気になるあの人のことをもっと知りたい!2人きりで会ってみたい!とは思っていても、デートに誘うタイミングやきっかけがつかめずに悩んでいる人は多いものです。
初めてのデートの場合、誘って断られたら気まずいし、一度失敗すると後からはなかなか挽回できないので慎重になりますよね。相手にYesと言ってもらいやすいスマートなデートの誘い方を紹介します。
デートに誘うきっかけ
デートに誘うには、相手との距離をある程度縮めておく必要があります。自己紹介、メルアド交換、世間話程度の会話をそつなくこなせる程度には仲良くなってから誘いましょう。
デートは目的ではなく手段だと心得る
デートすること自体を目的としてはいけません。デートは、お互いの人柄や魅力を相手に知ってもらい、さらに関係を深めるための手段です。デートというシチュエーションにこだわりすぎず、相手ともっと仲良くなるためにはどうしたらいいだろうか?という柔軟な視点を忘れないようにしましょう。
本当に好きな人となら、近所のコンビニへ買い物に行くだけでも、立派なデートです。逆に気の進まない相手とであれば、高級レストランであっても「接待」となってしまいます。
お出かけへのハードルを下げる
相手のことをよく知らないうちに「デートしましょう」と誘うと、自分も相手も身構えてしまうことになり、なんとなく面倒くさくなってしまう可能性があります。それを防ぐためには、デートと悟られない程度の気軽なお出かけの提案がいいかもしれません。具体的には
「○日に駅前の美容院に行くんだけど、午前中で終わるんだ。せっかくきれいにしたのにそのまま帰るのはもったいないから、その近所のお店のランチに付き合ってくれない?」
「仕事の展示会が○○であるんだけど、自分以外の人の意見も聞きたいから一緒に行ってくれない?お礼にお茶くらいおごるよ!」
というように、時間や目的がある程度限定されていると、相手もお出かけ内容がイメージしやすく、断ったとしても日程があわなかったせいにできるので、双方ともにダメージが少ないのです。
イベント、流行ものを利用する
街には季節それぞれのイベントがたくさんありますよね。今しか行けないイベントに相手を誘うのも有効です。
「○○の試合をスポーツバーで一緒に観戦しようよ!」
「○日までの美術展の前売り券買っていたけど、もうすぐ終わっちゃうんだ。次の週末空いてたら一緒に行かない?」
「○○に季節限定の料理を食べに行こうよ」
「新しくオープンした○○のお店行った?一度見に行ってみない?」
など、相手が興味がありそうなものに一緒に行くプランを提案してみましょう。そして、もし断られたとしても、イベント自体は他の人を誘うなり、一人でも行くなりして実行することが重要です。
後日、「行って来たよ!」と報告して、相手が「今度は一緒に行きたいな」と言うかどうかで脈のありなしを読むことができますし、「自分が断ったせいでお出かけを楽しめなかったんだ」と相手に罪悪感を感じさせなくて済むからです。
お礼またはお詫びとして誘う
仕事や学校で相手に借りを作り、お礼やお詫びとして食事に誘う方法もよく使われています。
「この前借りたノートのおかげでテストうまくいったよ。ありがとう!お礼に何でも好きなものごちそうするね」
「今回は自分のミスで迷惑かけてごめん。この案件が落ち着いたらお詫びに○○をおごるよ」
など、デートは割り勘派の人もこの誘い方をする場合は、自分がおごるという姿勢を見せましょう。
もちろん相手に助けてもらったことが円満に解決していることは大前提です。
気になるあの人をデートに誘いたいという気持ちは、勉強や仕事を頑張れる良いモチベーションになりますね。
応用編として、自分が何か良い成果を出して、相手に褒められたときに、
「ご褒美に○○行きたいから一緒に付き合って!」とお願いしたり、
逆に相手が何か良い結果を出したときに
「お祝いに美味しいもの食べに行こう」と誘ったりする方法も使えます。
断られにくい誘い方
これまでは断られても、ダメージが少ないソフトなデートの誘い方を紹介してきましたが、相手に断られにくい誘い方をする「攻め」の戦略も紹介します。
自分のペースに巻き込む
既にデートすることを決定事項のように扱う方法です。具体的には、以下のような会話の流れをイメージしてください。
「休日は何してるの?」
「うーん、コーヒーが好きだからカフェめぐりとかかな」
「へぇ。自分もコーヒー好きなんだ。気が合うねぇ。あ、○○にある△△ってお店知ってる?」
「知らないです」もしくは「名前は聞いたことあるけど行ったことないんです」
「コーヒーとセットに出来るパンケーキが絶品らしいよ。今度食べに行こうよ」
「あ~いいですね」
このように、相手の興味に乗っかる形で、断りにくい会話の流れを作っておきます。
そして
