼ら彼女たちは、本当に恋に臆病なのです。
すぐに返信しない
LINEやメールなどですぐに返信が返ってこない。こういった場合、好き避けしてしまう人はすぐに返信すると好きなの丸出しだと思って返信しません。もしくはどう返せば良いかわからなくて文面を何度も直してやっとできた返信も送るまでにとても勇気がいる…。結果やっと返信できたのは次の日の朝ということも少なくないようです。
こういった相手の場合、返信のノリ悪いし脈なしかな~と思うのはまだ早いかもしれません。
メールの文面が敬語かつそっけない
そしてやっと返したLINEやメールの文面もそっけない。「自分には興味無いんだな」と思うのはまだ早い!
彼(彼女)はあなたに失礼な奴だと思われたくないから敬語になってしまったんです。好きなことをばれたくないと思ってしまってそっけない返信になってしまったんです。要は照れ屋で臆病なだけです。
2人になると話しかけてくる
プライドが高い人ほど、周りに自分があなたの事を好きなことを知られたくないと思っています。そうすると周りに人がいるときは全くあなたに話しかけてこないのに、2人っきりになったとたんに、今までが嘘だったように色々と話しかけてきます。
あなたのことをを知りたいしたくさん話したいけど、他の人に悟られたくないという思いからの好き避けです。
当たりが強い
これは小学生の時に、男の子が好きな女の子に意地悪するのと同じ感覚でしょう。大人になると、女性の好き避けに多く表れるようです。いわゆるツンデレですね。
わざと憎まれ口のようなことを言って、あなたとコミュニケーションを図ろうとしています。きっと女性らしくかわいくあなたと話すことが照れくさいのでしょう。
そっけないけど顔は笑ってる
必死であなたへの好意を隠してそっけない素振りをしますが、顔がにやついてしまっています。あなたのことをかわいい、かっこいいという思いが顔に表れてしまうのです。これは好き避けの中でも、かなりわかりやすい例ですね。
他の異性とは楽しく話す
あなたの事は避けるのに、近くにいるあの子とは楽しそうに話す…。彼はあの子を好きなわけではありません。なんの意識もしていないからリラックスして話せるのです。
そしてあなたの近くでそんなことをするということは、自分も異性とちゃんと楽しく話せるんだということを見せたいという願望も少しあるでしょう。プライド高めの人の好き避けによくある行動ですね。
会話を早く切り上げる
せっかく好きな人と話す機会があるのに、面と向かうと何を話していいかわからなくなり、変なことを言ってしまうのではないかという恐怖にかられ、「今日は早く帰らないと」などと言って席を立ってしまいます。
「意味わかんないよ~」と思うのも無理ないのですが、せっかくのチャンスを棒に振るい、彼もきっと反省しています。
敢えて友達を呼ぶ
例えば2人きりで話せる場面があっても、あえて隣の席の友達をこちらに呼んだりします。それは一人ではあなたを楽しませられないし緊張しすぎて何を話したら良いかわからないから、友達に助け舟を出してもらおう、もしくは友達がそこにいることで緊張を緩和させたいためです。
「まったく、勇気がないんだから!」と思わず、かわいいやつだと許してあげましょう。
がさつさやおばさんアピール
これは女性の好き避けに見られる行動ですが、好きな人の前でおとなしく女らしくしていることが妙に照れくさくて、男っぽさやがさつさをあえて全面に出してきたり、アラサ―女性などは「おばさんだから~」とあえて自分を自虐するようなことを言ってきます。こちらはちょっと切ない乙女心が感じられますね。
参考記事:好き避けをする女性の特徴って?好き避けをする女性の心理と典型的な6つの行動
嫌い避けって
好きで避けられている場合もあれば、嫌いで避けられている場合ももちろんあります。これを読み間違えると悲惨な思いをしてしまうかもしれません…。嫌い避けにはどんな特徴があるのでしょうか。
メールの返信が遅いもしくは無い
好き避けの場合は、盛り上がらずとも必ず返信が返ってきます。もしくは他人行儀な内容であっても、あなたが失礼に思うようなことは書いてこないはずです。
しかし嫌い避けとなると、まず返信が来る確率が格段に下がります。そして帰ってきても、かなりテキトーです。
話しかけても無表情かつ無愛想
好き避けの場合、挙動不審になってしまうことはあっても、好きな人がいて無表情、無愛想でいるということはありません。これは残念ながら本当に嫌われているのかもしれませんね。
常に素っ気ない
嫌い避けと好き避けの”そっけない”には大きな違いがあり、嫌い避けのそっけないは常にそっけない。つまり、一貫性があります。しかし好き避けの場合は素っ気ないけど、気になるそぶりを見せたり、毎回態度が微妙に変化しているのです。あなたに対して一貫性を崩すことなく素っ気ない人ならば、それは残念ながら脈なしでしょう。
頼みごとは絶対断る
好き避けの場合、ちょっとめんどくさそうな表情を浮かべながらも内心は頼られて嬉しいので、頼まれごとを引き受けてくれたり、わからないところを教えてくれます。
しかし嫌い避けの場合は絶対に引き受けません。大人ならあからさまには態度に出さないでしょうが、「忙しいから無理です」など、とりあえず断られます。
冗談を言っても無反応
ジョークを言った時に、好き避けであるなら、上手く返せなくてもとりあえず笑顔は見せてくれます。しかし嫌い避けの場合はせいぜい嘲笑や冷笑がいいところです。無表情という場合もあるでしょう。
想像してみるとホラーですね。しかし冗談を言ってみるのが一番手っ取り早い見分け方かもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?あなたの周りにも好き避けに当てはまる行動している人はいませんか?その人はもしかしたらあなたの事が好きなのかもしれません。
それにしても、好き避けと嫌い避けの判断はなかなか難しいですね!好き避けの行動って普通に考えたら、「自分に興味ないんだな」と思うのが普通ですもんね。鈍感な人はなかなか気づかないかもしれません。
基本的に好き避けをする人はプライドが高かったり、シャイなので自分が傷つくことを極度に恐れています。ですので、彼らの好き避けにもおおらかに構えて優しく接してあげることで、関係が変わってくるかもしれませんね。
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