恋人が欲しい時や付き合いで合コンに参加する人は少なくありません。どんなきっかけであっても、そこで運命が変わるような出会いがあるかもしれません。人の印象は、大体第一印象で決まってしまいます。好印象を与える自己紹介はどんなものなのでしょうか?
目次
合コンでの振る舞いがその後に関わる!
第一印象が大切!初頭効果
心理学でも有名なのが、会って10秒ほどで印象が決まってしまうこと。どんな風に相手に思われたかによって、扱い方も全く異なってきます。今後の人間関係にも大きく関わってくるので、第一印象は良いものにしておく方が絶対にお得です。心理学では「初頭効果」といいます。
一度かたまってしまった印象が、その後にくつがえすことは難しいです。最初の印象が大切だという見方が初頭効果です。
話してみて印象が変わった!親近効果
初頭効果とは逆で、会話や物事の最後の印象が強烈に頭に残るのが親近効果といいます。第一印象で良いイメージを与えられたら良いですが、それがうまくいかない場合はあるでしょう。そんな時には別れ際で好感を持ってもらえるようにすればいいのです。
心理学的にも合コン中に自己紹介をするのは、どのタイミングが良いのでしょうか?
自己紹介はどのタイミングがベスト?
自己紹介のタイミングについて紹介します。
会が始まってすぐがベスト
席についてすぐがベストです。初対面同士は相手の名前もわからないし、どんな背景を持っていて、今は何をしている人なのかもわからないことが多いです。
会の始めの段階であれば、もし第一印象でうまくいかなかったとしても、会の最後までには印象を挽回できるかもしれない「親近効果」を狙うことも可能です。
うやむやにすると、誰が誰なのかわからない
いかにも合コンという雰囲気が苦手で、全員一緒のタイミングで自己紹介を行わない場合もあります。その場合には隣の席の人とだけ話しをして、遠くの席の人のことはあまりわからなかったというケースも出てきてしまいます。
近くの席の人とは話せたけれど、全体としてはどんな人がいたかわからなかったということを避けるためにも自己紹介はした方が良さそうです。では具体的にはどんな内容を話しておけばいいのでしょうか?
自己紹介、何を話せば良い?
自己紹介で名前や年齢、住んでいるところや出身地を言うのは、定番です。それ以外に何を話せば楽しい合コンにつながるのでしょうか?特に話しておくべき項目をご紹介しましょう。
週末や休日の過ごし方
仕事でどんなことをしているのか話すのも盛り上がりますが、ビジネスの話ばかりになってしまうと、プライベートではどんな人なのかイメージしにくくなってしまいます。
仕事で自信があっても、仲良くなるために休日はどんなことをして過ごしているのかを積極的に話しましょう。具体的な時間の過ごし方を伝えると、話しを聞いている人が「この人と一緒だったらどんな休日を過ごすことになるんだろう」と想像しやすくなります。
趣味は何か
その人らしさや人柄が出るのが趣味です。興味があることや好きなことを話す時には、笑顔が多くなりキラキラした表情が多くなります。でも実際にあなたが夢中になっている趣味でも、女性向けではない趣味もあるので、注意しましょう。
例えば女性が引いてしまいやすいのは、萌え系キャラが多く登場するようなアニメ鑑賞やフィギュア収集の趣味です。反応にも困るし、その熱い思いを語られたところで、恋愛関係には発展しようとは思いにくくなってしまいます。むしろ恋愛対象外が決定づけられしまう確率が高くなるので、言わないでおきましょう。
相手の関心を惹きつける話題作り
いくつか趣味がある人は、相手が興味を持ちそうな趣味を話すのもいいでしょう。例えばミステリアスな印象を求めているのであれば、趣味を「ポエム」と言ってみるのも手です。どんなポエムを書くのかも気になるし、面白いものならその場が盛り上がります。
一緒に旅してみたいと思ってもらえるような「ひとり旅」という趣味もいいでしょう。どんな場所に行ったのか、写真を交えながら話をすることもできますし、SNSで写真をアップしたなら、そこからさりげなく友達申請をしてもらえる可能性もあります。連絡先交換も合コンの中で重要なポイントなので、きっかけ作りとしてもいいでしょう。
最初からデートをするよりも、みんなでワイワイすることから始めたいのなら、団体スポーツや仲間と遊ぶことを話してみてもいいかもしれません。スポーツ観戦など応援に行きたいと提案してくれるかもしれませんし、「今度見においでよ!」と話すこともできます。
デートができることを想像して話す
真実を言ってしまうことよりも、趣味や休日の話をするのは、この人とならどんなデートが楽しめるのかとイメージできることが重要なのです。
合コン中の後にデートに誘いやすいのは、趣味や休日の話で意気投合した場合です。「今度行ってみようよ」と繋がれば大成功です。
話しかけやすい自己紹介の一言って?
