知らない番号から電話がかかってくることってありませんか?そんな時、貴方はどうしていますか?電話にでてしまったばかりに、時間をとられたり変な契約を結ばされたりと問題になることもあるそうです。
それになぜ自分の電話番号を知っているのか?と不安になりますね。そんな時に慌てないように情報漏えいの謎と対処法をご紹介しましょう。
目次
知らない番号からの電話 あなたはどうする?
知らない番号から電話がかかってきた時にどうするかを紹介します。
知らない番号ならすぐに出ない
友人・知人、または仕事関係での知り合いなら基本的に登録していますね。それなのに表示されないというのは、知り合いではない迷惑電話の可能性が大です。ただ最近名刺交換をした、就職活動をしている、というような場合はその関係かもしれません。
しかし、就職活動ならば留守番電話にメッセージが入っているでしょうし、履歴書など送付した際に登録するように癖つけておけば、電話があった際も安心して出ることができるので、登録するようにしておきましょう。そして仕事で初めて電話してくるような場合は何度か連絡があるはずです。すぐに出ないで、名刺などで確認するようにしましょう。
サイト等で番号を確認する
その知らない電話番号をサイトで検索してみましょう。今は会社や、事業所などはインターネットで検索できます。検索するとその番号がどういう人・会社なのかわかる場合が多いです。
意外と思ってもみなかった依頼したばかりのクリーニング店だったり、スーパーで買い物をした際の問い合わせだったりしますが、急を要するものではありません。焦って電話にでて、めんどくさいことに巻き込まれないようにしましょう。
気になるなら「184」(イヤヨ)を頭につけて電話してみる
「184」の番号を知っていますか?これを電話番号の最初につけて電話をすると、相手にはこちらに番号が非表示になります。
なので相手側にこちらの情報がわからないように確認する時には有効です。誰からの電話なのか?を確認し、勧誘などの電話やマンション業者なら「間違えました!」といってすぐ切りましょう。非通知なので相手は折り返しの電話とは分かりません。
着信拒否を設定する
怪しいと思っていて、その後もしつこいようなら着信拒否設定をしましょう。携帯電話には番号ごとに拒否ができる設定方法があります。分からなければショップにいって教えてもらいましょう。嫌な顔せず教えてくれますよ!
本当に理由があるなら、きっとかけてくるはず…
電話にでなきゃ!と急いで出てしまうことがありますね。しかし、急を要する電話って多いですか?確かにこちらから掛けると通話料がかかってしまう為、ついつい出なきゃ!と思いますが、本当に用があるなら時間をおいて掛けてくるはずです。営業の電話の場合は次から次へと掛けているので、その日中に掛かってくるということはほとんどないのです。
そして自分が掛ける立場になって考えてみるとどうでしょう?「今はタイミングが悪かったのかな?じゃあ、もう少ししてから掛けよう」と思いませんか?必要な電話ならまた掛かってくるものです。
リダイヤルを目的とした電話
「ワン切り」って良く聞きますね。これも意外な商法が隠されていますので、すぐに電話し直したりするのはやめましょう。どういう商法かというと、携帯電話などに1~2回だけコールして相手の携帯に着信歴を残します。相手がそれを見てそのままリダイヤルをするのを待っているのです。その電話先はアダルト系や怪しい出会い系へ転送されるシステムになっていて、高額な通信料、サービス購入を目的としています。そして不当請求・架空請求へと繋がっていくのです。
最近では件数は減っていますが、無くなっているわけではないので、注意してください。
もし間違って出てしまったら…
名前を名乗るのはやめておきましょう。営業の電話なら貴方が名簿通りの人なのか?とまず確認します。電話に出ても名前は名乗らず、「はい。もしもし」とだけ言って相手が何と言うか待ってみましょう。
そして○○さんですか?と聞かれたら「どちら様ですか?」と聞いてみましょう。本当に用件がある会社・相手なら名乗るはずです。そこで電話の主が知っている人ならば「こんにちは」「お世話になっています」で大丈夫です。
なぜ自分の電話番号が知らない人に漏れているの?
知らない人に自分の個人情報がなぜ洩れているのか不安ですね。その理由についてご説明しましょう。
自分でいつの間にか記入している
アンケートや応募サイトなどに自信の個人情報を入力していませんか?ショッピングモールやサイトの会員登録などで電話番号や年齢を記入していませんか?それを元に名簿作成され個人情報を扱う業者間でやりとりされています。大手の企業だから安心…というわけではないのです。
職業記入や年収などプレゼント・アンケートに関係ないような事まで、詳しく記入・入力しないといけないサイトはやるべく避けましょう。そして個人情報を記入しないといけないものはなるべく控えましょう。またどうしても記入・入力しないといけない場合、記入する情報は少なめにしましょう。
オンラインショッピングなど…
自分の銀行口座番号やカード番号などを入力しないといけない事が多くありますね。自分はどれくらいのサイトに登録しているかわかっていますか?