「この前言ってたコーヒとパンケーキの店行くの、いつにする?」
と、一緒に出かけることを決定事項として扱い、日程を相談してしまいます。
ここまでして断られた場合は、残念ながら相手にまったく脈がないか、既に恋人がいる可能性が高いでしょう。
何度か断らせる
相手が都合が悪いだろうと思われる日程、プランを提案して、何度か断らせます。
「明日は、もう予定入っちゃってるよね?」
「えぇ残念ながら」
「○日は?仕事で忙しいんだっけ?」
「うん。ごめんね。」
「じゃあ、来週の土曜は?」
という風に、相手にあなたからの提案を断り続けると悪いなと思わせて、本命の日程を承諾させる方法です。相手から別の日程の提案があるようなら、尚良いですね。
「とにかくずーっとずーっと忙しい!」と言われたら、残念ながらこちらも脈はないでしょう。
デート内容を具体的にイメージさせる
初めてのデートの場合、相手は「楽しくなかったらどうしよう」とか「いきなり変なことされないだろうか」など、何らかの警戒をしている場合もあります。そういった不安を取り除くためにデートの時間や内容を具体的にイメージさせます。
「午前中、映画を見たらその近くに新しくオープンしたパスタ屋さんがあるからそこに行ってみようよ」
「夕方から○○方面で用事があるから、それまでの間、2時間ほどカラオケに付き合ってくれない?」
など、相手が心の準備をしやすいようなプランを具体的に提案します。
相手に選択肢を与える
「水族館と動物園、どっちに行きたい?」というように相手に行き先を決めてもらいます。
この場合、実は「どちらにも行かない」という選択肢もあるのですが、2択で選ぶように誘導しているので結果として相手はデートを承諾していることになります。
同様に日程を決めるときや、デートの途中にも相手に決めてもらう場面を与えるといいでしょう。
「○日と○日だったらどっちがいい?」「2軒目に行く?それとも少し散歩する?」という具合です。
2段階で誘う
営業テクニックなどにも応用されている心理学の二段階要請法というものがあります。二段階要請法には2種類あります。
■ドア・イン・ザ・フェイス
最初に承諾するのが難しいお願いをして、断られたらそれより簡単なお願いをする方法です。要求レベルを下げることで相手にOKをもらいやすくします。
「○○さんって、料理上手なんだよね。手作りのお弁当食べさせてよ」
「いや、無理です!」
「じゃ、○○さんの好きな料理を教えてよ、一緒に食べに行こう」
本音のお願いは2回目に言うのがポイントです。ちなみに、ドア・イン・ザ・フェイスという名前はセールスマンが訪問販売をする際、購入を断られた後に「話だけでも聞いてください」と言って相手のドアを開けさせるテクニックに由来しています。
■フット・イン・ザ・ドア
ドア・イン・ザ・フェイスとは逆に最初に簡単なお願いをして、承諾してもらい、2回目以降に本音のお願いをする方法です。一度相手の要求に応えると次の要求も断りにくくなるという心理を利用します。
「○○君、カメラ詳しいよね?今度新しいデジカメ買いたいんだけど、おすすめを教えてくれない?」
→「教えてくれてありがとう。良かったら週末に一緒に家電量販店に見に行ってくれない?」
→「今日はついて来てくれてありがとう!疲れただろうからご飯でも食べようか」
という風に、徐々にお願いレベルを引き上げていきます。フット・イン・ザ・ドアという名前も同じく、セールスマンが片足をドアに入れてドアを閉めさせないようにしてから商談に持っていく方法に由来しています。
直球勝負もあり!
デートに誘いたい人とすでに仲良くていい雰囲気である場合、直球で誘う方法も時には有効でしょう。相手との距離感を冷静に見極める必要があり、勘違いして痛い目にあうリスクもあるので注意してください。
「これから2人で飲みに行こうよ!」とシンプルに誘うもよし、
「○○さんのこともっと知りたいので、一度デートしませんか?」とストレートに誘うのもいいでしょう。
「デート」という単語を使うことで、相手に恋愛の気配をグッと意識させることが出来ます。
まとめ
デートに誘ったり誘われたりという付き合う前の曖昧な関係は、相手の気持ちが読めなくて悩むことも多いですよね。大切なのはデートに誘うまでの段階ではなく、デートによって2人の楽しい時間がどれだけ作れるかどうかということです。
上手なデートの誘い方というのは、相手に不快な思いをさせずに自分の希望をいかに伝えられるかどうかにかかっています。ここに紹介した様々な作戦を駆使してぜひ幸せなデートを成功させてくださいね!
関連記事として、
・付き合う前のデートの注意点は?手をつなぐのは攻めすぎかも!
・好き避けをしてしまう人の特徴とは?心理状態ってどんなふう?
これらの記事も合わせてお読みください!