自己紹介をしても話しかけにくいのは、あまりにも固そうだったり、返事をしてくれなさそうだったり、面倒な印象が残ってしまう場合です。自己紹介の中でこんな言葉を使ってみましょう。
ニックネームを先に提案する
名前が覚えにくかったり、なかなか人と打ち解けるまでに時間がかかる人には、あらかじめこちらからニックネームを提案してみましょう。「〇〇って呼んでください」と伝えると、相手も最初は遠慮しながらも呼んでくれるでしょう。
あまりにも変わった名前や、呼ぶ側が恥ずかしくなるような名前はNGです。相手が「なんで?」と聞きたくなるような由来のニックネームがある場合は、自己紹介中に合コン相手がどよめく可能性があるので、「あとで由来を聞いてください」と言えば、話しかけるきっかけにもつながります。
フレンドリーでオープンな印象をつける
真剣交際の相手をすぐに探そうとしたり、好みのタイプを発表してしまうと、それに該当しない相手は残念に思ったり、話すチャンスを失ってしまいます。「いろんな人と親しくなりたいです」と告げることで、人を条件で見ることなく、分け隔てなく接する雰囲気に好感を持ってくれやすくなります。
趣味や得意分野を発表する
資格の勉強やスクールに行っていたり、特に他の人よりも詳しいことがある場合はそれを初めに伝えておきましょう。熱中していることがわかると、相手も話しかけるきっかけになります。「〇〇の分野なら任せてください」と言っておけば、それに興味を持っている人や、あなたに好感を持った人が「〇〇について知りたいんだけど」と話しかけてくれるでしょう。
酒好きやグルメをアピール
美味しいものが好きだったり、お酒に強い場合も魅力として伝えられます。特に好きな料理やお酒を自己紹介の時に伝えて、「おすすめのお店があれば、教えて下さい」と言えば「〇〇漁料理が好きです」と話しかけてくれます。大切なのは、合コンの相手が話しかけやすいことや、その後につながること。
人見知りを先に伝えておく
話すのが好きな人は自己紹介を楽しくアレンジすることも可能ですが、話下手だったり人見知りの人はどうすればいいのでしょうか?受け身で草食が好きな人もいます。何も言わずに静かに黙っているよりも「話を聞くのが好きなので、話し上手な人は憧れます」や「人見知りで緊張しているので、話しは聞く方が得意です」と伝えると、あなたに合った接し方をしてくれやすくなります。
聞き上手は、引き出し上手というイメージもあるので、相手が興味のありそうなことを聞いてあげると会話がおのずと弾むでしょう。
ギャップ萌えを狙う
見た目が強く見えたり、おとなしく見られがちな人は、先にギャップを自分で伝えてしまいましょう。意外に話しかけやすい!と思ってもらうためにも「怖そうって言われますが、犬や動物が大好きです」と優しい印象を持ってもらうような自己紹介をしましょう。
名前をすぐに覚えてもらう方法とは?
自己紹介ではとにかく名前を覚えてもらうことが重要になります。印象があまり残らない人の名前はいつまで経っても覚えてもらえないもの。相手に名前を覚えてもらうために、名前にもインパクトをつけてみてください。
漢字を説明して、頭にイメージさせる
名前を間違えられやすかったり、一発では聞き取れないような名前は漢字でイメージをさせると、伝わりやすくなります。珍しい漢字の人は、ケータイの画面で名前を表示させたりすると印象つけられます。
ニックネームと共に名前を伝えたい場合なら、「林という名前なので、キキと覚えてください」といった方法でもOKです。アイデア勝負であなたの名前を印象つけましょう。
有名人の名前を引き合いに出す
テレビで活躍している有名人と同じ名前なのであれば、「あの有名芸能人とは違って、ダンスも演技も歌も苦手な〇〇です」と言えば、相手もイメージしやすくなるでしょう。
性格とのギャップで表現する
名前と一緒に性格も印象づけたいのであれば、「性格はうるさいですが、『しずか』と言います」などギャップとともに伝えましょう。他にも「私もシャワーを浴びるのが好きな『しずか』と言います」のようなものでもOKです。大切なのは、相手に名前をイメージしやすくすることです。
NGな自己紹介って?
せっかく自己紹介をするなら、あなたの印象を下げないものにしたいですよね。ここからは避けるべき内容について触れていきましょう。
内輪ネタで誰もわからない話題
一緒に参加している仲間には大ウケでも、内輪ネタだと初対面の相手にはなんのことだかさっぱりわかりません。知っていけば楽しい話題でも、あなたに初めて会う人にかまわずその話を続けると「初めてなのに不親切な人」といったイメージを持たれてしまいます。
痛いとしか思われない武勇伝
昔は結構悪かったといった過去の武勇伝は、かなり不評です。過去の栄光を自慢しているつもりでも、今のあなたのことが知りたいと思っていたり、それを聞いてどうコメントしたらいいのかわからないといった感想を持たれてしまいます。
そこまで知りたくない!過去の恋愛遍歴
モテて仕方なかったといった過去や、失恋の話、生々しい夜の情事の話はあなたの印象を少しも良くしません。恋愛の傾向やなぜうまくいかなかったかが相手に見破られてしまう他にも、あなたと新しく恋愛をする気にならなくなってしまうからです。
まとめ
自己紹介に与えられた時間は短くても、あなたの魅力をアピールするには十分な時間と言えます。
相手があなたの名前と、どんな人であるかがざっくりつかめると、その後の連絡のやり取りの際にも伝えやすくなります。2時間以上は食事を楽しんだり、時間を共有をするのですからいい時間になるように工夫をしていきたいですね。
関連記事として、
これらの記事も合わせてお読みください!