もし情報が漏れた場合の対処を素早くするため、やみくもにたくさんのサイトに登録するのは控えましょう。現金や振込での支払いが出来るのであれば、それを使用するのも方法の一つですね。
就活中などは知らない電話に出たほうがいい?
特に就活生・就活者に対してですが、企業側は担当者が席をはずしたりする場合にそなえ、折り返しの電話は不要ということで、あえて「非通知」で電話しているところもあるようです。
そんな事情もあり、就活をされている人は電話にでたほうがいい場合もあるでしょう。たくさんの人が応募しているような場合、次の人にチャンスをとられてしまう可能性もあるかもしれません。
そして「どこからだろう?」と迷わないためにも、応募した時は担当部署の電話番号は登録するようにしましょう。ただし、企業ではひとつの部署でも複数の電話回線を使っていますので、必ずしも登録した番号でない場合もあることは頭に入れておきましょう。
大切な電話だった場合 折り返す際のマナーは?
折り返しの電話を掛ける際、注意することがありますのでご紹介しましょう。
賭け直す前にチェックすべき事は…
履歴書などにメールアドレスを記入しているならば、電話を賭け直す前にメールのチェックもしておきましょう。電話が繋がらなかった際にメールで連絡をしているかもしれません。慌てて掛けて「メールで連絡していますが…」と言われないようにしましょうね。
掛け直す際には場所に注意しましょう
折り返しの電話を掛ける際、場所に気をつけましょう。あわてて掛けて電車や車の音でうるさくて聞こえにくかった…となると、印象はよくありません。メモが出来るように準備をして、静かな場所で掛けましょう。
留守電にメッセージがあった場合
まずはメッセージをよく確認しましょう。相手側が「また改めて連絡します」と言っている場合は待っていても大丈夫ですが、就職活動ということから意欲的にアピールするということであれば、すぐに折り返しの電話をしたほうがいいでしょう。ただ、時間帯には注意が必要です。
お昼の休憩時間や、勤務時間が過ぎているような場合は避けたり、翌日の始業時間から少し時間をおいてからがいいでしょう。
例として「○○と申します。△時△分ごろお電話をいただいていたので、折り返しのお電話をさせていただきました。◇様はいらっしゃいますでしょうか」という具合です。
相手が離席している場合などでお話し出来なかった時は、自分の都合いい時間をお伝えして電話を切りましょう。
「この後ならいつでも電話に出ることができますので、再度お電話をいただけますようお伝え下さい」「○時~○時は都合が悪いので、その時間以外でお電話いただけますとうお伝え下さい」、在席している時間を確認して「改めてこちらからお電話致します」等々、状況に合わせて貴方の状況をお伝えしておくと、また電話に出れなかった…という行き違いを避ける事ができます。
留守電にメッセージが無かった場合は?
調べた後に応募した企業からの電話だとわかった場合は、自分の名前を名乗り、電話いただいた時刻を伝えるとスムーズです。
例として「○○と申します。△時△分ごろお電話をいただいていたので、折り返しのお電話をさせていただきました」という風に伝えましょう。
そして担当の方と話すことができたなら最初に「お電話いただいていたのに、出れなくてすみませんでした。今、お時間はよろしいでしょうか?」と話すといい印象を持たれるでしょう。
もし相手側の担当者が不在などで電話した用件も不明なようならば、再度電話が掛かってくるのを待ちましょう。
折り返す時、注意することはこちらから電話をしているので、相手側の都合はわからないということです。相手は仕事中なので、会議中や商談中などで電話をしているタイミングではないかもしれません。そんな時は「また電話する」という風にいわれるかもしれないということを理解しておきましょう。そして「お忙しい中、失礼しました。よろしくお願い致します」と言って電話を切るといいですね。
就活中であれば、知らない番号から電話があっても取るのがマナーでしょう。不在着信の場合は折り返しの電話をしましょう。
まとめ
いかがでしたか?基本的に知らない電話番号なら出なくても大丈夫ですが、就活など、アクションを起こして連絡を待っている時は出たほうがスムーズに進みます。もちろん自分が何かの問い合わせをしている場合もその返事かもしれませんので出るようにしましょう。
それ以外の場合なら、サイトなどで番号確認をしてからのほうが安心して電話できます。ケースバイケースですが、個人情報をやみくもに記入したりすることも辞めておきましょうね。