告白とは人生において自分を異性に認めてもらえるかどうかの勝負。それに打ち勝つかどうかは、あなたの手腕がかかっていると言っても過言ではありません。と大それたことを言ってしまいましたが、告白はする方もされる方もガタガタ震える一大イベント。
それが無ければ将来は無かったのよ、と先々話のネタにもなる重要なターニングポイントでもあります。いろいろ悩みに悩んでその時を迎える告白のその時のお役にたつ告白に至るまでの過程からベストな場所までお教えします。
相手の性格を察して
相手に気持ちを伝えるということは、出来れば付き合ってほしいというラブコールでもあります。
でも押しの強さでいけばいいのかゆっくりとタイミングを計って伝えればいいのかわからない場合も。人によっての告白のシチュエーションをここで伝授したいと思います。
大人しい人
大人しい人を好きになって告白したいな、と思ったらあまり押しが強くない方がいいと思います。まずはやんわりと世間話をしながら少しずつ自分の存在を知ってもらうというスタートがベストです。
押しが強いままの勢いで相手に告白してしまうと、相手はその勢いで断るに断れず、気持ちもないままあなたとのお付き合いをOKすることに。
それはゆくゆく長くは持ちません。ゆっくり育てるというのが良い雰囲気に発展させるコツかと思います。
皆を楽しませるムードメーカー
グループの中でムードメーカーになるほどの明るい人に惹かれるというのはよくあること。それは皆といる相手がとてもキラキラしていて魅力的に見えるからです。
そういう人に告白しようと考えると、どうしてもおしゃらけた雰囲気になりがち。それでは一世一代の告白の瞬間が冗談で終わってしまう場合もあります。
明るい人はいつも明るい訳ではなく、人間ですから憂いを帯びた表情で佇んでいる時もあります。人といるとどうしても明るく振舞おうとする人は余計に一人の時間がとても静かだったりします。
一番いいのはそういう一人の時間にそっと二人になれること。なかなかそういう一面は見せないという人が多いかと思いますが、明るい人には静かに気持ちを伝えることをお勧めします。
ちゃんと目を見て真剣に思っていることを伝えましょう。
頭のいい人
頭のいい人は、勘ぐるところも頭がいい人が多いです。今まで友達の様だった人が急に態度が変わってどうしようと想像してしまっていることもあります。
そうなればそのままストレートに好きなことを伝えるといいと思います。頭のいい人には回りくどい言い回しはやめた方がいいですね。
早く言ってよ!と急かされてしまうと考えに考えた告白も台無しになってしまいます。
頭のいい人には少し強引に顎クイや壁ドンといった今流行のシチュエーションでもいいかもしれません。
告白のタイミング
タイミングを計る告白の時というのは、この人は私(または僕)のことを考えてくれているというアピールにもなります。焦る気持ちを落ち着かせてタイミングを見てみましょう。
傷心ではないか
相手が彼氏や彼女と別れたばかりや、失恋して間が無いということはないですか?
傷心の時は確かに優しい言葉を掛けると心にスッと入ることは可能です。でもそれは傷を負ってしまったことによる割れ目に入り込んだにすぎません。
よくそういう傷心の時に近づいてきた人と一夜を明かして、などという話も聞きます。それほどに自分を大切にするより、心の隙間を埋めることで落ち着いてしまう危険があるのです。
でも相手を思うのであれば、絶対それは避けた方が無難です。後々傷ついてる時に声をかけてきたよね、と話を蒸し返されでもしたら言い返すこともできなくなりますし、そんな時を利用したんだと思われてしまったら亀裂が入ってしまうことも。
よくよく相手の様子を見てみましょう。
仕事・学業で多忙ではないか
相手のスケジュールを大体把握できる立場にいればわかりやすいですが、とても疲れてそう、とか課題に追われてそう、という雰囲気が醸し出されているのであれば、時間を置いた方がベター。
告白というのは相手に受け止めてほしくて伝える言葉です。それを伝えたいはずの相手にそこまでの余裕が無ければ告白が無駄になってしまうことも。
タイミングは自分が相手に投げかけた言葉がどう受け止められるかが大きく左右されます。
これは告白だけにとどまらず、普段の言葉づかいにも関係します。
相手のことを把握してタイミングを計りましょう。
誰かを亡くしたりして喪失感のあるときではないか
前出の傷心ではないか、のところでも書きましたが心の隙間に入るような告白は避けた方がいいです。
ましてここでお教えするのはご家族や肉親、友達を失ったりそんな辛いことの後ではないかということです。もうあの人と逢えないという喪失感たるや半端なく深く大きいものです。
そんなことのあった直後ならもっと間を置いて、まずは相手の状況をよくよく見てあげることが大切です。すでになんでも話せる友達なら下心などなしで寄り添ってあげましょう。
本当に支えたい、と思うあなたの献身的な気持ちはきっと感謝として相手の心に残ることでしょう。
出逢ってどれぐらいの期間か
告白のタイミングは出会ってどれぐらいの期間なのか、ということも前提になってきます。
よく聞くのが相手と出会ってから3ヶ月以内が、告白の成功率が高いととされているということ。
何もそれ以外はダメかというとそうではなく、出会って3ヶ月辺りだと相手のことを知るにはまだまだ足りない期間なので、一緒にお互いを知ろうというスタートを彼氏彼女として迎えるということだと思います。
それ以上の期間が経っているなら、相手のことを分かった上で好きになったということですから、相手のことを知るという過程を越えて恋人になれるチャンスです。
ただ出会ってからの期間が長くなればなるほど、もし別れたとしたら後友達に戻るのは難しいということは肝に銘じておかないといけません。
告白のタイミングについては、告白するタイミングはいつがベスト?場所や時間帯は?を参考にしてくださき。
告白のタイミングの失敗例
告白を焦るあまり失敗だったという人も少なくありません。そこで失敗例というのもここに載せてみました。
告白は電話やメールなどではしない
これは逢える人に限って言えることですが、逢って言えればいいけれどつい気持ちが先走って電話でそっと伝えてしまったりしたことはないですか?
この、電話で告白するというのは言ってしまった後に、中途半端に続く沈黙でいいかダメなのかを判断してしまう怖さがあります。下手をすれば返事を焦って相手に声で詰め寄ってしまいそうになってしまいます。考える余裕があるかどうかは相手の目を見て表情で判断するのが一番です。
そして、メールで伝えてしまうこと。これは手紙など自筆の文字ならいいのです。ではなぜメールなどがダメなのか。これも相手の出方を焦ってしまうからです。
SNSや特にLINEなどは既読になって返事を待ちわびます。相手は返事に戸惑っていても送った自分は返事を焦ってしまいます。
電話にせよメールやLINEにせよ相手の返事を焦ってしまうツールは、告白する側もされる側も相手を待たせることを悪としてしまいますので、出来るだけ避けましょう。
酔った勢いで告白しない
これは言語道断です。多少のお酒であってもそれって酔った勢いで言ったことでしょう?と言われても、真実を伝えても最初の出だしがあまりいい印象にはなりません。
気持ちを伝えるのはお酒の力は借りないようにしましょう。直接伝えるのが怖い時は前出にあるように手紙などをそっと渡してみましょう。
勇気のいることですが、気持ちを伝えるのに何かに力を借りるより不器用でも自分のやり方で告白してみましょう。
出来るだけ深夜は避けて
デートで告白するのに深夜になってしまった、ということなら仕方のないことですが、何もなくいきなり夜遅くに相手を呼び出してということは避けましょう。
深夜というのはなぜか感情が昂ぶって相手を思う気持ちが高まってしまっています。あまりにも気持ちを伝えたい余り語気もキツめになりがちです。
せめて人が動いている時間に済ませるようにしましょう。その方が落ち着いて伝えられると思いますよ。
告白する場所
ここからはいよいよ告白する場所を載せていきましょう。どんなシチュエーションであなたは気持ちを伝えますか?
うるさくない場所
うるさくない場所というのは、二人の会話が聞こえないほど騒がしい場所は避けてということでもあり、ゆったり二人で話が出来る場所、でもあります。
出来れば二人っきりになれる場所がいいですが、広い公園のベンチや海の見えるハーバーなどは雰囲気も出ていいかもしれません。
広い空間は人の気持ちをおおらかにしてくれる効果があります。
リラックスしすぎない場所
リラックスしてしまう場所といえば、どこが思いつきますか?
そう、家です。
確かに告白自体は相手に受け止めてもらうためであり、家というシチュエーションはもってこいかもしれません。
でも家というとリラックスできるうえに完全に閉鎖された空間でもあります。そこで告白されたら相手はどうリアクションを取ればいいかわからなかったりします。
相手に返事を考えさせてあげる余裕、リアクションに困らないようにする余裕を持たせてあげるには、完全な閉鎖空間はタブーです。
もし万が一、あなたのことをそこまで想っていなかった場合、友達に「家で告白されたんだけど」、と話をされたらちょっと心苦しくなりませんか?
告白はして終わりではなく、スタートです。それを考えると良い印象はスマートなのが一番です。
二人が初めて会った場所
ここって覚えてる?二人が初めて会った場所なんだけど…。と切り出しやすい場所が、二人が初めて会った場所です。
え?なんでここに?というところからスッと、実は…あなたのことが…と話題を告白へと持っていきやすい場所でもあります。
少しドキドキもありながら、その場所を忘れていないくらいあなたのことが好きなんだということを印象づけるにはもってこいです。
ただそこが居酒屋などだと、ちょっと難しいのでそんな時は出た後になぜ連れて来たかったかを話してみて切り出してみましょう。
まとめ
いかがでしたか?
告白というのは言う方も言われる方もドキドキの心臓バクバクな一瞬ですが、相手を思う気持ちを伝えたくなる衝動は、人間一度は経験するものです。
そんなつもりはなかったのに、誤解されてしまうような告白にならないように、一生心に残るような素敵なひとときを迎えられますように応援しています。
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